この記事では、全世界で6000社以上が導入しているMA(マーケティングオートメーション)ツールのMarketo(マルケト)についてご紹介します。
マルケトは、リードナーチャリングやチャネルの統合、マーケティングROI解析において特に定評のあるMAツールで、導入によりマーケティング活動の効率化や顧客との接点の最大化が期待できます。
Marketo(マルケト)には、マーケティング活動の効果を高める様々な機能が実装されています。
マルケトの最大の特徴は、「顧客対応のパーソナライズ化」が実現できることです。顧客の興味や関心を引くには、それぞれに最適なタイミングで、それぞれが求める情報やコンテンツを、それぞれに合わせた手段(電話、メール、訪問など)で対応する必要がありますが、企業がそれを行うのは大変な時間と手間を要します。しかし、マルケトを導入することで、大幅な効率化と生産性のアップが期待できます。
具体的には、下記に挙げるような機能が備わっており、パーソナライズ化した対応をすることが可能です。
・顧客の行動に合わせてメッセージを送信する機能(サイト訪問時やメールの送信時など)
・匿名のサイト訪問者にもパーソナライズ化したコンテンツを表示する機能(IPアドレスで判別)
・顧客のデバイスに合わせてコンテンツを表示する機能(パソコン、モバイルなど)
なお、マルケトの価格やプランに関してはHPに公開されていないため、詳細を確認したい場合は、マルケト社への問い合わせが必要になります。
マルケトの運営を行っているマルケト社は、2006年に創業し、アメリカのカリフォルニア州サンマテオに本社を置いています。
マルケトでは、自社製品「マルケト」の開発の他に、導入や活用を支援するコンサルティングサービスを提供しています。また、教育関連のビジネスも展開しており、マーケティングやマルケト製品の使い方を学ぶことができるサービスや、「Marketo Certified Expert」という資格試験の実施を行っています。
マルケト製品のユーザーのためのコミュニティの運営も行っていて、ユーザーのマーケティングや製品に関するノウハウについての意見交換の場になっています。
マルケトには、600社以上のパートナー企業が加入している「LaunchPoint」から他社のシステムと連携することが可能です。
Salesforceなど世界的に普及しているCRM/SFAをはじめ、コミュニケーションをとるツールとして利用される「slack」や「chatwork」、データ分析を行うことができる「datorama」や「FORCAS」、動画を活用することができる「Brightcove」や「J-Stream」など、多種多様なソフトウェアが対象となっています。
顧客のパーソナライズ化を実現しやすくしてくれるMAツール、マルケト。マス広告の効力が弱まり、顧客ひとりひとりに合わせたコミュニケーションが重要視されるようになった今、MAは企業のマーケティングを手助けしてくれる非常に便利なツールと言えます。
顧客へのきめ細かいフォローやマーケティングの効率化には、MAツールやCRM/SFAの導入が必須と言えます。
弊社トライエッジでは、マルケトと並んで評判のMAツールHubSpotの導入・運用支援を行っています。MAをどのように自社の業務に生かしてマーケティングを行うかお悩みの方は、ぜひ弊社トライエッジのコンサルタントにご相談ください。