ZohoとHubSpotどっちがいい 中小企業向け比較
ZohoとHubSpotは「どちらが優れているか」ではなく「どちらが自社に合うか」で選びます。HubSpotは無料のCRMが充実し小規模チームでもすぐ始められ、ZohoはZoho Oneで50以上のアプリを低価格で使えるのが強み。CRM機能・メール配信・導入負荷・サポート体制の観点で比較します。
「結局、ZohoとHubSpotってどっちがいいの?」
CRMやMAツールの導入を検討している中小企業の担当者から、私はこの質問を何度も受けてきました。両方のツールの導入支援を手がけてきたTRIEDGEの立場から言うと、正直なところ「どっちがいいか」ではなく「どっちが自社に合うか」なんですよね。
この記事では、機能一覧だけでは見えてこない「導入後に本当に使いこなせるか」という視点で、ZohoとHubSpotを比較していきます。メールマーケティング、CRM運用、導入負荷、費用対効果まで、中小企業が判断に必要な情報を整理しました。
Key Takeaways:ZohoとHubSpot比較のポイント
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HubSpotは無料プランが充実しており、小規模チームでもすぐに始められる
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Zoho CRMはコストパフォーマンスが高く、多機能を低価格で使える
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TRIEDGEはZoho認定パートナー・HubSpotゴールドパートナーとして両ツールの導入支援が可能
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導入後の定着には伴走支援が重要で、ツール選定だけでは成功しない
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自社のリソースと運用体制に合わせたツール選びが成功の鍵
Zoho vs HubSpot:概要比較
HubSpotとは?
HubSpotは、CRM・MA・営業支援・カスタマーサービスを一つのプラットフォームで管理できるツールです。特に無料のCRM機能が充実しており、コンタクト管理やメール追跡、基本的なレポート機能が追加費用なしで使えます。中小企業がまず試してみたいというニーズに応えやすい設計になっています。
HubSpotの主な機能
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無料CRM:コンタクト管理、取引管理、タスク管理が無料で利用可能
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Marketing Hub:メールマーケティング、フォーム作成、ランディングページ構築
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Sales Hub:営業活動の可視化、見積書作成、ミーティング予約機能
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Service Hub:チケット管理、ナレッジベース、顧客満足度調査
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日本語サポート:日本法人があり、日本語でのサポート対応が受けられる
HubSpotのメリット・デメリット
メリット
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無料プランでも基本的なCRM機能が充実しており、まず試せる
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UIが直感的で、ITに詳しくない担当者でも操作しやすい
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各機能がモジュール式になっており、必要な機能だけ追加購入できる
デメリット
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高度な機能を使うには上位プランへのアップグレードが必要
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日本特有の商習慣への対応は、別途カスタマイズが必要な場合がある
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外部ツールとの連携は、連携先によって追加設定が必要
Zoho CRMとは?
