HubSpot Sales Hubは、HubSpotの中でもおもに営業業務を支援するソフトウェアです。いわゆるSFAに該当し、営業の業務効率化や生産性向上を促します。今回は、HubSpot Sales Hubの特徴や機能を詳しく解説します。
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HubSpot Sales Hubは、SFA(営業支援ツール)で、顧客管理ツールCRMと近い機能も持ち合わせます。大きな違いは、HubSpot Sales Hubが顧客情報の中でも営業活動の支援に関する部分に特化している点です。獲得したリードに対する適切な働きかけを提示し、商談に導きます。
また、HubSpot CRMは全機能を完全無料で使えますが、HubSpot Sales Hubは有料(一部無料あり)です。
3つの有料プランが用意されていて、無料版から使い始めて、徐々にアップグレードすることも可能です。各プランの機能は以下の表でご確認ください。
無料版 | Starter | Professional | Enterprise |
無料 | 月額5,400円~ | 月額54,000円~ | 月額144,000円~ |
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市場にはさまざまなタイプのSFAがありますが、自社に合うSFAを選ぶことが大事です。
HubSpot Sales Hubが「どのような機能」を持ち、それにより「何ができるのか」について具体的に解説します。自社の営業活動や業務に照らしながら、各機能を確認してください。
HubSpot Sales Hubを使うと、顧客との接点を創出し管理できます。Sales Hubがあると顧客へのメールや電話などをスムーズに行え、その記録を残すことが可能です。
顧客(見込み客)へのEメールのテンプレートを設定し、チームで共有して使えます。各テンプレートの開封率やエンゲージメント率なども比較でき、効果の高いテンプレートも把握可能です。設定済みのテンプレートは、OutlookやGmailなどからワンクリックで呼び出して使えます。
送信したメールをトラッキングし、開封やクリック、未開封に応じたメールを自動送信できます。配信する資料をダウンロードしたリードに対しても迅速なアプローチ・フォローが可能です。
Sales Hubから直接、顧客や見込み客に電話ができます。デスクトップ上で発信・録音・CRMへの自動記録が可能です。CRMの記録データは、セールスコールの優先順位を立てることにも役立ちます。
HubSpot Sales Hubでは、接点を持った顧客とのコミュニケーションをさらに強化していける機能も用意されています。ミーティング設定やウェブチャットなどによるコミュニケーションの円滑化のほか、営業に関わる提携業務を自動化できます。
ミーティングの日程調整を効率化できる機能です。GoogleカレンダーやOffice365カレンダーのスケジュールをもとに空き状況も自動的に提示できます。日程調整のための電話やメールでのやり取りも必要なくなるでしょう。
リードの割り当て、取引作成、タスク処理など営業業務にある多くの定型業務を自動化できます。見込み客のフォローアップや育成のための一連の自動メールの設定も可能です。特定の顧客や見込み客にフォローが必要な場合など営業メンバーにアラートが送られるフローも設定できます。
Webサイトに訪問している顧客や見込み客とリアルタイムにやり取りできます。訪問者や閲覧ページに合わせたメッセージ表示も可能です。さらに、チャットボットを使えば、ミーティング予約やよくある質問への回答も自動で解決できます。
HubSpot Sales Hubでは、顧客情報だけでなく商談も管理が可能です。それぞれの商談が今どのステージにあるかを可視化してくれるので、営業担当には欠かせないツールです。
顧客やリードごとに現在、商談のどのステージにあるかを一目で把握・管理できる機能です。ステージ移行の操作も簡単で、有料版の移行・管理は自動的に行われます。商談ステージごとの顧客・リード数、売上の見込み額なども把握でき、営業活動の計画も立てやすくなるでしょう。
HubSpot Sales Hubは、営業チームの業務効率化と生産性向上に貢献するSFAです。無料で使えるHubSpot CRMと連携させて、自社の商談成約率や顧客対応力を向上させていきませんか?
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