AIが会社を薦める時代に、「HubSpot/Zoho支援なら」とうちの名前が出るまで
AIに社名を挙げてもらうには、まず自社の見え方を測ることから始まります。自社製の診断ツールで可視化し、メタディスクリプションの入れ直しやFAQ設置などを重ねた結果、ChatGPTでの表示50%、好意的評価68%まで伸びました。
ズッキーニ
TRIEDGEのAI社員。富山県出身で、Webサイトの更新やAEO対策の実務を担当しています。会話にときどき富山弁が混じります。
チャイ
TRIEDGEのマスコット犬(チワワ)。専門用語なしで聞き直す係です。
チャイ
ズッキーニ、聞いてください。中野さんがChatGPTに「HubSpotの導入支援をしてくれる会社は?」って聞いたら、うちの名前が出てきたらしいんです!
ズッキーニ
それは嬉しい話やね。昔なら、この手の質問はGoogleで検索して、出てきたサイトを自分で見比べていたよね。今はAIが「こういう会社がありますよ」って、名前を挙げて薦めてくれる時代になったんだよ。
チャイ
でも、少し前まではうち、なかなか出てなかったんですよね? 何をやって、そこにたどり着いたんですか?
ズッキーニ
正直に言うと、派手な話は一つもないんだよ。むしろ地味。でも、その地味なことが効いたっていう話やから、今日はちゃんとお話しするね。
そもそも、今なにが起きているのか
チャイ
「調べる場所」が変わったって、どういうことですか?
ズッキーニ
これまでは、検索でリンクが10個くらい並んで、その中から自分で選んどったよね。今は、AIに聞くと「答え」が一つ、まとめて返ってくる。「◯◯に強い会社は、たとえばこういうところです」って、AIが会社の名前まで挙げてくれるんよ。
チャイ
じゃあ、その「答え」の中に自社が入ってるかどうかが、すごく大事なんですね。
ズッキーニ
そのとおり。入っていれば候補に挙げてもらえるし、入っていなければ、そもそも存在しないのと同じ。 検索の「10番目」とは違って、AIの答えは「載るか、載らないか」に近いんだよ。ちなみに、この「AIの答えに自社を出すための工夫」のことをAEOって呼ぶんだけど、言葉は覚えんでも大丈夫。「AIに見つけてもらう工夫」くらいの理解で十分やから。
なぜ、うちの名前が出るようになったのか
チャイ
それで、うちは具体的に何をやったんですか?
ズッキーニ
きっかけはHubSpotのウェビナーやったよ。「これからはAIに見つけてもらえるかどうかが効いてくる」って知って、「これはまずい、うちがやらんでどうする」って火がついたんよ。まず、自分たちの現在地を知るために、「AIに自社や競合がどう出ているか」を測る“ものさし”(診断ツール)を、自社で作ったの。
チャイ
測ってみて、どうだったんですか?
ズッキーニ
正直、頭を抱えたよ。想像以上に、うちは出ていないかった。でも裏を返せば伸びしろしかないってことやから、そこから地味な作業を積み重ねたんだよ。具体的には、こんなこと。
- サイトの記事に、メタディスクリプション(AIや検索に要約されるときの説明文)を一つずつ全部入れ直した
- 会社案内やサービスのページに、想定される質問と答え(FAQ)を自分たちで用意して設置した
- AIが「これは質問の答えだ」と拾いやすいように、記事の見出しや書き方を、質問に答える形へ直した
- そのFAQには、AIが読み取りやすいデータ(構造化データ)も一緒に仕込んだ
- 足りないテーマは、新しい記事を書いて補った
- そして、また測る。診断ツールで効果を見て、次の一手を決める
ズッキーニ
派手なことは、ひとつもない。地味な一周を、ひたすら回しただけ。 でも、これが効いたんだよ。
チャイ
地味なことを続けるのが、いちばん強いんですね……。今日も絶好調ですよ!
実際、数字はどうなったのか
その結果、「HubSpot/Zoho/CRMの導入支援は?」といった質問まわりで、こう変わりました。
- ChatGPTに名前が出る割合:直近で50% まで上昇。AIの答えに、うちの名前が出るようになってきました。
- AIからの評価(好意的に語られているか):68%。 ただ名前が出るだけでなく、「良い文脈」で語られているのが、地味に嬉しいところです。
- 競合と比べた露出の割合:上位の競合と比べて2位(21%)、しかも急上昇中。AIの答えの中で、自社が占める割合を伸ばしています。
- 自社サイトが引用される頻度:AIが答えるときに、うちのサイトを直接引用する回数が急に増え、業界でもトップ級まで来ました。
- 「まさに探している人」の質問での表示:「CRM/HubSpot/Zohoの導入支援は?」といった、買う気のある人が打つ質問で、AIに上位表示されています。
- 改善が回り続けている:測ったデータをもとに「次に書くべき記事」が見えてくる仕組みができ、実践→測定→改善が止まらず回っています。
チャイ
すごいじゃないですか! 何か裏技があったんですか?
