Sales force社が提供するマーケティングオートメーションツール「Pardot」(パードット)は、マーケティング業務を自動化・効率化し、戦略的なコミュニケーションを可能にするツールです。この記事では、そのツールの特徴・機能・メリット・価格および本ツールを提供しているSalesforce社について、幅広くご紹介します。
この記事の目次
1 Pardotの特徴、使い方ここでは、Pardotのおもな特徴と使い方について説明します。
Pardotは、同じくSalesforce社が提供する世界No.1の営業支援システム「セールスクラウド」と連携することで、顧客接点プロセス全体を管理することができます。これがPardotの一番の強みです。そのため、セールス全体や、マーケティングから営業活動までの全てのプロセスを効率的に行いたい方には、Pardotがおすすめです。
具体的には以下の特徴があり、マーケティングからセールスまで一連の流れを効率的に行えます。
Pardotでは、WEBサイトやメールはもちろん、 さまざまなチャネルを使って新規見込み客の獲得を行えます。デジタル広告と連携すると、狙った先にピンポイントでリーチすることができます。
Pardotを使うと、顧客それぞれに見合った提案が可能です。SalesforceとPardotを連携させることでアプローチすべき顧客を漏れなく進捗の管理することが可能です。
Pardotでは、それぞれの見込み客に優先順位をつけることができます。これにより、優先順位の高い見込み客をターゲットにして商談を進められます。そのため、営業活動の効率が上がります。
Pardotは、Salesforce Engageと連携させると、顧客ごとの行動を把握することができます。そして、優先順位をつけた見込み客に効果的な営業活動を行えます。また、メールソフト(GmailやOutlook)と連携させることも可能です。
Pardotの基本的な使い方は以下の流れになります。
配信の基本的な機能に加えて、最新のデータベースから最もアクティブなリードをピックアップしてメール送信することなどもできます。
テンプレートを用いたランディングページの作成が可能です。そのため、これまで知識と時間が必要とされたランディングページも、初心者が短時間で作成することができます。
これまでのキャンペーンと比較することが可能です。また、キャンペーンの全体感を瞬時に把握できます。
スケジュールに組み込まれている予定のイベントや、過去にいつどのようなイベントやキャンペーンを行ったのか、把握することができます。
Pardotのプランや価格体系についても説明します。Pardotには、Growth、Plus、Advancedと3種類のライセンスがあります。いずれも年間契約で、最大コンタクト数は10,000です。
Growthは、ごく標準的な機能を備えたマーケティングオートメーションです。月額15万円で使用することができます。
Plusはアナリティクス機能を搭載したマーケティングオートメーションで、月額30万円での使用が可能です。
Advancedはイノベーションを実現する高度なマーケティングオートメーションで、月額は48万円となっています。
引用: https://www.salesforce.com/jp/
Salesforce(セールスフォース)社は、世界第4位のソフトウェア企業です。また、CRM市場で世界No.1のマーケットシェアを誇るCRMプラットフォーム「Salesforce」を、15万社以上の顧客に提供しています。
セールスフォースは、従業員の生産性を向上させ、チームの連携を強化し、顧客のロイヤリティを高め、そして売上を増やしています。日本国内では、今話題を集めている「セブン&アイホールディングス」、「RIZAP」社などが代表的なユーザーです。
最先端のテクノロジーを用いて、常に顧客に最大の価値を与えるのがセールスフォース社の特徴です。今後も、信頼、成長、イノベーション、平等、四つの価値を大切にしている同社からは、様々なイノベーションが出てくることが期待されます。
引用: https://www.salesforce.com/jp/
Pardotは、Saleseforce.com社が提供するCRMツール「Salesforce」と連携することで、より強固な顧客管理が可能になります。
たとえば、集めた情報から顧客セグメンテーションが簡単に行えるようになるため、顧客属性に合わせたマーケティングが展開できます。また、GmailやOutlookなどのメールサービスと連携すると、見込客の行動に合わせた営業活動が展開できます。そのため、競合他社より素早く営業活動ができ、機会損失を減らします。
Pardotは、世界一のCRMツール「セールスフォース」を擁するSalesforce.comが提供しているMAツールで、セールスフォースとの連携により顧客全体の管理を行うことができます。これは、他のMAツールにはない強みと言えるでしょう。セールスフォースをすでに使っている企業や、マーケティングツールにかける予算が潤沢にある企業には、ぜひおすすめしたいMAツールです。
ただし、セールスフォース社の製品は、全体的に高額で、中小企業やスタートアップには手を出しづらいことがデメリットとして挙げられます。コストパフォーマンスの良いマーケティング施策を行いたい方には、弊社トライエッジが数ある手法の中から、それぞれの企業にぴったりの方法をご提案します。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。