AIツールを全社に配るのと、何が違うのか
ツールは各自の使い方に依存します。AI社員は、業務そのものに組み込みます。
AIツールを全社契約しても、使う人と使わない人に分かれます。使い方も人によって違うため、成果が個人の技量に依存し、退職や異動で消えます。
AI社員は、業務の側に置きます。日次のレポート作成という業務があり、それを担当するAIがいる、という形です。担当者が代わっても、手順とルールはAI側に残ります。
社員一人ひとりがAIを使いこなせる状態も、あわせて必要です。そちらはビジネスAI実践研修(1名400,000円)で扱います。AI社員が「業務」を、研修が「人」を担当します。
どの業務なら任せられるのか
定型作業に限りません。判断の材料が社内にあり、出てきたものを人が確認できる業務なら任せられます。
向く業務
向かない業務
判断のもとになる情報が社内にある(CRM・議事録・過去のやりとり)
情報が個人の頭の中にしかない
出てきたものを人がその場で確認できる
正しいかどうか社内の誰にも判断できない
外部に出る手前で人が止められる
実行した瞬間に取り返しがつかない
何度も起きる、または1回あたりが重い
年に一度きりで、教えるより自分でやったほうが早い
実際に任せている業務の例
調べて、たたき台を出す
「この業界の商談で刺さる切り口を調べて」に対し、社内の過去案件と外部情報から案を出す。手順は決まっていないが、材料は社内にある
書いたものをレビューする
提案書・記事・メール文面を読み、抜けている観点と、過去の指摘との矛盾を挙げる
議事録からタスクに分解する
議事録を読み、担当者と期限つきのタスクに分解して登録する
相談に一次回答する
「この設定どうやるんだっけ」に、社内ドキュメントとCRMの実データを見て答える
数値をまとめて毎朝出す
CRM・スプレッドシートから数値を取り、決まった形式でチャットに投稿する
入力の不備を見つける
必須項目の欠け、表記ゆれ、重複登録、商談ステージと記録の食い違いを検出して通知する
その場の状況で判断が変わる業務は、無理に任せません。 対象業務の切り分けは、着手前に一覧にしてお渡しします。
SCOPE何を作るのか
人格・常駐先・システム連携・承認フロー・監査ログをまとめて設計します。
- 人格と役割
- 役割ごとに名前と担当領域を設定します。誰に何を頼めばよいかが、社内で共通言語になります
- 常駐先
- Discordなどのチャットツールのチャンネル・DMに常駐します。新しい画面を覚える必要がありません
- システム連携
- HubSpot・Zoho などのCRM、Slack、Googleスプレッドシートと API で連携します
- 承認フロー
- 外部に影響する操作の手前で、必ず人の確認を挟みます
- 監査ログ
- いつ・何を・なぜ実行したかを標準で記録します
- アラート通知
- AI社員の動きを専用チャンネルに流し、人が目を通せる状態にします。送信内容を別のAIが自動チェックする「監視用AI」は開発中で、現時点では提供していません
トライエッジが自社で運用している仕組みを、そのまま御社の業務に合わせて設計・実装します。 社内で稼働中のAI社員で実証済みの型(システム連携・権限設計・日々の運用ルール)を持ち込むため、ゼロから設計するより早く立ち上がります。
AIが間違えたら、どうなるのか
間違える前提で設計します。外部に影響する操作の手前で、必ず人が確認します。
AIは間違えます。ですから設計上の問いは「間違えないようにできるか」ではなく、「間違えたときに、取り返しがつくか」です。
承認フローを内蔵する
メール送信・外部への登録・データの削除など、外に影響する操作の手前で人の確認を挟みます
監査ログを標準で残す
いつ・何を・なぜ実行したかを記録します。社内監査や税務調査の場面でも、AIの動きを説明できる状態です
動きをアラートで流し、人が見る
AI社員の動きを専用チャンネルに通知し、人が目を通せる状態にします。送信内容を別のAIが自動でチェックする「監視用AI」は開発中で、現時点では提供していません
渡すデータを着手前に決める
どのデータをAIに渡すか・どこに保存されるか・学習に使われない契約になっているかを、必ず先に整理します
NOTEデータが整っていない業務は、AIも同じように間違えます
CRMのデータを読み書きする業務は、CRMを直すほうが先です。
AI社員を入れれば、散らかったデータが片づくわけではありません。入力ルールが定まっていないCRMを読ませれば、AIも人と同じ結論の間違え方をします。
そのため、CRMのデータを扱う業務を任せたい場合は、CRM構築・運用支援(運用支援 月額350,000円)を先に、または並行して進めることをご提案します。
一方、スプレッドシートや議事録を対象にする業務であれば、CRMの状態とは独立して始められます。 どちらに当たるかは、対象業務を伺えばその場で切り分けられます。
稼働の前提
AI社員は24時間365日、必ず動き続けるものではありません。 実行環境が動いている時間帯に稼働します。環境が停止していれば、その間AI社員も動きません。
