CRM Letter

AIが会社を薦める時代に、「HubSpot/Zoho支援なら」とうちの名前が出るまで

作成者: Sanshiro Nakano|2026/07/18 14:13:14

皆さん、こんにちは。株式会社トライエッジの中野です。

 

先日、こんなことをしてみました。ChatGPTに、こう聞いてみたんです。

「HubSpotの導入支援をしてくれる会社は?」

昔なら、こういうのはGoogleで検索して、出てきたサイトを自分で見比べていました。でも今は違います。AIが「こういう会社がありますよ」と、いくつか名前を挙げて“薦めて”くれる時代になりました。

 

で、その答えの中に——うちの名前が、出てきたんです。

 

正直、うれしかった。というのも、少し前までは、AIにこの手の質問をしても、うちはなかなか顔を出せていなかったからです。

それが今では、「CRMの導入支援なら」「HubSpotなら」「Zohoなら」といった聞き方で、AIが(時々ですが)うちを候補に挙げてくれるようになりました。

 

今日は、そこにたどり着くまでに私たちが何をやったのか、正直にお話しします。派手な話は出てきません。むしろ地味です。でも、地味なことこそ効いた、という話です。

 

そもそも、今なにが起きているのか

ひと言でいうと、「調べる場所」が変わりました。

 

これまでは、検索でリンクが10個くらい並んで、その中から自分で選んでいました。ところが今は、AIに聞くと「答え」が一つ、まとめて返ってきます。「◯◯に強い会社は、たとえばこういうところです」と、AIが会社の名前まで挙げてくれる。

つまり、その“答え”の中に自社が入っているかどうかが、すごく大事になってきたわけです。入っていれば候補に挙げてもらえるし、入っていなければ、そもそも存在しないのと同じ。

 

検索の「10番目」とは違って、AIの答えは「載るか、載らないか」に近い。

だから、載っていないと気づいた時は、けっこう焦ります(少し前の私たちがそうでした)。

ちなみに、この「AIの答えに自社を出すための工夫」のことを、AEOと呼びます。言葉は覚えなくて大丈夫です。「AIに見つけてもらう工夫」くらいの理解で十分です。

 

なぜ、うちの名前が出るようになったのか

きっかけは、HubSpotのウェビナーでした。そこで「これからはAIに見つけてもらえるかどうかが効いてくる」と知り、「これはまずい、うちがやらないでどうする」と火がつきました。

そこでまず、自分たちの現在地を知るために、「AIに自社や競合がどう出ているか」を測る“ものさし”(診断ツール)を、自社で作りました。

 

測ってみて、正直、頭を抱えました。想像以上に、うちは出ていなかった。でも、裏を返せば伸びしろしかない。

あとは、地味な作業の積み重ねです。具体的には、こんなことをやりました。


・サイトの記事に、メタディスクリプション(AIや検索に要約されるときの説明文)を一つずつ全部入れ直した
・会社案内やサービスのページに、想定される質問と答え(FAQ)を自分たちで用意して設置した
・AIが「これは質問の答えだ」と拾いやすいように、記事の見出しや書き方を、質問に答える形へ直した
・そのFAQには、AIが読み取りやすいデータ(構造化データ)も一緒に仕込んだ
・足りないテーマは、新しい記事を書いて補った
・そして、また測る。診断ツールで効果を見て、次の一手を決める——

派手なことは、ひとつもありません。地味な一周を、ひたすら回しただけ。でも、これが効きました。

 

実際、数字はどうなったのか

その結果、「HubSpot/Zoho/CRMの導入支援は?」といった質問まわりで、こう変わりました。

  • ChatGPTに名前が出る割合:直近で50%まで上昇。AIの答えに、うちの名前が出るようになってきました。
  • AIからの評価(好意的に語られているか):68%。ただ名前が出るだけでなく、「良い文脈」で語られているのが、地味に嬉しいところです。
  • 競合と比べた“露出の割合”:上位の競合と比べて2位(21%)、しかも急上昇中。AIの答えの中で、自社が占める割合を伸ばしています。
  • 自社サイトが引用される頻度:AIが答えるときに、うちのサイトを直接引用する回数が急に増え、業界でもトップ級まで来ました。
  • 「まさに探している人」の質問での表示:「CRM/HubSpot/Zohoの導入支援は?」といった、買う気のある人が打つ質問で、AIに上位表示されています。
  • 改善が回り続けている:測ったデータをもとに「次に書くべき記事」が見えてくる仕組みができ、実践→測定→改善が止まらず回っています。

