HubSpotにはフォーム作成機能が備わっており、WEBサイト上にお問い合わせ用のフォームや資料ダウンロード用のフォームなどさまざまな形でフォームを埋め込んでHubSpot上に顧客情報を貯めているかと思います。しかし、中には明らかにいたずらと思われるメールアドレスや競合他社の情報収集と思われるもの、明らかな営業目的のメールアドレスなどが含まれることがあります。今回はそうしたメールアドレスからフォーム送信ができないようにする設定について解説していきます。
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この記事の目次
WEBサイトにフォームを設定していると、日々さまざまな形で問い合わせがきます。商品やサービスに関する問い合わせはもちろん、採用に関する問い合わせや協業に関する問い合わせ、営業目的での問い合わせなどもあります。WEBサイトから問い合わせが来たと思って、内容を見に行ったら、営業目的の問い合わせだった…という経験も1度や2度ではないのではないかと思います。
HubSpotではそういった問い合わせをフォーム上で排除することができます。
HubSpotのフォームにて、フォーム送信してほしくないドメインを指定するには2つの段階で考える必要があります。
では、どのようにHubSpotフォームにて特定のドメインからフォーム送信できないように設定すればよいのかについて見ていきたいと思います。
まずは設定したいHubSpotフォームを[マーケティング]→[リード情報の収集]→[フォーム]から選択します。
ドメイン拒否を行いたいフォームを表示させたら、右側のフォームプレビュー画面にてEメールのセクションをクリックします。すると左側にて、Eメールセクションの設定画面が表示されますので、一番下に移動します。すると[ブロック対象のEメールドメイン]という箇所がありますのでここで設定を行います。
前項にて説明したHubSpotが独自に収集するドメインを一括拒否したい場合は[フリーEメールのプロバイダーをブロックします]という箇所にチェックを入れます。
※「リストを確認」というリンクにて、最新の拒否対象ドメイン一覧を見ることができます。
また[ブロック対象のEメールドメイン]という箇所に自身で設定したいドメインを指定することができます。ドメインが複数ある場合はカンマで区切ることで複数入力することができます。今回は
をブロック対象としたいと思います。これで保存すれば設定完了となります。
実際のフォームに設定したドメインのEメールアドレスを入れてみます。すると、以下のように注意書きが表示され、フォーム送信ができなくなります。
「ビジネス用のEメールアドレスを入力してください。このフォームにgmail.comからのアドレスを入力することはできません」
1点注意事項としては、上記フォームにおける
「ビジネス用のEメールアドレスを入力してください。このフォームにgmail.comからのアドレスを入力することはできません」
という文言は、現時点では変更することはできません。例えばBtoCビジネスを行っている場合には、この文言は適切ではないと感じるかと思いますので、BtoCビジネスを展開してる場合は、この機能は使わないほうが良いかもしれません。
HubSpotには、さまざまな使い方や活用方法があります。CRMの基本的な機能は無料で使用でき、自社の営業やマーケティング、カスタマーサービスの業務スタイルに合わせて、必要な要素だけで設計できる点が魅力です。
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