機能やコストパフォーマンスで比較!MAツール

Picture of Admin

マーケティングオートメーション(MA)は、企業のマーケティング活動においてPDCAを最適化するには必須のツールと言えます。しかし、さまざまなMAツールがあるため、自社の製品やサービスにあったツールの選択に悩まれている方も多いのではないでしょうか。この記事では、機能面価格面特徴的な機能3つの側面から比較してみたいと思います。

 

機能面で選ぶなら

近年、MAツールは機能面で飛躍的に進化しています。特にAIを活用したスコアリングチャットボックスクラウド型などテクノロジーの進化は目覚ましいです。特に幅広い機能を提供するMAツールを比較してみます。

Adobe Marketing Cloudには3つの特徴があり、コンテンツ管理ができるAdobe Experience Manager、キャンペーン管理ができるAdobe Campaign、ウェブサイトやモバイルアプリの最適化ができるAdobe Targetから成り立っています。

ターゲットオーディエンスは毎日、様々な企業やブランドからの広告やメッセージにさらされています。そのため、ターゲットに最適なコンテンツを最適なコンテクストで訴求することがポイントとなります。

Adobe Marketing Cloudはクリエイティブの管理もできる点において、一貫したブランドイメージを構築するのに効果的なMAツールとしているでしょう。

他社ツールとの連携性が高いという点では、Marketoがあります。MarketoはMAツールの先駆的存在と言え、2006年に設立されました。全世界で6,000社以上が導入しており、600社以上のパートナー企業が加入している「LaunchPoint」から他社のシステムと連携することができます。しかし、かなり本格的なMAツールであるため、予算が限られている中小企業には向かないかもしれません。

 

無料でも高機能のMAツール

MAツールは、無料トライアルができるものを試してから自社にあったものを選べることがポイントです。また無料でも、無期限である程度の容量までリードを登録またはメール配信できるものがあります。

たとえば、国内発でオフラインのリード情報も一元化して管理できるのが特徴のSATORI無料トライアルを提供しており、無料期間中はすべての機能を利用することができます。

また、無期限の無料利用でも高機能なMAツールもあります。例えばLeadiusは無料で2,500リードまで登録することができ、基本的なリードの行動分析やレポートも見ることができます。また、salesautopilotは、メール配信が月400通まで、リード数は制限なく使えます。両者は、残念ながらまだ英語のインターフェイスのみですが、日本語のインターフェイスがあるMauticもあります。無料でも5000リード、1日100通までメールを送ることができます。

1つのツールのトライアルを試してみるだけでなく、何社かの無料トライアルを試してみること、また無料セミナーなどに参加してから自社にあったものを選ぶことがポイントと言えるでしょう。

 

CRMが特徴的な機能なら

新規顧客を獲得するには顧客を育成するコストの8倍がかかると言われています。そのため、MAツールで獲得した顧客はCRMツールと連動して、育成していくことが重要です。

他社ツールとの連携も重要ですが、特に同じ企業が開発したMAツールとCRMツールを統合して使う場合のメリットについてご紹介します。

オラクルのMAツールOracle Marketing CloudとCRMツールOracle Sales Cloudを統合すると、セグメンテーション、キャンペーン管理およびリード生成のプロセスとリード、コンタクトおよびアカウント管理のプロセスを関連付け、購買サイクルに関する営業アクティビティとマーケティング・アクティビティの連携を実現できます。

Zohoは、特にオンラインでのマーケティングとCRM施策に特化したツールを提供しており、MAツールZoho Sales IQとZoho CRMが連動できるよう提供しています。Zoho Sales IQでは、自社サイトの訪問者をリアルタイムで追跡し、カスタマイズされたチャットボックスを使った顧客対応も可能です。さらに、Zoho CRMでは自社サイトを訪問した見込み客をデータに紐づけてスコアリングもできます。

HubSpotのMAツールは、完全無料で使えるHubSpot CRMをベースとして連動できることが特徴です。電話・メール・SNS・ミーティングなど、顧客とのコンタクトをセールスファネルの各ステージにおいて、一貫して管理できます。

 

MAツールを選ぶ際のポイント

自社にあったMAツールを選ぶには、自社にあった機能面、価格面、特性を検証するようにしましょう。上記では特徴的なものをご紹介しましたが、その企業の状況によっても最適なツールは異なります。

現在の事業規模にあったMAツールか、また今後事業が拡大するにあたって、そのMAツールを他のツールと連携させる必要性があるかなど、将来を見据えた選択が必要と言えるでしょう。

 

マーケティングのPDCAを最適化する

先に述べたように、新規顧客は獲得後にしっかりと育成することが重要です。MAツールを活用して新規顧客の獲得を最適化するのはもちろん、CRMツールを活用して顧客を育成し、クロスセリングアップセリングを最適化して行くことが重要なポイントと言えるでしょう。

弊社トライエッジでは、企業の属性やフェーズに合ったMAツール・CRMツールの選定や、それらを使った営業・マーケティング戦略の立案を得意としております。ツールの使用をご検討の方や、自社の営業・マーケティング手法にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ABOUT AUTHOR

Great updates

Subscribe to our email newsletter today!