Zoho CRMの初期設定:個人設定と組織情報で最初に確認する項目
Zoho CRMの初期設定は、画面右上のレンチマークから設定画面を開き、全般カテゴリの個人設定と組織情報を順に埋めるだけです。所要10分ほど。名前の姓と名の並び、国と言語、日付フォーマット、タイムゾーン、通貨に加え、あとから変えると集計がずれる会計年度の開始月まで、画面つきで手順を追います。
Zoho CRMの初期設定は、画面右上のレンチのマークから設定画面を開き、「全般」カテゴリの「個人設定」と「組織情報」を埋めるところから始めます。この2つだけなら10分ほどで終わります。
先に地域情報を直してください。 言語・日付フォーマット・タイムゾーン・通貨が日本のものになっていないと、あとから入力したデータの日時や金額が読みにくくなります。
この記事では、個人設定と組織情報で確認すべき項目を、画面ごとに追っていきます。
設定画面はどこから開きますか?

Zoho CRMのトップ画面右上の「サインイン」をクリックし、作成済みのIDとパスワードを入力してサインインすると、この画面に移動します。
基本設定を行うので、この画面の右上にあるレンチのマークをクリックします。(上図:赤の四角で囲った部分)

レンチのマークをクリックすると、設定できるカテゴリが一覧になっています。この中で最初に設定しておきたいのが、**「全般」カテゴリの「個人設定」と「組織情報」**です。
まだアカウント自体がない場合は、Zoho CRMの試用登録の手順から先に進めてください。
個人設定では何を確認しますか?

まずは一番上のプロフィールから設定するので、名前の横にある鉛筆のマークをクリックします。


このようなタブが表示されます。名前は、**下の名前が「名」、苗字が「姓」**になっているか確認し、違う入れ方をしていたら修正します。
会社の住所や仕事で使っている携帯電話の番号など、必要事項も記載しておきます。
**「国」は日本の場合「JP」**になっているか確認し、異なっていたら修正します。
地域情報の3項目


次に、ページ真ん中にある**「地域情報」**を見ていきます。
**「言語」「日付フォーマット」「タイムゾーン」**がそれぞれ日本(違う国で設定する場合は該当する国)になっているかどうかを確認します。異なる部分がある場合は「地域情報」横の鉛筆マークをクリックして修正します。
「時刻のフォーマット」は12時間表示(AM,PM)と24時間表示で選べるので、見やすい方を選択しましょう。
署名と表示名の書式

その下、**「メール用署名」**は、Zoho CRMを使ってメール送信を行う必要がある時に設定をすれば大丈夫です。一般的なメールと同じように、署名をこちらで設定することができます。
**「表示名の書式と設定」**では、名前表示のしかたを決めていきます。
たとえば、顧客の名前は「築地花子様」、メンバーの名前は「築地花子」と一般的な日本人名の順序で示したい時、**「氏名フォーマット」は「姓、名、敬称」、「並び替え順の設定」は「姓、名」**で設定します。
このページの一番下にある「テーマ」では、Zoho CRM画面のテーマカラーを変えることができます。
組織情報では何を入れますか?

個人設定で必要最低限の情報を更新したら、次は組織情報を更新します。
左カラムの**「全般」をクリックすると、「個人設定」の下に「組織情報」**という項目がありますので、こちらをクリックします。


社名の横にある鉛筆マークをクリックし、会社の電話・FAX番号やサイトURL、住所を入力します。

組織情報の下にある地域情報も、通貨やタイムゾーンが該当の国になっているかを確認し、異なっていたら修正します。
会計年度はなぜ最初に設定するのですか?

会計年度は、売上の集計期間の基準になるためです。 あとから変えると、それまでに作ったレポートの集計期間がずれます。
「組織情報」のカテゴリ内、**「会計年度」**は組織情報のページ上部のタブ「会計年度」をクリックすると、確認と変更が可能です。
会計年度の開始月をプルダウンで選択すると、**「会計年度の基準」**と表示されます。こちらで「終了月」を選択すると、決算月での設定も可能です。
選択し終わったら、**「保存」**をクリックして設定します。
つまずきやすい点
1. 地域情報が2か所にある
地域情報は「個人設定」と「組織情報」の両方にあります。個人設定だけを直して安心してしまうと、組織全体の通貨やタイムゾーンが初期値のまま残ります。両方を確認してください。
2. 姓と名が逆のまま運用を始める
登録時に姓名を逆に入れたまま顧客データを入れ始めると、あとから一括で直す作業が発生します。データを入れる前に「表示名の書式と設定」まで済ませておくのが確実です。
3. 最初から全部を設定しようとする
設定画面には多くのカテゴリが並んでいますが、ゲーミフィケーションやZiaなど、使い始めに必須でないものが大半です。まずは個人設定と組織情報だけに絞り、実際に使いながら足りない設定を追加してください。どのタブに何を入れるかという全体像はZoho CRMの基本の4階層で整理しています。閲覧範囲を部署ごとに分けたい場合は権限と役職の設定が該当します。
まとめ
Zoho CRMの初期設定は、右上のレンチマークから「個人設定」と「組織情報」を埋めるだけです。10分ほどで終わります。
確認すべきは、名前の並び、国、言語、日付フォーマット、タイムゾーン、通貨、そして会計年度です。特に会計年度と通貨は、あとから変えると集計に影響します。
プランごとの機能差と料金はZoho CRMの料金と機能、導入の設計から運用定着までの支援はZoho 導入・運用支援をご覧ください。設定の進め方でお困りの場合はお問い合わせより承ります。
FAQよくあるご質問
Q. Zoho CRMの初期設定はどこから開きますか?
サインイン後のホーム画面で、右上のレンチのマークをクリックします。設定できるカテゴリが一覧で表示されるので、その中の「全般」にある「個人設定」と「組織情報」の2つを先に開いてください。この2つだけなら10分ほどで終わります。ゲーミフィケーションやZiaなど、最初に触らなくてよい項目は後回しで構いません。
Q. 個人設定では何を確認すればよいですか?
4点です。1つ目は名前で、下の名前が「名」、苗字が「姓」に入っているかを確認します。2つ目は「国」で、日本ならJPになっているかを見ます。3つ目は地域情報の「言語」「日付フォーマット」「タイムゾーン」です。4つ目は「時刻のフォーマット」で、12時間表示(AM、PM)と24時間表示から選べます。修正は各項目の横にある鉛筆マークから行います。
Q. 顧客名を「築地花子様」と表示させたいのですが、どこで設定しますか?
個人設定の「表示名の書式と設定」で決めます。顧客の名前を「築地花子様」、メンバーの名前を「築地花子」と日本語の順序で出したい場合は、「氏名フォーマット」を「姓、名、敬称」、「並び替え順の設定」を「姓、名」に設定してください。
Q. 組織情報には何を入れますか?
設定画面の左カラム「全般」をクリックし、「個人設定」の下にある「組織情報」を開きます。社名の横にある鉛筆マークから、会社の電話番号・FAX番号・サイトURL・住所を入力します。その下の地域情報で、通貨とタイムゾーンが該当の国のものになっているかも確認してください。
Q. 会計年度はなぜ最初に設定するのですか?
売上の集計期間の基準になるためです。組織情報のページ上部にある「会計年度」タブをクリックし、開始月をプルダウンで選ぶと「会計年度の基準」が表示されます。ここで終了月を選べば決算月での設定もできます。選び終わったら「保存」をクリックしてください。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。