また、外部サービスの障害やAPIの仕様変更で、一時的に止まることがあります。止まったことに気づける仕組み(稼働監視とアラート通知)は月額に含まれていますが、「絶対に止まらない」という保証はしていません。
そのため、止まると業務が回らなくなる仕事は、AI社員に寄せないことをお勧めします。 止まっても人が引き取れる仕事から始めるのが安全です。この線引きは、着手前に一緒に決めます。
※ 24時間監視とSLA(稼働率保証)は提供していません。料金・契約条件にも明記しています。
PRICE料金
初期設定(個別見積)と、月額300,000円です。月額は定価で、対象業務が何であっても変わりません。
はじめにかかるもの(一度きり)
対象業務の範囲とシステム連携の数で変わります。範囲を確定してからお見積りします 個別見積
毎月かかるもの(契約が続くかぎり)
対象業務が何であっても変わりません 300,000円/月
出典:株式会社トライエッジ サービスラインナップ(2026年8月時点)。AIの利用料(APIコスト)は実費・別途です。
月額に含まれるもの
- 稼働監視
- 月額に含みます
- エラー対応
- 月額に含みます
- 業務ルール変更時のスキルアップデート
- 月額に含みます
- 新規業務の追加対応
- 月額に含みます
- 監査ログ
- 月額に含みます
- 月次レポート(その月に対応した内容と稼働状況)
- 月額に含みます
契約条件
- 最低契約期間
- 6ヶ月・自動更新
- 定例MTG
- 月1回・60分
- 追加のご要望
- 内容をうかがったうえで、別途お見積りします
FAQよくある質問
契約前によくいただく質問に、順にお答えします。
Q. AI社員とは何ですか?
社内に常駐して、実務そのものを担うAIです。Discordなどのチャットツールのチャンネル・DMに常駐し、話しかけると即座に反応して作業します。役割ごとに名前と担当領域を設定でき、複数体制で運用できます。ツールを配って各自に使ってもらう形とは違い、業務そのものに組み込む形をとります。
Q. どの業務を任せられますか?
定型作業に限りません。調べる・下書きする・レビューする・相談に一次回答するといった、手順が固まっていない仕事も任せられます。トライエッジ社内のAI社員も、実際にはこうした非定型の仕事が中心です。
分かれ目は定型か非定型かではなく、次の2つです。判断のもとになる材料が社内にあること(CRM・議事録・過去のやりとりなど)。そして、出てきたものを人が確認して止められること。この2つが満たせない業務は、AIに任せても検算ができません。
Q. AIが間違えたらどうなりますか?
間違える前提で設計します。外部に影響する操作の手前で、必ず人の確認を挟める設計にしています。あわせて監査ログが標準で残るため、いつ・何を・なぜ実行したかを後から説明できます。社内監査や税務調査の場面でも、AIの動きを説明できる状態です。さらに、AI社員の動きは専用のチャンネルにアラートとして流し、人が目を通す運用にしています。
Q. 既存のシステムと連携できますか?
業務で使うツールとAPIで連携し、横断的に情報を取得・更新します。HubSpot・Zoho などのCRM、Slack、Googleスプレッドシートとの連携を前提に設計しています。APIが公開されているシステムであれば対象にできます。カスタム連携が必要な場合は、範囲を確定してから初期設定の工数をお見積りします。
Q. 費用はいくらですか?
初期設定(構築)と、月額300,000円です。月額は定価で、対象業務が何であっても変わりません。初期設定のほうは、対象業務の範囲とシステム連携の数で変わるため、範囲を確定してからお見積りします。月額には稼働監視・エラー対応・業務ルール変更時のスキルアップデート・新規業務の追加対応・監査ログ・月次レポート(その月に対応した内容と稼働状況)が含まれます。最低契約期間は6ヶ月です。
Q. CRMが整っていなくても導入できますか?
業務によります。CRMのデータを読み書きする業務を任せる場合、データが整っていないとAIも同じように間違えます。その場合はCRM構築・運用支援を先に、または並行して進めることをご提案します。一方、スプレッドシートや議事録を対象にする業務であれば、CRMの状態とは独立して始められます。
Q. 情報漏洩が心配です。
いま実施しているのは3つです。外部に影響する操作の手前で人の確認を挟むこと。AI社員の動きを専用チャンネルにアラートとして流し、人が目を通すこと。そして監査ログを標準で残すことです。
加えて、どのデータをAIに渡すか・どこに保存されるか・学習に使われない契約になっているかを、着手前に必ず整理します。
なお、送信内容を別のAIが自動でチェックする「監視用AI」は開発中です。現時点では提供していません。
Q. トライエッジのAI社員「セロリ」「パプリカ」が担当してくれるのですか?
いいえ。セロリとパプリカはトライエッジ社内で働くAI社員で、御社を担当するわけではありません。サイトでご紹介しているのは、どういう働き方をするAIなのかの一例です。御社には、同じ仕組みをもとに専用のAI社員を構築します。セロリ・パプリカで実証済みの型(システム連携・権限設計・日々の運用ルール)をそのまま持ち込むため、ゼロから設計するより早く立ち上がります。