商品やサービスでの差別化が難しくなっている中、セールスファネルの各ステージにおいて、見込み客に最適なタイミングで最適なメッセージを送ることが必要不可欠になっています。そのためには、CRMツールとメール配信ソフトを駆使することが重要です。今回は、低価格で幅広く使えるZoho CRMと、このツールと連携できるメール配信ソフトを紹介したいと思います。
この記事の目次
1 Zoho CRMとはCRMツールといっても、高価格で使いこなすのに高度なナレッジが必要とされるもの、ユーザー1名から導入できるベンチャー向けのものなどさまざまなツールがあります。
Zoho CRMの魅力は、比較的低価格なのに、営業活動や顧客管理などに必要な作業を一元管理できることでしょう。しかもマルチデバイス対応なのが魅力です。
そのため、大企業ももちろんのこと、中小企業でも導入のハードルが低いと言えます。実際、世界で5万社を超える企業に活用されています。 また、メール配信ソフトをはじめとしたさまざまなツールと連携することができます。
Zoho CRMは、見込み客や顧客とのコンタクト全体を管理し、顧客の育成を最適化することです。それに対して、メール配信ソフトは、メールマガジン、セール情報、キャンペーン情報などの一斉配信を効率化することができます。
見込み客や顧客は、毎日多くのメールを受け取っています。一斉に配信されるメールは、開封されないばかりか、ともすればスパムのような印象を与えかねません。
そのため、Zoho CRMとメール配信ソフトを連携させ、ターゲットごとに最適なコンテンツを最適なタイミングで送付することで、訴求力を高めることができます。
メール配信ソフトを配信したメールの、有効配信数、開封数、エラー数、URLクリック数などを分析し、次のアクションにつなげることができます。
では、実際、どのようなメール配信ソフトと連携できるのかをご紹介していきます。
Zoho CRMの魅力は、目的に合わせて、また自社が使っているメール配信ソフトと簡単に連携出来るところです。
たとえば、顧客に向けてキャンペーンを行いたいとします。その場合、MailChimpと連携することで、お客様情報を自動的に読み込み、メールキャンペーンの情報や結果を紐付けすることができます。Mail Chimpは、2,000件までアドレス登録、月間12,000件まで無料で配信可能なところが魅力です。またA/Bテスト、ランディングページの作成、高度なレポートまで作成してくれます。ただし、日本語対応はしていません。
自社がGmailのアカウントを使っている場合、Zoho CRMの顧客と連動させメールを送れるよう簡単に設定することもできます。必要に応じて、顧客とのやりとりをZoho メールで一括管理するよう設定することもできるため、顧客(見込み客や連絡先)からのすべての受信メールを一つのフォルダーに集約できるのも魅力です。
自社がMSOutlookを使っている場合は、Zoho CRMにプラグインできます。Outlookに登録された顧客のカレンダー、タスク、メールなどの情報をZoho CRMと連携できます。
いずれの場合も、メール配信ソフトを配信したメールの有効配信数、開封数、エラー数、URLクリック数などを分析し、次のアクションにつなげることができます。
また、見込み客、顧客に最適なタイミングでメールを送れるよう、プランニングし、配信時間を設定できるので、メール配信のPDCAを最適化していけることが魅力と言えるでしょう。
Zoho CRMは、このように自社のメール配信の目的に合わせて、幅広いメール配信ソフトと連携性が高いことが魅力です。どのメール配信ソフトと連携させるかは、自社の環境、将来的な拡張性なども考えて、最適なものを選ぶことがポイントと言えるでしょう。
弊社トライエッジでは、Zoho CRMの導入・運用支援や代行はもちろんのこと、Zoho CRMを使用したメール配信なども行っています。顧客管理からメール送付までをワンストップで依頼したい方、営業やマーケティング手法にお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。