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HOME MEDIA HubSpot 2024年4月8日

HubSpotのリスト機能とは?動的リストと静的リストの使い分けの仕方

HubSpotの動的リストは条件に合う人が自動で増減し、静的リストは作成時点のコンタクトで固定されます。メルマガは動的、ウェビナー申込者など固定したい用途は静的です。リストサイズや過去30日間のアクティビティを見るパフォーマンスタブ、プラン別の作成上限数と同期条件までまとめました。

HubSpotのリストは、条件に合う人が自動で増減する「動的リスト」と、作成時点のコンタクトで固定される「静的リスト」の2種類です。 常に最新の対象者へ配信したいメルマガは動的リスト、ウェビナー申込者のように内容を固定したい用途は静的リストを使います。

どちらで作るかは、リストを作成する時点で決める必要があります。 あとから切り替えることはできないため、用途を先に決めてから作成してください。

作成したリストは[パフォーマンス]タブでリストサイズや過去30日間のアクティビティを確認できます。以下では、それぞれの定義、パフォーマンスの見方、プラン別の作成上限数までを説明します。

HubSpotの動的リストとはどんなリストですか?

HubSpotのリスト機能には大きく分けて[動的リスト]と[静的リスト]の2つがあります。まずはこの2つの違いについて、正確に理解しておく必要があります。

動的リストとして作成されたリストは、常にその設定された条件に従ってリスト数が変動していくリストになります。例えば、動的リストの条件として「今日以降に作成されたコンタクト」という条件を設定したとします。今日以降という条件がついていますので、今日10件の新規コンタクトが作成された場合は、その時点では10件が条件に当てはまるリスト数となります。そして次の日に新たに5件、新規コンタクトが作成されたとすると、この5件が新たに追加され、この動的リストは15件となります。

このように、動的リストは、設定された条件に沿って常に最新の件数になるように変動していくリストとなります。常に変動する、という意味で[動的リスト]と名付けられています。

HubSpotの静的リストとはどんなリストですか?

静的リストとは、その時点で指定した条件に当てはまるコンタクトや企業のリストを指します。静的リストを作成したあとに、その条件に当てはまるコンタクトや企業が現れても、そのコンタクトや企業がその静的リストに含まれることはありません。

静的リストを活用するシーンとしては、1回限りのキャンペーン等の送付先としてコンタクトの一覧を作る際や、その時点でのウェビナー申込者のリストなど、のちのち更新をしたくない場合のリストとして活用することができます。

動的リストを作成するか、静的リストを作成するかはリストを作成する時点で予め決めておく必要があります。

HubSpot動的リスト静的リスト01

動的リストと静的リストはどう使い分けますか?

判断の基準は、あとから対象者が増えてほしいかどうかです。

  • 動的リストが向く用途:メルマガの配信先、ライフサイクルステージごとの母集団、スコアが一定以上のコンタクトなど、条件に合う人が増えたら自動で対象に加えたいもの
  • 静的リストが向く用途:1回限りのキャンペーンの送付先、その時点でのウェビナー申込者、施策の対象から外したい除外リストなど、内容を固定したいもの

セグメントの切り方そのものはリード管理の設計と直結します。獲得後の育成設計はリードナーチャリングとは?手法と進め方、対象を絞る基準づくりはリードクオリフィケーションとは?基準の作り方にまとめています。

作成したリストのパフォーマンスは何が見られますか?

作成したリストは動的リスト、静的リストに関わらず、そのパフォーマンスを閲覧することができます。ここで言うパフォーマンスとは

  • リストサイズ

  • コンタクトの内訳とエンゲージメント

  • 過去30日間のそのリストのアクティビティ

を指します。

リストのパフォーマンスは[パフォーマンス]のタブより確認することができます。

HubSpot動的リスト静的リスト02

リストサイズ – リストのパフォーマンス

リストサイズとは、リストの数のことを指します。動的リストの場合、指定した条件に沿うリスト数は日によって変わるため、そのリスト数の推移がどう変化しているのかを見ることができます。例えばマーケティングコンタクトの推移やメルマガ配信先の推移などを確認することができます。静的リストでこのリストサイズを見た場合は、基本的には一定の数値になります。

HubSpot動的リスト静的リスト03

コンタクトの内訳とエンゲージメント

コンタクトの内訳とエンゲージメントでは、そのコンタクトがどのような内訳になっているかを確認することができます。具体的には[ソース][][ライフサイクルステージ]の3つの内訳をプルダウンで選択して閲覧することができます。

HubSpot動的リスト静的リスト04

過去30日間のそのリストのアクティビティ

最後に、「過去30日間のそのリストのアクティビティ」では、このリストがどのようなアクティビティを行ったかを確認することができます。

HubSpot動的リスト静的リスト05

HubSpotのリストをSalesforceと同期できますか?

HubSpotとSalesforceを連携して利用している場合は、Salesforce側のリストとの同期をこのリスト上で行うことができます。ただし、この機能はProfessionalプランとEnterpriseプラン限定のプランとなっているので、Starterプランを利用している場合はこの機能を利用することはできません。また、事前にSalesforceとHubSpotを連携しておく必要があります。

システム間のデータ連携をどう設計するかはCRM連携とは?にまとめています。

リストの作成上限数はいくつですか?

