HubSpotモバイルアプリの名刺スキャン:登録される5項目と2つの注意点
HubSpotモバイルアプリの名刺スキャンで登録できるのは、氏名・役職・メールアドレス・携帯電話番号・Webサイトの5項目です。ただし姓と名が逆に登録され、会社名は空欄になります。撮影から保存までの手順と、登録後に補完すべき情報、そして大量の名刺を扱う場合の代替手段までを示します。
HubSpotモバイルアプリの名刺スキャンで登録できるのは、氏名・役職・メールアドレス・携帯電話番号・Webサイト(会社URL)の5項目です。
そのまま使うと2箇所がずれます。 姓と名が逆に登録されること、そして会社名のプロパティが空欄になることです。登録した直後にこの2つを補完する運用をセットにしてください。
それでも、手元の名刺をその場でコンタクトにできる点は有効です。 撮影から保存までの手順と、補完すべき情報を整理します。
モバイルアプリと名刺スキャンとは?
HubSpotのモバイルアプリはAndroidまたはiOSそれぞれのアプリストアからダウンロードすることでHubSpotの機能の一部をスマートフォンで無料で利用できるアプリです。ダウンロードについての詳細はHubSpotのナレッジベースをご参照ください。
このモバイルアプリにはスマートフォンのカメラを利用して名刺をスキャンして情報を読み取り、そのままコンタクトとして登録できる機能があります。名刺情報の画像読み取りから即時にコンタクト登録ができる点で、各ユーザーが手元にある名刺を登録する際には使いやすい機能です。
大量の名刺をまとめて取り込む場合は、名刺管理ツールを使う方法もあります。ツールごとの違いは名刺管理ツールとZoho CRMの連携:メイシーとSansanの違いと選び方で扱っています。
名刺スキャンの手順
手順1:スキャンを起動する
モバイルアプリでログインをするとトップ画面の一番下にオレンジ色の”+”のボタンがありますのでこれをタップします。次にコンタクトの登録方法の選択画面が表示されますので、”名刺をスキャン”をタップします。


手順2:撮影して枠線を合わせる
“名刺をスキャン”をタップするとスマートフォンのカメラが起動しますので、名刺が画面に入るようにして撮影のボタンをタップします。撮影後、スキャンする名刺の枠線が表示され、名刺の外枠とずれていれば修正をして”次へ”をタップします。

手順3:読み取られた項目にチェックをつける
名刺画像をカメラでスキャンした後、画面上で読み取られた情報が表示されます。モバイルアプリの名刺スキャン機能で登録できるプロパティは以下の5つとなります。 ・氏名 ・役職 ・メールアドレス ・携帯電話番号 ・Webサイト(会社URL)上記5つの情報について、名刺の情報が正しく読み込まれているものについてチェックをつけて”次へ”をタップします。

手順4:残りの候補から選ぶ
次の画面ではチェックが付けられなかった情報について、他に読み込んだ情報が表示されるので該当するものがあればチェックをつけて”次へ”をタップします。

手順5:内容を確認して保存する
全ての情報にチェックをつけた後、最終的に登録するプロパティの情報の確認画面が表示されます。各プロパティをタップすると手動で情報が変更できますので、必要に応じて不要な部分を消去したり情報を一部変更して正しい情報に変更します。全てのプロパティの情報が正しく入力されていることを確認できたら”保存”をタップします。

