HubSpotのオリジナルソースは、リード(コンタクト)が最初にどの経路からサイトへ到達したかを自動で判別する項目です。なぜ重要かというと、どのチャネルが商談や顧客につながっているかを可視化し、マーケティング投資の配分を最適化できるからです。たとえばオーガニック検索・有料広告・SNS・メールなど最大10種類に自動で分類され、さらにドリルダウン項目でキャンペーン名や参照元まで追えます。本記事では、オリジナルソースの種別と意味、ドリルダウンの見方、そして流入経路を正確に記録するための設定ポイントを解説します。
HubSpotのオリジナルソース01
HubSpotには”オリジナルソース”というコンタクトのプロパティがあります。これは、そのコンタクトがどういった経緯で作成されたのかを判別するもので、自動で値が付与されます。また、あとから編集することも可能です。このオリジナルソースは、リードがはじめて生成されたときに付与されるもので、その後自動で変更されることはありません。したがって、そのコンタクトがどういった経緯で生成されたのか、を識別するために有用な項目となります。
このオリジナルソースをもとに分析を行うことで、どういった経緯でリードが作成されることが多いのか、また、そのリードがどのくらいの収益を生み出しているのかROIを算出することもできます。
HubSpotのオリジナルソースは主に以下の9つの種別に分かれています。
それぞれ、自動で付与されるのですが、どういった定義になっているのかについても見ていきましょう。
| オリジナルソース | 定義 |
| オーガニック検索 | Google、Bing、Yahooなどの検索エンジンによる無料の検索結果に由来するもの |
| 検索連動型広告 | 検索連動型広告キャンペーン(Google 広告など)に由来するもの |
| Eメールマーケティング | 以下のパラメーターのいずれかに「email」の値を含むメールリンクに由来するもの
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| オーガニックソーシャル | ソーシャルメディアのウェブサイトまたはアプリに由来するもの
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| リファーラル | 貴社ウェブサイトへのリンクを設置している外部サイトに由来するもの |
| 他のキャンペーン | HubSpot上で作成されたトラッキングURLに由来するもの |
| 直接トラフィック | ブラウザーにURLを直接入力した人、またはサイトへの流入前に全てのパラメーターを除去した場合に由来するもの |
| オフラインソース | データインポートを行ったものや、メール拡張機能によってHubSpotのコンタクトに入ってきたもの |
| ソーシャル(SNS)広告 | 有料のソーシャルキャンペーンに由来するもので、上記オーガニックソーシャルからのもの |
HubSpotのオリジナルソースは、検索連動型広告やオーガニックソーシャルといったソースの下にさらに詳細の情報も保持しています。
上記3つの項目として持っていますが、例えばオーガニックソーシャルと言っても、さまざまなSNSがあります。それぞれ、前提となるオーディエンスが異なりますので、それぞれのSNSで行う施策も変わってくるかと思いますので、どのSNSから流入したのかについてもわかるようになっています。
| オリジナルソース | ドリルダウン1 | ドリルダウン2 |
| オーガニック検索 | 検索語句(取得可能な場合) | 検索エンジンのサイト |
| リファーラル | 参照元ウェブサイトのドメイン | 参照元ウェブサイトのURL |
| オーガニックソーシャル | ソーシャルメディアのサイト | URLの「utm_campaign」パラメーターから取得したキャンペーン名 |
| Eメールマーケティング | URLの「utm_campaign」パラメーターから取得したキャンペーン名 | HubSpot Eメール名 |
| 検索連動型広告 | URLの「utm_campaign」パラメーターから取得したキャンペーン名 | 検索語句(取得可能な場合) |
| ソーシャル(SNS)広告 | ソーシャルメディアのサイト | URLの「utm_campaign」パラメーターから取得したキャンペーン名 |
| 直接トラフィック | エントランスURL | 該当なし |
| 他のキャンペーン | URLの「utm_campaign」パラメーターから取得したキャンペーン名 | ソース/メディア |
| オフラインソース | オフラインチャネル/ツール/プラットフォーム。例: IMPORT、SALES、 API、BATCH_UPDATE、CRM_UI、MOBILE_IOS、SALESFORCE、BOT、MEETING、EXTENSION、PRESENTATIONS |
特定のオフライン媒体 (例:BCC_TO_CRM、business-card-scanner、salesforce-createdby、addMessageUser、addViewer) |
Q. HubSpotのオリジナルソースとは何ですか?
A. コンタクトが最初にHubSpotに記録された流入経路を自動判定する項目です。オーガニック検索・有料検索・SNS・メール・リファラルなど最大10種類に分類され、リードの由来を可視化できます。
Q. オリジナルソースはどこで確認できますか?
A. 各コンタクトのプロパティ「元のソース(Original Source)」で確認できます。リストやレポートのフィルタ・列にも追加でき、流入経路別にコンタクトを分析できます。
Q. 「ソース ドリルダウン」とは何ですか?
A. オリジナルソースの内訳を示す補助項目です。ドリルダウン1・2で、具体的な検索エンジン名やキャンペーン名、参照元URLなど、より詳細な由来を確認できます。
Q. オリジナルソースは後から上書きされますか?
A. 原則として最初に記録された値が保持され、その後の行動では上書きされません。手動での修正は可能ですが、正確な効果測定のため通常は変更しない運用が推奨されます。
Q. オリジナルソースを正しく記録するための注意点は?
A. トラッキングコードを全ページに設置し、広告やメールのリンクにUTMパラメータを付与することです。これによりキャンペーン単位の由来までドリルダウンで正確に判別できます。
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