格言シリーズ:日本電産創業者 永守重信氏

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東証一部上場、世界No.1のモーターメーカーである日本電産。その創業者であり現代表取締役会長兼社長の永守 重信氏。彼が残している言葉も格言として有名である。今回はそのいくつかについて紹介していきたいと思います。

 

永守重信氏の経歴

永守重信氏の格言を紹介する前にまずは永守重信氏の経歴から紹介していきたいと思います。

1944年8月、京都府にて6人兄弟の末っ子として誕生。職業訓練大学校(現在の職業能力開発総合大学校)電気科を首席で卒業し、音響機器制作会社ティアックに就職。その後、同社子会社である山科精器取締役を経て、1973年7月、日本電産を4人で創業する。以後、日本電産代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)として、同社を日本を代表する小型モーター製造会社に育て、モーター事業において、優秀な技術を持つが経営不振に陥った企業を次々買収し、子会社化して再建させ、世界トップ・シェアの業績を誇る世界的な大企業に育て上げた。

日本電産の連結での売上高は1兆1,993億11百万円(2017年3月期)、従業員数は連結 107,062名(2017年3月末現在)にのぼる。

 

永守重信氏の格言

私は「一番以外はビリだ」と思って生きてきました。二番でもいいなんて言う考え方は駄目です。それから、異端者を評価しない会社も問題です。ちょっと変わった人間が世の中にないものを生み出している。


今日のことは今日やる。「今月は無理だ。来月やります」で、一年のうち1か月がなくなってしまうから、達成率が80%となってしまう。しかし、使うほうのお金は100%使っているから、赤字になる。


3つの経営哲学は「情熱、熱意、執念」、「知的ハードワーキング」、「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」。


「3Q6S」
3QとはQualify Word / Quality Company / Quality Productを表す
6Sとは整理(せいり、Seiri)、整頓(せいとん、Seiton)、清掃(せいそう、Seisou)、清潔(せいけつ、Seiketsu)、躾(しつけ、Shitsuke)という製造現場における5Sに対して作法(さほう、Sahou)を付け加えたものである。

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