格言シリーズ:ブリヂストン創業者 石橋正二郎氏

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ブリヂストンタイヤ(現・ブリヂストン)の創業者であり、1966年に日産自動車と合併したプリンス自動車工業の出資者でもある石橋正二郎さんの格言を紹介します。

この記事の目次

石橋正二郎氏の経歴

ブリヂストン創業者:石橋正二郎氏

ブリヂストン創業者:石橋正二郎氏

 

石橋正二郎氏は福岡県久留米市の出身で、実家は仕立屋をしていた。父の病気により学校卒業後兄と家業を継ぐも、兄が徴兵されてしまい、事実上ひとりで事業を行っていた。

職人の技術に頼るところが大きい仕立屋を疑問に思い、足袋製造に業態を変更し、大量生産のための工場を新設し足袋の大量生産で業績を大きく伸ばした。1931年にはブリヂストンタイヤ株式会社(現ブリヂストン)を設立した。

 

 

石橋正二郎氏の格言

  • 一個人として如何に優秀でも、他人と仲良く働くことのできぬ人は、集団生活においていちばん厄介な人である
  • 禍は口から、という。言葉をつつしみ、自分の偉さをあらわそうとはせず、気どらなければかえって人に尊敬され、親しまれ、したがって自分も楽しみが多いが、いばり、虚勢をはる人は他からきらわれて、孤立し、人望を失うにいたる
  • 時の短縮は、私の信条である。もし他人の三分の一の時間で仕事をすれば、結局三倍の仕事ができるわけだ。だから一生涯の活動時間を、かりに四十年とすれば、百二十年分の仕事量となる勘定になる
  • 心だに誠の道にかないなば、折らずとても神や護らん━道具公の和歌が私の信念である。日本では精神的なものを尊ぶが、心と物とが創り出すものは真に世の中のためになるものである
  • 一生涯の目的を達成せんとするものは、いかなる固執も、障害も、目前の名利も介さず、忍ぶ、粘る、堅忍持久、終始一貫、最後の目的に突進することである
  • 生活向上に役立ち、人の幸福を増す製品をつくることが成功の基である
  • 事業は良い計画を立て、時を活かすことにより成功する。先の先を見透かして事業を始める。気は長く持つが、行うときは気短でなければならぬ

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