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HOME MEDIA Zoho 2024年3月29日

Zoho CRMと連携できるメール配信ソフト:Mailchimp・Gmail・Outlookの使い分け

Zoho CRMはMailChimp、Gmail、MSOutlookと連携でき、有効配信数や開封数、クリック数を顧客データに紐づけられます。選ぶ基準は、社内で使っているメール環境と、一斉配信を本格的に行うかどうかの2点です。3つの連携先の向き不向きと、送った後にやることまで整理しました。

Zoho CRMは、MailChimp、Gmail、MSOutlookといったメール配信ソフト・メール環境と連携できます。選び方の基準は単純で、社内で今使っているメール環境に合わせることです。

連携の目的は、送った結果を顧客データに戻すことです。 有効配信数、開封数、エラー数、URLクリック数を顧客ごとに紐づけられるため、次に誰へ何を送るかを数字で決められます。

この記事では、連携で何ができるようになるか、3つの選択肢それぞれの向き不向き、そして選ぶときの判断基準を整理します。

なぜCRMとメール配信ソフトを分けて使うのですか?

Zoho CRMとはの画像1

CRMツールには、高価格で使いこなすのに高度な知識が必要なものから、1ユーザーから導入できるものまで幅があります。

Zoho CRMの特徴は、営業活動や顧客管理に必要な作業を一元管理でき、マルチデバイスに対応していることです。 料金と機能の詳細はZoho CRMの料金と機能にまとめています。

Zoho CRMとメール配信ソフトを連携させるメリットの画像2

役割が違うため、両方が必要になります。 Zoho CRMは見込み客や顧客とのコンタクト全体を管理して顧客の育成を最適化するためのもの、メール配信ソフトはメールマガジンやキャンペーン情報の一斉配信を効率化するためのものです。

見込み客や顧客は毎日多くのメールを受け取っています。一斉に配信されるだけのメールは、開封されないばかりか、スパムのような印象を与えかねません。

そこで両者を連携させ、ターゲットごとに最適なコンテンツを最適なタイミングで送ることで、訴求力を高めます。配信の中身の設計はリードナーチャリングで扱っています。

どのメール配信ソフトと連携できますか?

Zoho CRMと連携できるメール配信ソフトの画像3

MailChimpの場合

顧客に向けてキャンペーンを行う場合、MailChimpと連携することでお客様情報を自動的に読み込み、メールキャンペーンの情報や結果を紐付けすることができます。A/Bテスト、ランディングページの作成、レポート作成にも対応しています。

ただし、日本語には対応していません。 無料で使える範囲や料金は改定されるため、Mailchimp公式の料金ページで最新の条件をご確認ください。

Gmailの場合

自社がGmailのアカウントを使っている場合、Zoho CRMの顧客と連動させてメールを送れるよう設定できます。

さらに、顧客とのやりとりをZohoメールで一括管理する設定にすると、顧客(見込み客や連絡先)からのすべての受信メールを1つのフォルダーに集約できます。 担当者個人の受信箱に埋もれる状態を避けられる点が利点です。

MSOutlookの場合

自社がMSOutlookを使っている場合は、Zoho CRMにプラグインできます。Outlookに登録された顧客のカレンダー、タスク、メールなどの情報をZoho CRMと連携できます。

いずれの場合も、配信したメールの有効配信数開封数エラー数URLクリック数などを分析し、次のアクションにつなげられます。また、配信時間を設定できるため、メール配信のPDCAを回しやすくなります。

どれを選べばよいですか?

判断の基準は2つです。

1. 今使っているメール環境で決まる部分

GmailかOutlookかで、個別メールの連携先は自動的に決まります。ここは選ぶというより、合わせるものです。

2. 一斉配信を本格的に行うかどうか

一斉配信を継続的に行うなら、配信専用のツールが必要です。Zoho CRMをすでに使っている場合は、同じZoho社のZoho Campaignsが連携しやすく、CRM側の顧客情報をそのまま配信対象に使えます。 手順はZoho Campaigns × Zoho CRMの連携にまとめています。

配信数が少なく、テンプレートを使った送信で足りる場合は、Zoho CRM単体でも配信できます。 手順はZoho CRMを使ったメール配信方法をご覧ください。

つまずきやすい点

幅広いメール配信ソフトと連携できるZoho CRMの画像4

1. 送りっぱなしで終わる

開封やクリックがあっても、次の行動が決まっていなければ数字を見ただけで終わります。反応をトリガーにタスクを自動追加する設定はフォローアップのアクション設定で扱っています。

2. 配信リストの条件がCRM側で作れていない

「誰に送るか」はCRM側の絞り込みで決まります。リストの条件を作れる状態にしてから、配信ツールを選んでください。

3. ツールを増やしすぎる

配信ツールを複数併用すると、開封やクリックの記録が分散します。将来的な拡張性も含めて、1つに寄せられないかを先に検討してください。

まとめ

Zoho CRMはMailChimp、Gmail、MSOutlookと連携でき、配信結果を顧客データに紐づけられます。選ぶ基準は、社内で使っているメール環境と、一斉配信を本格的に行うかどうかの2点です。

連携そのものより、送った後に何をするかを決めておくことが成果を分けます。 開封やクリックを次の行動につなげる設計を先に用意してください。

トライエッジはZoho認定パートナーとして、Zoho CRMの導入・運用支援に加え、Zoho CRMを使ったメール配信の実行支援も行っています。詳しくはZoho 導入・運用支援、CRM全般の設計はCRM構築・運用をご覧ください。ご相談はお問い合わせより承ります。

FAQよくあるご質問

Q. Zoho CRMはどんなメール配信ソフトと連携できますか?

代表的なものはMailChimp、Gmail、MSOutlookの3つです。MailChimpはキャンペーン配信の結果をCRM側に紐づける用途、GmailはCRMの顧客と連動させて個別メールを送る用途、Outlookはカレンダー・タスク・メールの情報をCRMと連携する用途に向きます。すでに社内で使っているものから選ぶのが基本です。

Q. 連携すると何ができるようになりますか?

配信結果を顧客データに紐づけて次の行動につなげられます。具体的には、有効配信数、開封数、エラー数、URLクリック数を分析し、次のアクションを決められます。配信時間の設定もできるため、見込み客ごとに最適なタイミングで送るプランを組めます。

Q. MailChimpと連携すると何が変わりますか?

お客様情報を自動的に読み込み、メールキャンペーンの情報や結果を顧客データに紐づけられます。A/Bテスト、ランディングページの作成、レポート作成にも対応しています。ただし日本語には対応していないため、管理画面を日本語で操作したい場合は別の選択肢を検討してください。

Q. Gmailを使っている場合はどうなりますか?

Zoho CRMの顧客と連動させてメールを送れるよう設定できます。さらに、顧客とのやり取りをZohoメールで一括管理する設定にすると、見込み客や連絡先からの受信メールをすべて1つのフォルダーに集約できます。担当者の受信箱に埋もれる状態を避けられます。

Q. どの配信ソフトを選べばよいですか?

判断の基準は2つです。1つは現在社内で使っているメール環境で、GmailかOutlookのどちらを使っているかで連携先が決まります。もう1つは、一斉配信を本格的に行うかどうかで、行うならMailChimpやZoho Campaignsのような配信専用ツールが必要になります。

出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。

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