HubSpotのリスト機能には上限が設けられています。リスト作成数の上限は、動的リスト・静的リストで異なり、各サービスのプランによっても異なります。

HubSpot Marketing Hub

HubSpot Marketing Hub StarterプランHubSpot Marketing Hub ProfessionalプランHubSpot Marketing Hub Enterpriseプラン
動的リスト25件1,000件1,500件
静的リスト1,000件1,000件1,500件

※Starterプランのリストセグメンテーションの条件はフォーム送信データ、コンタクトのプロパティー情報、マーケティングEメールのアクティビティーのみ。

HubSpot Sales Hub

HubSpot Sales Hub StarterプランHubSpot Sales Hub ProfessionalプランHubSpot Sales Hub Enterpriseプラン
動的リスト25件1,000件1,500件
静的リスト1,000件1,000件1,500件

※Starterプランのリストセグメンテーションの条件はフォーム送信データとコンタクトのプロパティー情報のみ。

HubSpot Service Hub

HubSpot Service Hub StarterプランHubSpot Service Hub ProfessionalプランHubSpot Service Hub Enterpriseプラン
動的リスト25件1,000件1,500件
静的リスト1,000件1,000件1,500件

※Starterプランのリストセグメンテーションの条件はフォーム送信データとコンタクトのプロパティー情報のみ。

HubSpot CMS Hub

HubSpot Service Hub StarterプランHubSpot Service Hub ProfessionalプランHubSpot Service Hub Enterpriseプラン
動的リスト5件1,000件1,500件
静的リスト1,000件1,000件1,500件

HubSpot Operations Hub

HubSpot Operations Hub StarterプランHubSpot Operations Hub ProfessionalプランHubSpot Operations Hub Enterpriseプラン
動的リスト25件1,100件1,600件
静的リスト1,000件1,000件1,500件

※Starterプランのリストセグメンテーションの条件はフォーム送信データ、コンタクトのプロパティー情報、マーケティングEメールのアクティビティーのみ。

上記が各サービス、各プランにおけるリスト上限数となります。また、ProfessionalプラントEnterpriseプランの場合は、上記の上限数にプラスして月額24,000円にて動的リスト・静的リストそれぞれ100件を追加することができます。

つまずきやすい点はどこですか?

リストの運用でつまずきやすいのは、次の3点です。

1. 作成後に動的・静的を切り替えられない

動的リストにするか静的リストにするかは、リスト作成時に決める必要があります。用途を決めずに作ってしまうと、作り直しになります。

2. 静的リストを配信先に使い続けてしまう

静的リストは作成後に条件に合致したコンタクトが追加されません。継続配信のメルマガに静的リストを使うと、新規に獲得したコンタクトへ届かない状態が続きます。

3. Starterプランでは条件も件数も制限がある

動的リストの作成上限はStarterで25件(CMS Hubは5件)です。加えてStarterプランのセグメンテーション条件は、フォーム送信データやコンタクトのプロパティー情報などに限られます。細かい条件でリストを組みたい場合は、プランの条件を先に確認してください。

まとめ

HubSpotのリスト機能は、条件に合う人が自動で増減する動的リストと、作成時点で固定される静的リストの2種類です。メルマガのように常に最新の対象者へ届けたいものは動的リスト、ウェビナー申込者のように固定したいものは静的リストという使い分けになります。

パフォーマンスタブではリストサイズ、コンタクトの内訳とエンゲージメント、過去30日間のアクティビティを確認できます。作成上限はプランごとに異なるため、運用前に確認しておいてください。

母集団を複数に分けて施策を比較したい場合はHubSpotのリスト分割機能でランダムな静的なリストを作成する方法、一部だけを抽出してテスト配信したい場合はHubSpotで無作為(ランダム)のサンプルリストを作成して配信テストをする方法をご覧ください。HubSpotの活用支援はHubSpot導入・活用支援、ご相談はお問い合わせより承ります。

FAQよくあるご質問

Q. HubSpotの動的リストとはどのようなリストですか?

設定した条件に沿って、含まれるコンタクト数が常に自動で変動するリストです。例えば今日以降に作成されたコンタクトという条件なら、今日10件作成されればその時点で10件、翌日に5件増えれば15件になります。条件に合う人が発生するたびに自動で追加されます。

Q. HubSpotの静的リストとはどのようなリストですか?

作成した時点で条件に合致していたコンタクトや企業のみで構成されるリストです。作成後に条件に当てはまるコンタクトが現れても、そのリストには含まれません。件数は基本的に一定のままになります。

Q. 動的リストと静的リストはどう使い分ければよいですか?

常に最新の対象者へ配信したいメルマガには動的リスト、1回限りのキャンペーンの送付先やその時点でのウェビナー申込者リストのように、あとから更新したくないものには静的リストを使います。どちらで作るかはリスト作成時に決める必要があり、あとから切り替えられません。

Q. リストのパフォーマンスは何が確認できますか?

リストの詳細画面にある[パフォーマンス]タブから3つを確認できます。リストサイズ(リスト数の推移)、コンタクトの内訳とエンゲージメント(ソース・国・ライフサイクルステージの3つをプルダウンで切り替え)、過去30日間のそのリストのアクティビティです。

Q. リストの作成数に上限はありますか?

あります。動的リストと静的リストで別々に上限が設けられ、契約プランによっても異なります。Marketing Hubの場合、動的リストはStarter25件・Professional1,000件・Enterprise1,500件、静的リストはStarter・Professionalが1,000件、Enterpriseが1,500件です。

出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。

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