HubSpotのフォーム機能は、簡単にフォームが作成でき、WEBサイトにコードひとつで埋め込みできたり、単体でフォームとして表示させたりでき、非常に便利です。フォーム機能は、HubSpotの中でもよく使う機能のひとつかと思われますが、少し前に以下のような現象に見舞われ、解決するまでに少し時間を要してしまいました。今回は、そんなフォーム機能に関するTipsをお届けしたいと思います。
今回、以下のような「コンタクトに関する項目」というコンタクトにあるプロパティをフォーム上で表示させることを想定して見ていきたいと思います。
HubSpotのフォーム作成画面に移って、上記項目が出てくるかを見てみたいと思います。以下がHubSpotのフォーム作成画面です。この画面で検索ボックスに表示させたいプロパティの名前を入れると、候補のプロパティがその下に出てくる仕様になっています。
今回、「コンタクトの項目」というプロパティを表示させたいと考えているので、検索ボックスに「コンタクトの項目」と入れます。しかし、検索を行っても候補のプロパティが出てきません。
なぜ、対象のプロパティが表示されないのでしょうか?また、指定のプロパティを表示させるようにするにはどのように設定すればよいのでしょうか?具体的な解決策を次の章でみていきたいと思います。
では、ここからはHubSpotのフォームで表示されなかったプロパティについて見ていきたいと思います。今回は、コンタクトのプロパティに設定してあった「コンタクトの項目」というプロパティを見ていきます。
コンタクトのプロパティの設定を見るためには[設定]から左側のデータの管理内にある[プロパティ]を選択し、[プロパティ]のタブにて該当のプロパティを選択します。今回は「コンタクトに関する項目」というプロパティの設定を変更したいので、そちらをクリックします。
プロパティの編集画面へを遷移したら、[ルール]というタブを選択します。すると、この中に[フォーム、ポップアップフォーム、ボットで表示]という項目があります。ここにチェックをつけましょう(下記の画面上ではクリックがついていますが、HubSpotフォームに表示されなかった際は、ここのチェックボックスが外れてしまっている可能性が高いです)。このチェックボックスが外れていると、HubSpotフォーム上では表示されなくなってしまいます。チェックをつけたら、保存します。
保存が完了したら、もう一度、HubSpotフォームに戻りましょう。先程と同様に検索ボックスにて「コンタクトに関する項目」を検索してみます。すると、今回はコンタクトプロパティとして表示されました。これでフォーム内にプロパティとして設定できるようになりました。
フォーム上で設定を行った[フォーム、ポップアップフォーム、ボットで表示]というチェックボックスはプロパティ作成時にはデフォルトでチェックがついている状態になっているので、フォーム上に表示されない…ということはあまり起こらないかもしれないですが、もしこういった状況に陥ってしまったらプロパティの設定を確認して見るようにしましょう。
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