Strikinglyというクラウド型ウェブビルダーをご存知でしょうか?2012年、米国にて現CEOであるデイビッド・チェン氏等を中心に開発されました。Strikinglyを使えば、コード、デザインの知識がなくても簡単に短時間で美しいWEBサイトを制作することができます。今回はそのStrikinglyについて解説したいと思います。
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この記事の目次
1.1 コードの知識が必要ない1.2 スマートフォンレスポンシブに特化
1.3 美しく高機能な動的テンプレート
1.4 Strikingly App Store
2.1 登録・ログインする
2.2 料金プランを選ぶ
2.3 テンプレートのカテゴリーを選ぶ
2.4 サイトを作る
2.5 設定と公開
Strikinglyの特徴
Strikinglyの主な特徴は以下になります。
コードの知識が必要ない
Strikinglyは”No-Code Philosophy”をコンセプトに開発されています。そのため、基本的なコードの知識が必要なWord Pressと異なり、コードの知識がなくても簡単にサイトを作ることができます。
スマートフォンレスポンシブに特化
Strikinglyは特にレスポンシブに優れており、ホームページは自動的にスマートフォン対応で表示され、反応速度も早いです。同じくクラウド型のウェブビルダーを提供するペライチがPCでサイトを制作・編集することを前提としているのに対し、スマートフォンでもサイトの制作や編集ができるアプリを提供しています。
美しく高機能な動的テンプレート
Strikinglyのテンプレートは、数々の受賞歴があるほどデザイン性に優れているのも特徴です。Strikinglyとよく比較されるウェブビルダーのJimboに対して、動的テンプレートが多くなっています。
またペライチがデザイン性の高いテンプレートは別途有料なのに対して、全てのテンプレートをプラン価格内で利用することができます。さらに、テンプレートを変えたいときも移植作業が必要なく、簡単に変更することが出来ます。
Strikingly App Store
有料版のStrikingly Pro版では、アプリを埋め込むことでサイトを充実させることができます。Google Mapやフォームはもちろんのこと、FaceBookなどのソーシャルメディアも埋め込むことができます。アプリの充実度は、ペライチにはない魅力と言えます。
Strikinglyの使い方
Strikinglyの魅力は何と言っても、その直感的な操作性です。ウェブサイトを直接クリックして編集し、すぐに公開できます。
以下がStrikinglyを使ったサイト公開までの簡単なステップです。
登録・ログインする
オンライン上で簡単に登録できます。またFacebook、Linkedinを使うと1分もせずに登録できます。Jimoやペライチと異なり、Googleのアカウントとは連動していません。
料金プランを選ぶ
料金プランは、無料版、Limited版月額$12、PRO版月額$20の3種類です。Limited版からカスタムドメインを使用することができます。また無料版とLimitedは、1ページのホームページで、Strikinglyのロゴが表示されます。PROだとマルチページで20ページまで選択できるので、SEO対策的にはおすすめと言えます。
テンプレートのカテゴリーを選ぶ
テンプレートのカテゴリーは、ビジネス、スタートアップ、パーソナル、ポートフォリオ、ブログ、ストアの6種類です。自社の業態にあったものを選択できます。
サイトを作る
サイドバーからセッションを選ぶだけで、サイトの目的に合わせたホームページを制作できます。直感的で操作方法は簡単です。セッションは、ストア、ブログ、お問い合わせなど20種類以上あります。ストアは、無料版で商品1点、LIMITED版で5点、PRO版で300点まで追加できます。Jimboは、無料のプランが商品数5点、Proが15点、Businessは無制限ですので、規模の大きなECサイトを考えているなら、Jimboの方が最適と言えるかもしれません。
設定と公開
ホームページのメインページができたら後は、基本情報、ヘッダー、フッター、ドメインなどを設定し公開するだけです。詳細の設定は、SEOのポイントとなるので、最適化することが重要です。
また、Google AnalyticsやConsoleとも連動させることが出来ます。
Strikinglyの最近の事業拡大
https://www.strikingly.com/reseller-program
Strikinglyの利用者は、約半数が個人と言われています。日本では、制作会社やフリーランサーのデザイナーなどがクライアントのためにWebサイトを制作するとなると、Word Pressが一般的かもしれません。
しかし、米国ではそういったケースでもStrikinglyの需要が増えており、ついに2017年再販事業が立ち上がりました。再販者は20以上のサイトをまとめて購入することで、ディスカウントを受けることができます。現在は英語サイトのみですが、今後、世界的に拡大されていくことが予想されます。
今後日本でも拡大が期待されるStrikingly
今日本でも、副業、起業独立、フリーランサーなど多様な働き方をする人が増えています。簡単に美しいレスポンシブサイトを作れるStrikinglyは、リソースの限られているスタートアップビジネスを中心に、今後日本でも利用の拡大が見込めると言えます。
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