みなさま、こんにちは。トライエッジ2023年入社の新米マーケターのここあです。
前回、初めて第1回「ここあが行く!」を執筆しましたが、皆様ご覧いただけましたでしょうか。色々なお声をいただき、嬉しく思っております。(^^)皆様に楽しく読んで頂ける記事を書いてまいります!
さて、第2回は前回に引き続き「色んな会社にMQL・SQLの基準を聞いてみた 後編」です。
前編で、MQL・SQLについてご理解いただけたかと思いますが、後編では、更に詳しく2つの会社の担当者の方からMQL・SQLの基準を聞いてきました。
皆様の参考になれば幸いです。
そもそもMQL・SQLとはなんぞや…?というそこの貴方、MQL・SQLの定義については前編にて記載しているので、ぜひそちらをご覧ください!
前編を読む
さて、前編に続いて2社目のMQL・SQLをご紹介いたします!
御紹介するチーム
業種:BtoB向け機器の開発/製造/販売 社員数:20,000名以上 創業年数:5年未満(記事作成時) チームメンバー:7名(フィールドセールス5名、マーケ2名、インサイドセールス1名) 使ってるツール:HubSpot Marketing Hub、Sales Hub、CMS Hub ツール利用歴:1年未満 |
担当者:MQLは、前編でインタビューされていた企業さんと同様に、インサイドセールスがアプローチするリードとしています。
具体的には、
としていて、該当する企業をリスト化し、インサイドセールスからアポ獲得のための架電のアプローチをしてもらっています。
そして、SQLは、そのままフィールドセールスがアプローチするリードと定義しています。
担当者:弊社で設定したスコアリングで、担当者の情報や、サービスサイトのどのページを閲覧したら、興味関心が高いのかという仮説のもと、指定ページを閲覧すれば点数が加点されるようにHubSpotで設定しています。
※ここあ’sポイント※ フィールドセールスとは、顧客と直接商談し、ニーズを顕在化させて自社の商品やサービスの受注を獲得する訪問型営業のことを指します。 |
担当者:弊社でもMQLスコアを設定していて、スコアが200点以上というのを1つの目安にしています。
※ここあ’sポイント※ スコアリングについては別の記事でご紹介しているので、スコアリングってどうやったらいいんだよ〜という方はぜひ参考にしてみてください。 |
担当者:スコアの配点は属性、行動、セミナー参加結果に分かれています。
【属性】 ・業種別:製品の導入が可能な企業(施設を保有)に対して、より高い順に50点、20点と加点 ・役職別:課長以上であれば20点加点 ・売上高別:売上高が〇〇以上であれば20点、〇〇以上であれば50点と加点 【行動】 ・メールクリック:10点加点 ・Webサイト訪問:10点加点 【その他】 ・セミナーへの参加:30点加点 ・ウェビナーアーカイブ視聴:20点加点 ・セミナー後のアンケート結果によって20点〜50点を加点 |
担当者:しかし、直近セミナーに参加していて属性スコアが高かったり、アンケートの結果から提案可能と判断したらMQLに追加するようにしています。
ここあ:SQLは、インサイドセールスがアポイントを獲得した企業以外には、どんな企業が含まれるのでしょうか?
担当者:そもそも、弊社の製品がかなり高額であるためご提案出来る企業が絞られることと、導入できる業種が限られているため、企業のポテンシャルを見極めることがかなり重要です。
そのため、
という条件を満たしている企業は、SQLとしてフィールドセールスがアプローチをするようにしています。
ここあ:ありがとうございます!!すごく分かりやすいです!ちなみに、MQL・SQLを設定する前と後で変化はありましたか?
担当者:今までは、インサイドセールスチームをきちんと置いておらず、すべてフィールドセールスが行っていたので、業務量の負担が大きかったのですが、MQL・SQLの定義づけに伴い役割分担をするようになって、それぞれの業務に集中出来るようになったのが大きいです。
ここあ:れは確かに大きいですね!!業務の効率化ですね。本日はお話を聞かせて頂きありがとうございました!
