HubSpotのソーシャルモニタリングでキーワードの話題を追う方法(2024年4月時点)
HubSpotのソーシャル機能にあるモニタリングは、キーワードを登録してその語を含む投稿を監視できる機能です。自社ブランドや競合の話題を拾えて、HubSpotの画面からそのまま返信もできます。2024年4月時点の情報で、当時の対象はTwitterのみでした。設定手順を解説します。
HubSpotのソーシャル機能にある「モニタリング」は、指定したキーワードを含む投稿を監視できる機能です。自社の商品名やブランド名を登録しておけば、どんな文脈で話題になっているかを一覧で追え、HubSpotの画面からそのまま返信もできます。
競合製品名を登録しておくと、他社製品への不満や要望も拾えます。 提案時の比較資料を作るときの材料になります。
この記事は2024年4月時点の情報です。 当時の対象はTwitterのみでした。HubSpotは機能が随時更新されるため、対応するSNS・メニューの位置・名称は現在と異なる可能性があります。設定する前に、最新の仕様をHubSpot公式のヘルプで確認してください。
HubSpotのソーシャルモニタリングとは何ですか?
ソーシャルメディア上での、自社ブランドやサービスに関する投稿を監視するための機能です。 検索キーワードを設定しておくと、そのキーワードやフレーズを含む投稿を追跡できます。特定の商品名を登録すれば、その商品に関する会話だけを拾えます。
さらに、監視した投稿に対する返信や「いいね!」をHubSpot上から行えます。 ソーシャル上の質問やフィードバックにその場で応じられるため、対応までの時間が短くなります。

投稿そのものの作成・予約についてはHubSpotのソーシャル機能でSNS投稿を効率化する方法にまとめています。
モニタリングのストリームはどう作りますか?
手順は3ステップです。
- [マーケティング]のメニューにある[ソーシャル]を開きます
- その中の[モニタリング]のタブを開きます
- 左側中段の[Twitterストリーム]の表示から[ストリームを作成]をクリックします

ストリームの設定項目には何がありますか?
設定画面では次の5項目を指定します。
- ストリーム名:後から見て分かる名前を付けます
- アカウントを選択:どのアカウントに関わるものかを選びます。同じ検索語句でもフォロワー数やフォロワーの内容によって検索結果に差が出るため、基準にするアカウントを決めておく必要があります
- 次の語を含む:監視したいキーワードを指定します。複数の語句を設定する場合は「,」で区切ります
- 通知頻度:朝8時と夕方16時、またはその両方から選べます
- 通知ユーザー:どのHubSpotユーザーに通知するかを決めます

詳細オプションで気をつけることはありますか?
詳細オプションでは、さらに細かい条件を設定できます。特に重要なのは2つです。
1つ目は言語です。 キーワードが日本語なら問題ありませんが、キーワードが英語の場合、言語を指定しないと日本の投稿が出てきにくくなります。 国内の反応を見たい場合は日本語を設定してください。
2つ目はリツイートの扱いです。 リツイートは他の人の投稿であることが多く、内容が重複しがちです。リツイートを含めて重点的に監視したい場合を除き、「リツイートを無視する」にチェックを付けたほうが多様な投稿を拾えます。
設定が完了すると、条件に沿った投稿が一覧で表示されます。

拾った投稿にはHubSpotから対応できますか?
各投稿をクリックすると詳細が表示され、この画面から「いいね!」・リツイート・引用ツイート・リプライができます。

ツールを切り替えずに対応できるため、通知を見てから返信するまでの時間を短くできます。
モニタリングは何のために使うと効果がありますか?
使い方は大きく3つです。
1. 自社製品の反応を拾う
自社の商品名やブランド名を登録しておくと、どんな評価や要望が出ているかが分かります。どういうコンテンツが求められているかのヒントにもなり、製品アップデートの検討材料にもなります。
2. 競合製品の話題を拾う
競合他社の製品名を登録すると、他社製品への不満を把握できます。 顧客への提案時に比較資料を作る際の材料になります。
3. 反応が早いことそのものを価値にする
疑問や不満の投稿にその場で応じられれば、対応の速さが評価につながります。
拾った反応を施策につなげる流れはリードジェネレーションとリードナーチャリングで扱っています。
まとめ
HubSpotのソーシャルモニタリングは、キーワードを登録して該当する投稿を監視し、HubSpotの画面から直接反応できる機能です。設定では、基準にするアカウント・キーワード・通知頻度・言語・リツイートの扱いの5点を押さえてください。
なお、この記事は2024年4月時点の情報で、当時の対象はTwitterのみでした。現在の対応範囲についてはHubSpot公式のヘルプをご確認ください。
HubSpotの設定や運用設計のご支援はHubSpot導入支援とCRM導入・運用支援で行っています。ご相談はお問い合わせよりお願いします。
FAQよくあるご質問
Q. HubSpotのソーシャルモニタリングは何ができる機能ですか?
登録したキーワードを含む投稿を監視する機能です。2024年4月時点ではTwitterが対象で、自社の商品名やブランド名を登録しておくと、その語を含む投稿を一覧で追えます。監視した投稿に対して、いいね・リツイート・引用・リプライをHubSpotの画面から直接行うこともできます。
Q. モニタリングのストリームを作る手順を教えてください。
マーケティングのメニューからソーシャルを開き、モニタリングのタブに移動します。左側中段にTwitterストリームの表示があるので、ストリームを作成をクリックして設定画面に進みます。ストリーム名、対象アカウント、監視する語句、通知頻度、通知ユーザーを指定すれば作成できます。
Q. ストリームの設定項目には何がありますか?
5つあります。ストリーム名は後から見て分かる名称を付けます。アカウントを選択では基準にするアカウントを指定します。次の語を含むには監視したいキーワードを入れ、複数指定する場合はカンマで区切ります。通知頻度は朝8時と夕方16時、またはその両方から選べます。通知ユーザーでは誰に知らせるかを決めます。
Q. 英語のキーワードを監視するときの注意点はありますか?
詳細オプションで言語を指定してください。キーワードが英語の場合、言語を指定しないと日本語の投稿が出にくくなります。日本国内の反応を見たいなら日本語を設定します。あわせて、リツイートを無視するのチェックボックスを入れておくと、同じ内容の重複が減り、より多様な投稿を拾えます。
Q. モニタリングは何のために使うと効果がありますか?
3つの使い方があります。1つ目は自社の商品名を登録して評判や要望を拾い、製品改善やコンテンツ企画のヒントにすること。2つ目は競合製品名を登録して、他社製品への不満を把握し提案時の比較資料に活かすこと。3つ目は投稿へその場で返信し、問い合わせや疑問に早く応じることです。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。