HubSpotとは、営業活動や顧客管理、マーケティングの自動化や課題解決に役立つツールです。この記事では、HubSpotの特徴と導入のメリット・デメリットを解説します。HubSpotと相性の良い企業の特徴も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
1.1 HubSpot CRMHubSpotには4つのツールがあります。これらは単独でも、ニーズに合わせて連携させて使うことも可能です。営業、顧客管理、マーケティング、カスタマーサービスと異なる部門をスムーズに連携させ、効率的な仕組みを実現できるため、顧客満足度向上の足掛かりとなるはずです。
まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
HubSpot CRMは、効率的な顧客管理をサポートするツールです。基本的な機能は無料で使える点が大きな特徴です。HubSpot CRMには、顧客とのコミュニケーションの一元化、顧客情報の単一ビュー表示、条件指定による見込み客の絞り込み、広告効果の測定など充実した機能が備わっています。Eメールの一括送信は無料でも月2,000件まで行うことができ、その後の効果追跡も可能です。
インバウンドマーケティングを実現するツールで、MA(マーケティングオートメーション)と言われるものがこれに当たります。ランディングページやブログも作成でき、HubSpotが示すデータを基に常に最適化できます。SEO対策のための機能も万全、動画も埋め込みも簡単です。メールやSNSの反応測定機能も備わっています。
また、ナーチャリング設定やマーケティングのプロセス全体の自動化も可能です。視認性に優れたカスタムレポートも重宝するでしょう。
営業活動のプロセスを効率化する営業支援ツール(SFA)です。自動化機能が充実しており、顧客の反応に合わせたメール配信、コンテンツや施策に対する反応の記録・データ分析もできます。
リアルタイムなアラート機能も営業活動に大きく貢献するでしょう。見積書作成や電子署名、レポート作成などの機能も備わっておりプロセスの省力化が可能です。
顧客満足度の向上を目指すカスタマーサービスをサポートするツールです。メールやチャット、SNSなどあらゆる媒体で行う顧客とのコンタクトを一つの場所で管理できます。要対応の問題・課題はチケット化できるため確実な追跡、対応が可能です。
顧客を待たせないチャットボット機能もついており、蓄積されるFAQデータが顧客自身によるスピード解決を助けます。
HubSpotは、見込み客の段階から根強いリピータ―になってもらうまで、長期的な関係構築をサポートするツールです。顧客管理、営業、マーケティング、カスタマーサービスで得る個々の顧客情報を一元管理すれば、どの担当も同じ情報を把握できます。
顧客満足度の向上につながる仕組みの構築とともに、社内における業務効率化にも大きく貢献します。ここで、HubSpotのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
HubSpotは世界120ヶ国、12万社以上(2021年時点)で使用されています。個人事業主から大企業まで業種問わず幅広いユーザーがいますが、特に導入をおすすめしたいのが以下のような企業様です。
顧客管理にExcelやGoogleスプレットシートを使っていて、そろそろ便利なツールを導入したいと考えられている方にはHubSpotがおすすめです。HubSpot CRMなら多彩な機能を無料で活用できます。これまでCRMツールを使ったことがない方にも使いやすい設計です。
多機能で高いシェアを誇るSalesforceなどを使っているものの、実は使いこなせていないという声も少なくありません。多機能完備であるゆえに、使うときにわかりにくい、使いづらいという声もあるようです。
HubSpotにも多彩な機能が揃っていますが、まずは無料でCRMを導入してから必要な機能だけを追加できます。無駄のない、自社に合わせた設計が可能です。
HubSpotには、企業のEメール活用や管理をサポートする機能が充実しています。顧客とのEメールのやり取りもHubSpot内で完結でき、かつ、共有情報にもなるのです。
一括送信をはじめ、反応に応じた自動送信やテキスト提案機能、自動分析による効果測定など、Eメールマーケティングに役立つ機能が備わっています。
HubSpotには、さまざまな使い方や活用方法があります。CRMの基本的な機能は無料で使用でき、自社の営業やマーケティング、カスタマーサービスの業務スタイルに合わせて、必要な要素だけで設計できる点が魅力です。
興味をお持ちの方は、ぜひ一度HubSpotソリューションパートナーのトライエッジにご相談ください。HubSpotの導入や運用はもちろん、その一歩手前の顧客情報整理や営業・マーケティングチームの構築からのサポートが可能です。