Zoho CRMは、インド発のZoho Corporationが開発したCRMツールです。CRMだけでなく、Zoho Oneというスイート製品を使えば、会計、HR、プロジェクト管理など50以上のアプリケーションを統合して利用できます。中小企業向けの価格設定が特徴的です。
Zoho CRMの主な機能
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リード・商談管理:リードから商談、成約までのプロセスを一元管理
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ワークフロー自動化:繰り返し作業を自動化するルール設定が可能
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レポート・分析:カスタムレポートやダッシュボードで営業状況を可視化
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Zoho One統合:メール、会計、プロジェクト管理など他のZohoアプリと連携
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AI機能(Zia):AIアシスタントによる売上予測やレコメンデーション
Zoho CRMのメリット・デメリット
メリット
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他社CRMと比較して価格帯が低めで、中小企業が導入しやすい
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Zoho Oneを使えば、複数の業務システムを一つのプラットフォームで管理できる
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カスタマイズ性が高く、自社の業務フローに合わせた設定が可能
デメリット
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MAの高度な機能を使うには、Zoho Campaigns等の別製品との連携が必要
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FAQなど一部のサポートコンテンツが英語のみの場合がある
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設定の自由度が高い分、初期設定には時間と知識が必要
Zoho vs HubSpot:詳細比較
CRM機能の比較
CRMの基本機能では、両ツールとも顧客情報の一元管理、取引パイプラインの可視化、活動履歴の記録といった機能を備えています。HubSpotは無料プランでもこれらの基本機能が使えるため、まずはコストをかけずに試したい企業に向いています。
Zoho CRMはカスタムフィールドやモジュールの追加など、自社の業務に合わせた細かいカスタマイズがしやすいのが特徴。ただ、その分「どう設定すればいいか」を考える時間は必要です。
メールマーケティング機能の比較
HubSpotのMarketing Hubは、メール配信、自動化ワークフロー、リードスコアリングが一つのプラットフォームで完結します。CRMデータとマーケティング活動が連携するため、リードの行動履歴を見ながら営業活動に活かせます。
Zoho CRMでメールマーケティングを本格的に行うには、Zoho CampaignsやZoho Marketing Automationとの連携が必要です。統合すれば同等の機能は実現できますが、設定の手間は増えます。
導入のしやすさ
HubSpotは「アカウント作成してすぐ使い始められる」という点で、導入ハードルが低いです。HubSpot Japan公式サイトでも紹介されているように、直感的なUIと充実したオンボーディングコンテンツが特徴です。
Zoho CRMは設定の自由度が高い分、「何をどう設定するか」を決めるフェーズに時間がかかります。TRIEDGEがZoho導入支援で関わる際も、最初の設計フェーズにしっかり時間をかけることが多いですね。
外部連携・拡張性
HubSpotのApp Marketplaceには1,000以上のアプリが登録されており、SlackやGoogle Workspace等の主要なツールとの連携が可能です。API連携も充実しているため、自社システムとの接続もしやすいです。
Zoho CRMもZoho Flowを使えば多くの外部サービスと連携できます。Zoho公式の比較ページにもあるように、Zohoエコシステム内での連携がもっともスムーズなため、Zoho製品を複数使う前提での検討がおすすめです。
サポート体制
HubSpotは日本法人があり、日本語でのカスタマーサポートが受けられます。有料プランではより手厚いサポートや専任担当者がつくオプションもあります。
Zoho CRMは日本語サポートもありますが、詳細なトラブルシューティングや一部のドキュメントは英語のみの場合があります。そのため、導入・運用においては日本のZoho認定パートナーからの支援を受けるケースが多いです。
中小企業がCRMを選ぶときに見落としがちなポイントは?
機能比較表を見て「こっちの方が機能が多い」と決めてしまうケースは少なくありません。でも、本当に大事なのは「その機能を自社で使いこなせるか」という点です。
私たちTRIEDGEが導入支援で関わってきた企業の中にも、高機能なツールを入れたけど結局Excelに戻ってしまった、というケースはあります。機能の数ではなく、自社のリソースと運用体制に合っているかを見極めることが重要です。
具体的には、以下の点を導入前に確認しておくことをおすすめします:
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ツールの設定・運用を担当できる人材が社内にいるか
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導入後のトレーニングや定着支援をどう行うか
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将来的にどこまで機能を拡張したいか
導入後の運用定着を成功させるコツは?
