Baseconnectとは?AIで法人営業リストを自動作成する仕組みと料金
Baseconnectは、2017年に京都で創業した企業情報の会社です。提供するBaseconnect LISTは、数万社のデータベースから成約可能性の高い企業を30秒で自動選定し、既存顧客のデータをもとにAIが類似した見込み客をスコアリングします。仕組みと絞り込み条件、6段階の料金プランを整理します。
Baseconnectは、2017年に京都で設立された企業情報の会社です。提供するBaseconnect LISTは、数万社のデータベースから成約可能性の高い企業を30秒で自動選定し、既存顧客のデータをもとにAIが類似した見込み客をスコアリングする法人営業リストのサービスです。
従来の法人営業リストは、営業担当者が集めた名刺を社内でデータベース化したり、ネット検索で情報を肉付けしたり、外部のリストを購入したりして作られてきました。しかしこの方法では、リストの質が担当者の経験と勘に左右されます。外部リストを買っても、自社にとって成約率の高い先を選び直す作業が結局残ります。
Baseconnect LISTは、この選び直しの部分を機械に任せる発想のサービスです。売上や業界など25以上の軸に加えてフリーキーワードでも絞り込め、既存顧客データをアップロードすれば、それに似た企業を確度順に提示してくれます。
この記事では、Baseconnect LISTの仕組みと絞り込み条件、6段階の料金プラン、データの出どころ、そしてリストを入手したあとに必要になることを整理します。
Baseconnectの法人営業リストサービスとその特徴

Baseconnectの法人営業リストとは?
法人営業リストは、テレアポ、DM、メーリングリストなど、様々な場面で必要とされています。
従来の法人営業リストは、営業担当者が足を運んで集めた名刺を社内でデータベース化したり、ネット検索をして情報を肉付けしたり、外部のリストを購入したりしたものが大半です。また、飛び込み営業は、営業担当者の個別のスキルや勘によるところもあり効率が悪く、生産性の高い方法とは言えません。外部のリストを買っても、自社にとって成約率の高い見込み客を営業担当者の経験値などで精査する必要があります。
そのようなマンパワーと経験値による限界を超え、自社にとって有効な数千社の法人営業リストを数万社から最新技術で自動選定してくれるのが、Baseconnect LISTです。
Baseconnect LISTの特徴とは?
Baseconnect LISTは、ソフトなどをインストールする必要がないSaaS(クラウド)型で、ネット環境さえあれば時と場所を選ばず利用できます。データベース化された数万社の中から成約可能性の高い企業を30秒で自動選定してくれます。絞り込みの軸も売上や業界など25以上の軸の他に、フリーキーワードにより「CM制作をしている」などニッチなワードでも絞り込みができます。
しかし、Baseconnect LISTのすごさは、それだけではありません。一番の特徴はなんと言っても、人工知能(AI)によるマシンラーニングです。
ユーザーが既存顧客のデータをアップロードすると、AIによるアルゴリズムでそれに類似した見込み客をリスト化してリコメンド、また確度をスコアリングしてくれます。さらに、Baseconnect LISTはAIが学習をするため、使えば使うほどリストの精度が高まります。
法人営業リストというと個人情報などの問題からソースが気になりますが、Baseconnect LISTは一般公開されている情報を集めたものなので安心です。
Baseconnect LISTの料金プラン
Baseconnect LISTはおもなターゲットを中小企業としているので、価格も導入しやすいように設定されています。プランはフリーを含めて全6段階です。
| プラン | 月額料金 | 月間情報取得可能上限数 | 想定される利用者 |
|---|---|---|---|
| フリー | 無料 | 50件 | まず試したい場合 |
| マイクロ | 15,000円 | 300件 | 個人事業主 |
| スモール | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 少人数チーム |
| ミディアム | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 中規模チーム |
| ラージ | 120,000円 | 6,000件 | 大規模チーム |
| 無制限 | 公式サイト参照 | 上限なし | 全社導入 |
※料金・上限数は2024年3月時点の情報です。スモール・ミディアム・無制限の条件を含め、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
大規模チーム向けのラージでも月額120,000円で月間情報取得可能上限数が6,000件という水準です。リスト作成にかかる人件費を考えると、コストを抑えるだけでなく、営業効率も上げることが期待できます。
Baseconnectとの連携

Baseconnect LISTに今後期待されるのは、見込み客の洗い出しから顧客獲得・育成まで一気通貫したプラットフォームで管理できるような他社のCRMやMAツールとの連携ではないでしょうか。
実際、さまざまな企業との資本業務提携、共同開発の動きが見られます。たとえば、企業・業界情報プラットフォームSPEEDAを提供しているユーザベースと、2018年2月に資本業務提携が結ばれました。
また、データベースの作成とアップデートは3,000名のリサーチスタッフが手作業で行っていますが(記事作成時点)、今後はAIを利用した自動化などにより精度とスピードを高めていくことが予想されます。
Baseconnect LISTの導入ポイントのまとめ