担当者:こちらこそありがとうございました!
さてさて、今回はもう1社からも聞いてきましたので、どんどんご紹介いたします!
続いて3社目です!どうぞ〜!!
御紹介するチーム
業種:BtoB向けソリューション開発/クラウドプラットフォーム提供とプラットフォームを活用したソリューションの提供 社員数:約200名以下 創業年数:10年未満(記事作成時) チームメンバー:7名(フィールドセールス5名、マーケ2名、インサイドセールス1名) 使ってるツール:HubSpot Marketing Hub、Sales Hub ツール利用歴:5年以上 |
担当者:はい、かしこまりました(笑)
ここあ:では早速ですが、御社のMQL・SQLについて教えていただけますでしょうか。
担当者:はい。まず、MQLは、インサイドセールスがアプローチするリードです。
ここあ:ということはつまり…インサイドセールスがアプローチするリードについても定義がありますよね…??(様子を伺う目)
担当者:はい、そうですね(笑)
というものは、インサイドセールスで対応します。
ここあ:(MQLスコア来た!!)
MQLスコアの詳細を教えて下さい!!!!!!
担当者:細かく設定しているので、一部をご紹介すると
・お問い合わせフォームを1回開くと10点、2回以上で10点 ・製品紹介ページ閲覧1回で5点、2回で5点、3回で5点 ・弊社WEBサイト訪問で5点、2回で5点、3回で5点 |
というように、事例ページや別の問い合わせページなどにも同様のスコアリング設定を行っています。
ここあ:細かく設定されているんですね。
担当者:そうですね。MQLになった時点で、担当チームがアプローチ可能かを確認してインサイドセールスに渡しています。
ただし、お問い合わせをして下さった、もしくは事例ページ訪問されたコンタクトは、インサイドセールスは通さず直接別チームが対応します。
ここあ:そのお客様は確度が高いということですね。では、SQLについても教えていただけますでしょうか。
担当者:そうですね。MQLになった時点で、担当チームがアプローチ可能かを確認してインサイドセールスに渡しています。
ただし、お問い合わせをして下さった、もしくは事例ページ訪問されたコンタクトは、インサイドセールスは通さず直接別チームが対応します。
ここあ:そのお客様は確度が高いということですね。では、SQLについても教えていただけますでしょうか。
担当者:そうですね。MQLになった時点で、担当チームがアプローチ可能かを確認してインサイドセールスに渡しています。
ただし、お問い合わせをして下さった、もしくは事例ページ訪問されたコンタクトは、インサイドセールスは通さず直接別チームが対応します。
ここあ:そのお客様は確度が高いということですね。では、SQLについても教えていただけますでしょうか。
担当者:実はSQLに関しては、弊社内ではこれと言った定義は設けていないんです。自ずと、インサイドセールスからトスアップされたものや、お問い合わせをして下さった、もしくは事例ページ訪問されたコンタクトがそれに該当する感じですかね。
ここあ:そういうパターンもあるんですね。皆さんがちゃんと認識しているからこそでしょうか?
担当者:そうかもしれません。
ここあ:本日はありがとうございました!
セールスというと一括りなイメージがありましたが、私は入社して初めてインサイドセールスやフィールドセールスという言葉を知りました。それぞれの業務に集中するための役割分担、そして、そのために自分達がどういう見込み客にアプローチすればよいのかを明確にするためにMQL、SQLの設定が必要ということが学びになりました。
以上、第2回「ここあが行く!」でした✨
ここまで読んで下さってありがとうございます^^
また、私が所属している株式会社トライエッジでは、HubSpotやZohoを用いたSFA/CRM/MAの導入/運用支援を行っています。システムの導入だけでなく、導入後の運用からお客様の成果につながるまでを支援する伴走型サポートを行っているので、ご興味のある担当者様は、お気軽にお問い合わせください。
関連するセミナーも随時開催しているので、お時間がありましたらぜひご覧ください!