CRMやMAツールは「入れたら終わり」ではなく、「使い続けてこそ価値が出る」ものです。導入初期に現場が入力を面倒に感じて使わなくなる、というのはよくある失敗パターンですね。
TRIEDGEでは、導入支援だけでなく運用定着までの伴走サポートを重視しています。たとえば、最初はシンプルな運用から始めて、現場が慣れてきたら徐々に機能を追加していく、といった段階的なアプローチが有効です。
また、定期的にデータを活用した振り返りミーティングを行い、「このデータがあるとこんなことがわかる」という成功体験を積み重ねることで、現場の定着率が上がります。
TRIEDGEが中小企業のCRM導入を支援する理由
TRIEDGEはHubSpot認定ゴールドパートナーであり、Zoho認定パートナーでもあります。両ツールの導入支援を手がけてきた立場から言えるのは、「どちらが優れているか」ではなく「どちらが御社に合うか」が大切だということ。
私たちの強みは、ツールの導入だけで終わらない伴走型の支援です。導入設計から初期設定、運用トレーニング、定着支援まで、実際に手を動かしながらお客様と一緒に取り組みます。
CRMやMAの導入を検討されている方は、まずはTRIEDGEにご相談ください。御社の状況をヒアリングした上で、どちらのツールが合っているか、どう導入を進めるべきかを一緒に考えます。
FAQs:ZohoとHubSpotどっちがいい 中小企業向け比較
ZohoとHubSpotの一番の違いは何ですか?
HubSpotは無料CRM機能が充実しており、すぐに使い始められる手軽さが特徴です。Zoho CRMはZoho One等と組み合わせることで、より広範な業務システムを低コストで統合管理できます。自社の優先事項によって選択が変わってきますね。
中小企業にはどちらがおすすめですか?
「まずは無料で試したい」「設定にあまり時間をかけられない」という場合はHubSpotがおすすめ。「コストを抑えつつ多機能を使いたい」「将来的にZoho製品で業務を統合したい」という場合はZoho CRMが向いています。TRIEDGEでは両ツールの導入支援を行っているので、ご相談いただければ御社に合った選択をお手伝いします。
導入にどれくらいの期間がかかりますか?
基本的なCRM機能だけなら、HubSpotは数日〜1週間程度で使い始められます。Zoho CRMも同様に短期間で開始可能です。ただし、ワークフロー自動化や他システムとの連携など、本格的な設定を行う場合は1〜3ヶ月程度を見込んでおくとよいでしょう。
両方のツールを併用することはできますか?
技術的には可能ですが、顧客データの二重管理になるためおすすめしません。どちらか一方を主軸にして、必要に応じて特定機能だけ他ツールを連携させる形が現実的です。TRIEDGEでは、御社の業務に合わせた最適な構成をご提案しています。
導入支援なしで自社だけで始められますか?
どちらのツールも、基本機能であれば自社だけで導入可能です。HubSpotはオンボーディングコンテンツが充実しているため、特に始めやすいです。ただ、本格的な運用や複雑なワークフロー構築を目指すなら、TRIEDGEのような伴走支援を受けることで、導入後の定着率が大きく変わってきます。
FAQよくあるご質問
Q. ZohoとHubSpotは、どちらが優れていますか?
どちらが優れているかではなく、どちらが自社に合うかで選びます。機能一覧では差が見えにくいため、CRM機能・メール配信・導入の負荷・サポート体制という4つの観点で、自社の体制に照らして比べてください。
Q. HubSpotが向いているのはどんな会社ですか?
無料のCRMが充実しているため、小規模なチームでもすぐに始められます。マーケティングから営業までを一つのツールで揃えたい場合や、専任の管理者を置けない場合に向いています。
Q. Zohoが向いているのはどんな会社ですか?
Zoho Oneで50以上のアプリを低価格で使えるのが強みです。CRM以外にも社内で使うツールをまとめて揃えたい場合や、コストを抑えながら多機能を使いたい場合に向いています。
Q. 導入の負荷は、どちらが軽いですか?
始めやすさではHubSpotです。ただしZohoも、使う範囲を絞れば負荷は下がります。判断するときは初期設定の手間だけでなく、毎月だれが運用するのかまで含めて見てください。
Q. ツールを選べば成功しますか?
選定だけでは成功しません。導入後に定着させる工程が必要です。入力項目を絞る、現場が使う画面を先に整える、運用ルールを文書にする、といった作業が要ります。ここを伴走してくれる相手がいるかどうかが、実際の成否を分けます。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2026年6月17日公開。