こんにちは、トライエッジの川内です。
先日弊社の新サービス「CONNECTUS(コネクタス)」を紹介させていただいたところ、大変ありがたいことに多くのお客様にご関心をお寄せいただいております。
今回はこのサービスを弊社内でどのように活用しているのか、をご紹介したいと思います。
そもそも「CONNECTUS」とはなんぞや、という方はこちらの記事を是非ご参照ください。

弊社での活用にあたって新たに開発したもの
CONNECTUSは、「Webサイト訪問者のIPアドレスをもとに企業情報を特定し、Google アナリティクスと連携、Looker Studioで企業単位での行動分析を可能にするサービス」なのですが、そこからさらに具体的な活用のアクションに落とし込めるようにできないか、ということを考えました。
弊社での活用、という観点で考えた時「自社Webサイトに日々訪問する企業の情報を"重複なく自動で蓄積する"架電営業用リスト」が出来たら社内のSaleチームで活用できるのではないか、というアイデアが社内会議のふとした発言から出てきました。
そこから、社内のエンジニアと協議を重ね、スプレッドシートで「自社サイト訪問企業の自動生成リスト」を完成させました。
仕様としては、弊社のWebサイト訪問企業のうち新規の訪問となる企業だけを自動的にリストの上部に自動追加して、会社名 / 住所 / 大業種分類 / 当期利益 / 従業員 /HPアドレス/データ追加日 の情報を反映させて1行1社のリスト追加処理を日次で自動実行をする仕組みになっております。
実際の画面は以下となります。
CONNECTUS連携の自動生成リストの活用について
CONNECTUSに連携する自動リスト生成ツールをどのように弊社では活用しているかを、ご紹介いたします。
⬛ インサイドセールスの営業用リストとしての利用
自動リスト生成ツールは日次で新たな企業が20社~30社ほど弊社では追加されます。日次で更新される企業情報は一定の列までとなっているので、これ以降の列は通常のスプレッドシート同様に、架電状況や結果の選択肢を追加したり、架電日やメモ欄を追加することで弊社の架電営業のフローに即した形で営業進捗の管理ができるように項目を設計しています。
また、架電しても繋がらなかった企業へはフォームでのご案内をする場合もあり、その活動の進捗管理もできるように選択肢の項目を追加して入力ができるようにしております(上記画像の青い選択肢の部分)。
⬛ 解約手続きページへアクセスした企業へのフォロー用リストとして利用
自動生成リストは日次で追加していく企業情報について特定のページへアクセスした企業のみというフィルタ条件を追加することも可能です。
この設定を応用して、弊社Webサイトの解約関連ページにアクセスした企業を日々リスト化してカスタマーサクセスチーム(以降CSチーム)に渡して、解約防止の事前アクション用リストとしても活用をしています。
CSチームは現在契約中の企業と上記のリスト情報および現在の状況を照合し、必要に応じて契約企業のご担当者へ架電やメールをすることで、解約に至るような懸念や問題点を早期に対応できるように活用をしています。
まとめ
弊社ではCONNECTUSで取得できる情報をさらに活用しやすくするため、Webサイト訪問企業の情報を自動でリスト生成するツールを開発して、以下の業務に活用しております。
- 枯渇しがちなインサイドセールスチームへの営業用リストとして、日次で情報を提供し、かつ進捗管理もしやすいように入力項目をカスタマイズして利用
- 解約関連ページにアクセスした企業を自動でリスト生成して、カスタマーサクセスチームにて解約防止の事前対応リストとして活用
また、今回ご紹介をしましたCONNECTUSと連携した自動リスト生成ツールは、お客様にもご提供できる形に改修をしております。
自社Webサイトへの訪問企業の情報をリスト化し、具体的なアクションを実行する企業リストとして、ぜひCONNECTUSをご活用いただけますと幸いです。