営業活動を最適化するには、法人営業リストの洗い出しにかかる時間とコストを削減したうえ、その精度を上げることがポイントになってきます。
Baseconnect LISTは、新規営業にかけられるマンパワーが限られている、営業活動のPDCAを最適化したいといった法人営業の課題に対して、AIの技術で答えようとするサービスと言えるでしょう。
リストを手に入れたあとに決めること
AIが確度順にリストを出してくれても、そのリストを誰がどの順番で追い、結果をどこに記録するかは自社で設計する必要があります。ここが決まっていないと、スコアの高い企業に誰も連絡しない、あるいは既存顧客に新規案内を送ってしまう、といったことが起こります。
トライエッジでは、取得したリストをCRMに取り込むところから、アプローチの優先順位づけ、結果の記録と改善までを支援しています。データの活用や管理方法にお悩みの場合はCRM導入・運用支援を、AIを営業・マーケティング業務に組み込む方法を検討中の場合はAI活用支援をご覧ください。
FAQよくあるご質問
Q. Baseconnect(ベースコネクト)とは何ですか?
Baseconnectは、Webディベロッパーの國重氏によって2017年に京都で設立された企業です。世界中のデータをつなげるナレッジエンジンの開発をきっかけに、企業に関する情報をwikiサイトとして公開するとともに、法人営業リストの販売サービスを提供しています。2018年2月には、企業・業界情報プラットフォームSPEEDAを提供するユーザベースと資本業務提携を結んでいます。
Q. Baseconnect LISTとは何ですか?
Baseconnect LISTは、Baseconnectが提供する法人営業リストのサービスです。ソフトのインストールが不要なSaaS(クラウド)型で、インターネット環境さえあれば時と場所を選ばず利用できます。データベース化された数万社の中から、成約可能性の高い企業を30秒で自動選定できる点が特徴です。テレアポやDM、メーリングリストの宛先づくりに使われます。
Q. AIで営業リストを作るとは、具体的に何をしてくれるのですか?
既存顧客に似た企業を探してきて、確度の順に並べてくれます。Baseconnect LISTでは、ユーザーが自社の既存顧客データをアップロードすると、AIのアルゴリズムが類似した見込み客をリスト化してリコメンドし、あわせて確度をスコアリングします。使い続けるほどAIが学習するため、リストの精度が高まっていく仕組みです。営業担当者の経験や勘に頼っていた見込み客の精査を、データで置き換えられます。
Q. Baseconnect LISTでは、どんな条件で企業を検索・絞り込みできますか?
売上や業界など25以上の軸で絞り込めます。加えてフリーキーワードによる検索にも対応しており、「CM制作をしている」といったニッチな条件でも該当企業を抽出できます。定型の業種分類だけでは拾いきれないターゲットを探したいときに有効です。さらに既存顧客データをアップロードすれば、それに類似した企業をAIが確度順に提示するため、条件を言語化しきれない場合でもリストを組み立てられます。
Q. Baseconnect LISTの料金はいくらですか?
フリーからスタートし、マイクロ・スモール・ミディアム・ラージ・無制限の全6段階です。フリーは月間情報取得可能上限数50件、個人事業主向けのマイクロが月額15,000円で月間300件から、大規模チーム向けのラージが月額120,000円で月間6,000件となっています(2024年3月時点)。料金は変更される可能性があるため、最新の条件は公式サイトでご確認ください。
Q. Baseconnectのデータはどこから集めているのですか?個人情報の心配はありませんか?
Baseconnect LISTに収録されているのは、一般公開されている情報を集めたものです。そのため、名簿の出所が分からないリストと比べて取り扱いのリスクを抑えられます。データベースの作成とアップデートは、記事作成時点では3,000名のリサーチスタッフが手作業で行っており、今後はAIを利用した自動化により精度とスピードを高めていくことが見込まれます。
Q. Baseconnect LISTはCRMやMAツールと連携できますか?
見込み客の洗い出しから顧客獲得・育成までを一気通貫で管理するには、CRMやMAツールとの連携が鍵になります。取得したリストはそのまま架電やメール配信に回すのではなく、まず自社のCRMに取り込み、既存顧客や進行中の商談と重複していないかを確認したうえで運用するのが基本です。同じ企業に別々の担当者から連絡が行く事故を防げます。連携方式は変わる可能性があるため、対応状況は公式サイトでご確認ください。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/伊能 藍子(CRM 導入・運用支援)。 2024年3月29日公開/2026年8月11日更新。