CRM Letter

目的に合わせたMAツールの選定ポイントをご紹介

作成者: Admin|2024/04/08 0:46:25

マーケティングオートメーションMA)ツールが市場に出回ってから10年以上が経過している現在、様々な企業からMAツールが提供されています。MAツールについてはそれとなく理解していても、いざ導入を検討する時に、どのMAツールが自社のマーケティング活動に適合しているのか悩むことが多いかもしれません。この記事では、そのような悩みを解決するために、それぞれの特徴に従ったMAツールについてご紹介します。

⇒⇒ CRM・MA・SFA活用の実践的な情報が配信されるメルマガに登録する

目的別に比較!MAツール

MAツールは、マーケティング活動を統合的に一元管理し、自動化と最適化を実行するツールです。ただ、各社が提供するMAツールはそのサービスを開始した起源が異なる為、得意とする分野や機能が異なります。この記事では、目的に応じたMAツールについてご紹介します。

 

BtoCに強いMAツール

Kairos3

引用:https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation

KAiros3は、月額5,000円から利用できる中小企業向けのMAツールです。メールマーケティングからサービスを開始したこともあり、メールに関する機能が充実しています。

 

Probance

引用:https://www.probance.jp/features/

Probanceは、AIによる機械学習により顧客データを分析し次の打ち手を自動的に実行できることを強みとしています。フランスに本社を置く企業が提供していますが、日本語にも対応しています。

 

IBM Watson Campaign Automation

引用:https://www.ibm.com/jp-ja/marketplace/digital-marketing-and-lead-management/details

IBM Watson Campaign Automationは、マーケティングオートメーションに必要な一通りの機能がそろっています。IBMの堅牢なセキュリティによって確保された、安定したサービスが定評です。

 

BtoBに強いMAツール

SHANON MARKETING PLATFORM

引用:https://www.shanon.co.jp/products/

シャノンマーケティングプラットフォームは日本のMAツールです。 統合型マーケティング支援SaaS市場で7年連続シェア1位を受賞しており、充実した機能に国内企業から定評があります。

 

SATORI

引用:https://satori.marketing/

SATORIは、月額100,000円から利用できる国産MAツールです。サービス名からもわかるように、潜在顧客に対してアプローチできるのが特徴です。

 

Hubspot

引用:https://www.hubspot.jp/products/marketing

HubSpotは月額36,000円から利用できるMAツールで、インバウンドマーケティングを軸とするマーケティングオートメーションを特徴とします。全プランに対してCRMを無料で提供しています。

 

大規模MAツール

Adobe Marketing Cloud

引用:https://www.adobe.com/jp/marketing/campaign.html

Adobe Marketing Cloudは、集客からクロージングまでをワンストップで提供するBtoC企業向けMAツールです。大企業向けでほぼ一通りの機能が備わっています。高機能なため、一定のトレーニングが必要です。

 

Oracle Marketing Cloud

引用:https://www.oracle.com/jp/marketingcloud/home.html

Oracle Marketing Cloudは、BtoBを主軸とする大企業向けのMAツールです。MAに必要な機能にはほとんど対応しています。外部ツールとの連携にも柔軟に対応しているのが特徴です。

 

MAツールを選ぶ際のポイント

BtoB向けかBtoC向けか、集客フェーズに強いがリード獲得後のロイヤリティ育成に弱いなど、MAツールによって得意分野が異なります。自社マーケティングにおける課題を明確にした上で、各MAツールのコンサルティング担当者かMAツールを取り扱っている代理店に相談することが賢明です。

MAツールを扱うにはそれなりのトレーニングが必要となります。トレーニングを提供しているか、サポートが充実しているか、あるいは社内にMAツールを扱える人材的リソースがあるかという点も考慮に入れておく必要があります。社内の人材リソースをMAツールに割くということができない場合は、代理店に運用をお願いすることも一つの手です。

 

選定の目的

MAツールが数多くある今、使用するツールの選定自体が企業にとって大きな負担となっているケースも多いかもしれません。

MAツールの機能が多大で複雑なシステム構成となっているため、MAツール間の差分が見えづらいというところにもその原因があります。ただ、選定すること自体がゴールではなく、マーケティング活動の効率化とより良い結果を得るということが目的となりますので、前述のポイントを見誤ることなく慎重に選定するようにしましょう。

弊社トライエッジでは、各企業様に適した営業・マーケティング支援はもちろん、CRM・MAツールの選定や運用代行も行っています。MAツールのご利用をご検討の方は、公平な視点で各企業の課題に即したツール選びやご提案ができるトライエッジに是非お気軽にご相談ください。