日々の業務において複数のメンバー間でタスクをこなす場合、メールでのやりとりだと、文面の作成自体に時間がかかったり、メールボックスが複数のタスクで埋まり全体像を把握しづらかったりするデメリットがあります。チャットツールやチケット発行ツールをタスク管理に使用するケースもありますが、メールと同様のデメリットがあり最適な方法とは言えません。この記事でご紹介するAsanaは、そうしたデメリットを払拭しタスク管理を容易にするグループウェアです。
Asanaの特徴や使い方
引用URL:https://asana.com/ja/product
Asanaは世界192ヶ国で100万人以上のユーザーに利用されているクラウド型のグループウェア向けタスク管理ツールです。
各タスクは一画面の中に「新しいタスク」「タスク実行中」「タスク完了」というステータスに割り振られており、視覚的にタスクの状況を確認することができます。各タスクに対して、担当者や期限、詳細な内容を追加すると、Asana上でタスク管理が完結します。
Asanaの大きな特徴は、タイムラインという機能です。タイムラインはガントチャートのような体裁で、各タスクのスケジュールを全体的に見ることができ、タスク同士のスケジュール調整が簡単に行えます。
Asanaのプランについて
Asanaには、無料プランと有料プランがあります。
無料プランは最大15人までのメンバーを追加でき、タスク、プロジェクト、会話を無制限に利用できます。
プレミアムプランは、月額メンバー1人当たり9.99ドルの料金が発生します。チームメンバー数に制限はなく、タイムラインの機能、高度な検索機能、管理者コントロール、優先的なカスタマーサポートなどが提供されます。
最上位プランであるエンタープライズプランは、プレミアムプランの機能に加えて、高度な管理者コントロール機能、当日中に対応を受けられるカスタマーサポート、Asanaのロゴ変更ができるカスタマイズ機能などを提供しています。エンタープライズプランの料金はオフィシャルサイトには公開されておらず、問い合わせ窓口を通じて確認することができます。
Asanaの運営会社について
Asanaは、2008年にFacebookとGoogleの元社員によって米国のサンフランシスコで設立されたソフトウェア会社です。そして2012年にAsanaの商用化をスタートしています。Asanaでは、現在のところ同名のタスク管理ツール以外の事業は行っていません。
その他ツールとの連携・拡張性
引用URL:https://asana.com/ja/product
AsanaはGoogle Drive、Google Calendar、Salesforce、Slack等の主要ツールを含む100種類以上の他サービスと連携することができます。これにより、メール、ファイルなどのやり取りをすべてAsana上で完結することができます。連携できるサービスはこちら (※英語版のみ)で紹介されています。
連携性にも優れ、使いやすいAsana
Asanaの「タイムライン」機能は、全体のタスクを可視化し各タスクの優先度や前後関係を把握するのにとても役に立つと言えるでしょう。あるタスクに対して複数のメンバーや複数の部署が関わり、そのタスクが終わらないと別のタスクを開始できないというような場合に「タイムライン」は威力を発揮しそうです。
Asanaは無料トライアルで試してみることもできますので、気になった方は一度試してみてはいかがでしょうか。
弊社トライエッジでは、CRMと相性のいいタスク管理ツールや、日々の業務をより生産性高く遂行するためのメソッドをご紹介します。タスク管理や業務の効率化において課題をお持ちの方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。