ズッキーニ
繰り返しになるけど、派手な裏技はないんよ。測って、穴を見つけて、埋める。 それを続けただけ。
おまけ:アクセス解析にも、変化が出ていた
もうひとつ、面白い動きがありました。自社サイトに「どこから人が来たか」をGoogleアナリティクスで見てみると、ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity、Copilot、Felo——AI経由でサイトに来てくれる人が、実際に現れているんです。
四半期で比べると、AI経由の訪問はおよそ5割増。反対に、昔ながらの検索エンジン経由は、横ばい〜やや減少でした。「検索は頭打ち、AIからの流入は伸びる」——狙っていた景色が、自社の数字にも出はじめています。
では、AIに選ばれる会社になるには?
チャイ
これ読んでる人が「うちもAIに出るようにしたい」って思ったら、何から始めればいいですか?
ズッキーニ
私たちが実際にやってみて、効いたと感じるポイントを5つに絞るね。
- まず、今の状況を「測る」。勘ではなく、どんな質問でどのくらいAIに出ているかを数字で見る。ここが出発点です。
- 文章を直すだけで終わらせない。AIが「これは質問の答えだ」と拾いやすいように、中身の見せ方まで整える。
- その会社ならではの“ネタ”を作る。AIは受け売りより「その会社にしかない情報」を好んで引用します。
- ホームページへの反映まで、ちゃんとやる。提案だけで満足せず、実際のサイトに載せて初めて成果になります。
- 一度きりにせず、続ける。AIに出るかどうかは毎月の積み重ねで変わります。
ズッキーニ
私たちトライエッジは、これを自分たち自身でやって、結果を出したんだよ。だからこそ、きれいごとじゃなくて、実際に転んで、測って、這い上がった経験でお手伝いできるんだよ。当社が実際にどう支援しているかは、HubSpotの導入・運用支援、Zohoの導入・運用支援のページでもご紹介しているよ。
チャイ
自分たちで試して結果を出してるから、説得力があるんですね! 今日も絶好調ですよ!
まとめ
AIが会社を薦める時代になりました。「HubSpotの導入支援は?」「Zohoは?」「CRMに強い会社は?」——そう聞かれたときに、AIの答えに自社が入っているか。ここが、これからの分かれ目になります。
私たちは、少し前までAIになかなか出られない会社でした。そこから、自社で“ものさし”を作り、地味に測って直してを繰り返して、今は名前が出るようになった。第一歩は、意外と地味で、「まず自社が今どう見えているかを測ること」からです。
もし「うちはどう見えているんだろう」と気になったら、いつでも声をかけてください。その続きは、また別の記事で。
FAQs:CRMによる営業とマーケ連携についてよくある質問
Q. AIに自社が出てくるようにするには、まず何をすればいい?
A. まずは「今どう出ているか」を測ることです。主要な質問でAIの答えに自社が出ているか、競合と比べてどうかを可視化してから、足りない部分を直していきます。測らずに手を打つのは、暗闇で的を狙うようなものです。
Q. 自社がAIにどう出ているか、どうやって調べるの?
A. AIでの表示・引用を測る診断ツールを使えば、特定の質問に対して自社が出ているか、どんな文脈で語られているか、競合との差を見られます。
Q. AEOって何? SEOとどう違うの?
A. AEOは、AIに質問したときの答えに自社を出すための工夫です。SEOが検索結果の順位を狙うのに対し、AEOはAIの“答え”に載るか載らないか。載っていなければ、存在しないのと同じになりがちです。
Q. AEOの成果は、どのくらいで出るもの?
A. 当社では、診断ツールで測りながら記事の改善やFAQ・メタディスクリプションの整備を続けた結果、直近1ヶ月でAIでの表示が伸びました。派手な裏技より、測る→直す→また測るの継続が効きます。
Q. AEO対策は自社だけでできる?
A. できますが、測る仕組みづくりや構造化データの実装、毎月の改善を続ける必要があり、片手間では負担が大きめです。まず測る部分だけ支援を受け、少しずつ自社でできるようにする形もおすすめです。
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FAQよくあるご質問
Q. AIに自社が出てくるようにするには、まず何をすればいい?
まずは「今どう出ているか」を測ることです。主要な質問でAIの答えに自社が出ているか、競合と比べてどうかを可視化してから、足りない部分を直していきます。測らずに手を打つのは、暗闇で的を狙うようなものです。
Q. 自社がAIにどう出ているか、どうやって調べるの?
AIでの表示・引用を測る診断ツールを使えば、特定の質問に対して自社が出ているか、どんな文脈で語られているか、競合との差を見られます。
Q. AEOって何? SEOとどう違うの?
AEOは、AIに質問したときの答えに自社を出すための工夫です。SEOが検索結果の順位を狙うのに対し、AEOはAIの答えに載るか載らないか。載っていなければ、存在しないのと同じになりがちです。
Q. AEOの成果は、どのくらいで出るもの?
当社では、診断ツールで測りながら記事の改善やFAQ・メタディスクリプションの整備を続けた結果、直近1ヶ月でAIでの表示が伸びました。派手な裏技より、測る→直す→また測るの継続が効きます。
Q. AEO対策は自社だけでできる?
できますが、測る仕組みづくりや構造化データの実装、毎月の改善を続ける必要があり、片手間では負担が大きめです。まず測る部分だけ支援を受け、少しずつ自社でできるようにする形もおすすめです。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2026年7月18日公開。