ここまでの手順でスキャンした名刺の情報がコンタクトとしてHubSpotに登録されます。
使用する際の注意点は?
名刺の画像スキャンから直接情報を修正してHubSpotにコンタクトが登録できる便利な機能ですが、その後の運用に関して注意すべき点が2点あります。
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氏名の姓・名が逆に登録される 現在の画像読み取りからのコンタクト登録の仕様上、フルネームの姓と名が逆になってコンタクトに登録されます。
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“会社名”のプロパティは空欄で登録される コンタクトにある”会社名”のプロパティは登録時は空欄となります。 ※会社とコンタクトの自動関連付けがOnに設定されている場合は”プライマリーの会社”のプロパティにHubSpotの会社情報データベースからの会社名が入力されます。
この2点が効いてくるのは、あとから検索やリスト作成をするときです。 姓名が逆のまま溜まると、氏名での絞り込みや差し込みメールの宛名が崩れます。会社名が空欄のままだと、企業単位での集計ができません。
対策は2つです。 1つ目は、手順5の確認画面で姓と名をその場で入れ替えること。2つ目は、会社とコンタクトの自動関連付けの設定を確認しておくことです。リストでの絞り込み方はHubSpotのリスト機能とは?動的リストと静的リストの使い分けの仕方で扱っています。
向いている場合/向いていない場合
向いている場合
- 商談や訪問の直後に、その場で1〜数枚を登録したい
- 名刺管理ツールを別途契約せずに済ませたい
- 登録後すぐに、営業担当がフォローのメールを送りたい
向いていない場合
- 展示会などで一度に数百枚を取り込む
- 姓名や会社名の表記を、社内の基準に厳密に揃える必要がある
後者に当てはまる場合は、名刺管理ツールや一括インポートのほうが確実です。 他システムからの取り込み手順は他のCRMからのデータインポートにまとめています。
まとめ
HubSpotモバイルアプリの名刺スキャンでは、氏名・役職・メールアドレス・携帯電話番号・Webサイトの5項目を登録できます。撮影、チェック、確認、保存の流れで完了します。
注意点は、姓と名が逆に登録されることと、会社名が空欄になることの2つです。保存前の確認画面で姓名を入れ替え、自動関連付けの設定を確認しておくと、あとの検索や集計で困りません。
獲得した名刺の顧客情報をコンタクト登録する方法の1つとして、その場で登録したい場面に向いています。
トライエッジではHubSpotの導入・運用を支援しています。詳しくはHubSpot 導入・運用支援、顧客データの整理からのご相談もお問い合わせより承ります。
FAQよくあるご質問
Q. HubSpotの名刺スキャンで登録できるのはどの項目ですか?
5つです。氏名、役職、メールアドレス、携帯電話番号、Webサイト(会社URL)が登録できます。読み取り後の画面で、正しく読み込まれている情報にチェックをつけて進みます。チェックが付けられなかった情報については、次の画面で他に読み込んだ候補が表示されるので、該当するものがあればチェックをつけます。
Q. 名刺スキャンはどこから起動しますか?
モバイルアプリでログインすると、トップ画面の一番下にオレンジ色の+ボタンがあるのでこれをタップします。次にコンタクトの登録方法の選択画面が表示されるので、「名刺をスキャン」をタップするとスマートフォンのカメラが起動します。名刺が画面に入るようにして撮影のボタンをタップしてください。
Q. 名刺スキャンで注意すべき点は何ですか?
2点あります。1点目は、現在の画像読み取りからのコンタクト登録の仕様上、フルネームの姓と名が逆になって登録されることです。2点目は、コンタクトの会社名のプロパティが空欄で登録されることです。会社とコンタクトの自動関連付けがOnに設定されている場合は、プライマリーの会社のプロパティにHubSpotの会社情報データベースからの会社名が入力されます。
Q. 読み取った内容はその場で修正できますか?
できます。全ての情報にチェックをつけた後、最終的に登録するプロパティの情報の確認画面が表示されます。各プロパティをタップすると手動で情報が変更できるので、不要な部分を消去したり一部を修正したりして、正しい情報にしてから「保存」をタップしてください。
Q. HubSpotのモバイルアプリは有料ですか?
無料です。AndroidまたはiOSそれぞれのアプリストアからダウンロードすることで、HubSpotの機能の一部をスマートフォンで利用できます。名刺スキャンもこの無料のアプリに含まれる機能で、手元にある名刺をその場でコンタクトとして登録できます。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。