メールマガジンは、オンラインマーケティングで効果的にユーザーアプローチする手法として、現在も多くの企業が採用しています。この記事でご紹介する「MailChimp」は、メールマガジンのコンテンツ作成から配信までを一括で管理できる便利なメール配信ツールです。MailChimp自体はアメリカでサービスをスタートしていますが、日本でも幅広く活用されています。
この記事の目次
1 MailChimp(メールチンプ)の機能や使い方
MailChimpはアメリカ発のサービスであるため、現在は英語版のみの対応です。しかし、視覚的にわかりやすいインターフェースで画面が構成されているため、多少の英語力があれば利用が可能です。
メルマガを作成して配信するだけではなく、顧客の状態に応じて自動でメール配信をする「オートメーション機能」が大きな特徴です。
MailChimpの機能には、メールマガジンの作成・送信、顧客情報の登録・管理、Facebook・Instragram・Googleと連携した広告配信があります。その他にステップメールというマーケティングオートメション機能が実装されています。
ステップメールとは、ユーザーの状況に応じて配信内容・時期を自動的に調節し、メールを配信する機能です。以下のような要素に合わせて、ユーザーごとにメールを自動配信します。
MailChimpの登録は、WEBサイト上から行います。メールアドレス、ユーザ名、パスワードを入力し、登録したメールアドレス宛に来る仮登録案内メール内にあるリンクをクリックすると、アカウントが正式に作成されます。
グラフィックインターフェース上で全ての操作が行えるため、HTMLメールのような比較的難しいメルマガの作成も、テンプレートからメールフォーマットを選択し画像素材をドロップするだけで作成できます。ユーザー側が触れる文面は、全て日本語訳することが可能です。
MailChimpの料金プランには、無料プランと有料のビジネスプラン(1ヶ月10ドル)、プロプラン(1ヶ月209ドル)があります。
無料プランでは、受信者数が2,000人まで、1ヶ月に送信できる通数が12,000通までです。カスタマーサポートは、利用開始してから最初の30日のみとなります。マーケティングオートメーションも無料で利用できますが、細かいステップメールの設定は利用できません。また、MailChimpが提供するメールフォームのロゴもMailChimpのロゴとなります。
一方、有料プランでは配信数は無制限です。カスタマーサポートは利用開始してから30日以降も利用できます。MailChimpが提供するメールフォームのロゴは自社ブランドのロゴに変更することができます。
メルマガ単体でのマーケティングを行うのであればMailChimpは使い勝手が良くコストパフォーマンスの高いツールですが、顧客管理やWebマーケティングと連携してメールを効果的に活用したい場合は、MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入がおすすめです。
弊社トライエッジでは、メールマガジンやWebマーケティングに適したMAツール、HubSpot Marketing Hubの導入支援や運用サポート、活用提案を行っています。顧客へのアプローチ方法やメールマガジンの活用法などでお悩みの方は、ぜひお問い合わせください。