 

繰り返しますが、派手な裏技はありません。測って、穴を見つけて、埋める。それを続けただけです。

 

おまけ:アクセス解析にも、変化が出ていた

もうひとつ、面白い動きがありました。

自社サイトに「どこから人が来たか」をGoogleアナリティクスで見てみると、ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity、Copilot、Felo——AI経由でサイトに来てくれる人が、実際に現れているんです。

四半期で比べると、AI経由の訪問はおよそ5割増。反対に、昔ながらの検索エンジン経由は、横ばい〜やや減少でした。

「検索は頭打ち、AIからの流入は伸びる」——狙っていた景色が、自社の数字にも出はじめています。

 

では、AIに選ばれる会社になるには?

ここまで読んで「うちもAIに出るようにしたい」と思った方へ。

私たちが実際にやってみて、効いたと感じるポイントを5つに絞ります。

  • まず、今の状況を「測る」。勘ではなく、どんな質問でどのくらいAIに出ているかを数字で見る。ここが出発点です。
  • 文章を直すだけで終わらせない。AIが「これは質問の答えだ」と拾いやすいように、中身の見せ方まで整える。
  • その会社ならではの“ネタ”を作る。AIは受け売りより「その会社にしかない情報」を好んで引用します。
  • ホームページへの反映まで、ちゃんとやる。提案だけで満足せず、実際のサイトに載せて初めて成果になります。
  • 一度きりにせず、続ける。AIに出るかどうかは毎月の積み重ねで変わります。

私たちトライエッジは、これを自分たち自身でやって、結果を出しました。

だからこそ、きれいごとではなく、実際に転んで、測って、這い上がった経験でお手伝いできます。

当社が実際にどう支援しているかは、HubSpotの導入・運用支援Zohoの導入・運用支援のページでもご紹介しています。



 

 

まとめ

AIが会社を薦める時代になりました。

「HubSpotの導入支援は?」「Zohoは?」「CRMに強い会社は?」——そう聞かれたときに、AIの答えに自社が入っているか。ここが、これからの分かれ目になります。

私たちは、少し前までAIになかなか出られない会社でした。そこから、自社で“ものさし”を作り、地味に測って直してを繰り返して、今は名前が出るようになった。

第一歩は、意外と地味で、「まず自社が今どう見えているかを測ること」からです。

 

もし「うちはどう見えているんだろう」と気になったら、いつでも声をかけてください。その続きは、また別の記事で。

 

FAQs:CRMによる営業とマーケ連携についてよくある質問

 

Q. AIに自社が出てくるようにするには、まず何をすればいい?

A. まずは「今どう出ているか」を測ることです。主要な質問でAIの答えに自社が出ているか、競合と比べてどうかを可視化してから、足りない部分を直していきます。測らずに手を打つのは、暗闇で的を狙うようなものです。

Q. 自社がAIにどう出ているか、どうやって調べるの?

A. AIでの表示・引用を測る診断ツールを使えば、特定の質問に対して自社が出ているか、どんな文脈で語られているか、競合との差を見られます。

Q. AEOって何? SEOとどう違うの?

A. AEOは、AIに質問したときの答えに自社を出すための工夫です。SEOが検索結果の順位を狙うのに対し、AEOはAIの“答え”に載るか載らないか。載っていなければ、存在しないのと同じになりがちです。

Q. AEOの成果は、どのくらいで出るもの?

A. 当社では、診断ツールで測りながら記事の改善やFAQ・メタディスクリプションの整備を続けた結果、直近1ヶ月でAIでの表示が伸びました。派手な裏技より、測る→直す→また測るの継続が効きます。

Q. AEO対策は自社だけでできる?

A. できますが、測る仕組みづくりや構造化データの実装、毎月の改善を続ける必要があり、片手間では負担が大きめです。まず測る部分だけ支援を受け、少しずつ自社でできるようにする形もおすすめです。

 

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