Zoho Invoiceとは:請求書の作成から送信までを1つで完結させるクラウドツール
Zoho Invoiceは、請求書と見積書の作成から送信、管理までを1つで完結できるクラウドツールです。テンプレートを選び請求日と商品をクリックすると、消費税と合計金額が自動算出されます。Zoho CRMと連携すれば顧客情報の入力も不要です。16種類のテンプレートと商品登録の手順を解説します。
Zoho Invoiceは、請求書と見積書の作成から送信、管理までを1つのツールで完結できるクラウドサービスです。請求書作成ページでテンプレートを選び、請求日と商品をクリックするだけで、消費税と合計金額が自動算出されます。
Zoho CRMと連携すると、CRM側の顧客情報がそのまま請求書に反映されるため、住所や社名を打ち直す作業がなくなります。
この記事では、料金プランの決まり方、請求書と商品の登録手順、Zoho CRMとの連携で変わることを整理します。
Zoho Invoiceとはどんなツールですか?
Zoho Invoiceは、伝票(請求書、見積書)などに特化したアプリケーションです。
特徴は連携機能で、Zohoの各サービス(CRM, Inventory, Subscription, Checkout)はもちろん、多様な決済システムとも接続できます。詳しい仕様はZoho Invoiceの商品説明ページをご覧ください。
会社独自のフォーマットで毎回請求書を作っている、Excelや紙で管理していて発行に手間がかかっている、といった状態を1か所にまとめるための道具だと考えてください。
料金プランはどう決まりますか?

プランによって変わる基本事項は次の2つです。
■最大顧客数(企業数) ■利用人数(社内ユーザー数)
この記事では具体的な金額を記載していません。 料金と各プランの上限は改定されることがあるため、契約前にZoho Invoice公式の料金ページで最新の条件をご確認ください。Zoho CRM側の料金の考え方はZoho CRMの料金と機能にまとめています。
請求書のテンプレートは自社の書式に合わせられますか?
Zoho Invoiceには16種類の請求書のテンプレートがあります。 一般的な日本の請求書のテンプレートも含まれているため、そのまま使える場面が多くあります。

すでに利用している請求書のフォーマットは、csvファイルまたはサンプルのxlsファイルでアップロードすれば、Zoho Invoiceで利用できます。
さらに請求書の項目や表示形式も変更できるため、自社の請求書の形式に合わせた内容にカスタマイズできます。

請求書はどうやって作りますか?
請求書作成ページに移動し、作成した請求書のテンプレートを選択します。
クリックするとテンプレートが表示されるので、請求日や商品をクリックで選択するだけで金額が表示され、消費税や合計金額が自動算出されて請求書が完成します。 作成完了画面から、そのまま顧客にメール送信も可能です。

商品はどうやって登録しますか?
Zoho Invoiceでは請求書を作成する際に、クリック形式で商品をテンプレートに反映させます。そのため、利用を始める際はまず自社商品(サービス)を登録する必要があります。
登録は簡単で、いつでも登録・変更が行えます。

商品タブをクリックすると「新しい商品」という画面が出てくるので、こちらを選択します。商品概要や販売価格を登録すれば、請求書を作成する際に自動的に商品が表示され、クリックすれば反映されます。
Zoho CRMと連携すると何が変わりますか?
顧客・商談管理ツールの「Zoho CRM」と連携すると、CRMに保存された顧客情報が自動的にZoho Invoiceへ連携されます。 住所などを手入力する必要がありません。
連携後はZoho CRM上からも請求書の作成と送信が可能です。 送信した請求書は各顧客の管理ページに自動登録されるため、請求書データをCRMに集約できます。
CRMを利用しておらず、Excelで顧客名簿を持っている場合は、最初にデータをインポートしてしまうほうが早く進みます。インポートできるファイル形式は、CSVもしくはTSVです。
商談から受注までをCRM側でどう管理するかは商談の項目をカスタマイズする手順、会計まわりとの関係は会計とCRMの連携で扱っています。
向いている場合・向いていない場合
向いている場合
- 経理担当が、会社独自のフォーマットで毎回手打ちして請求書を作成している
- Excelや紙で請求書を管理しており、発行作業に時間がかかる
- 請求関係のデータが部署ごとに分かれていて一元化されていない
- 他にやるべき業務があるのに、月末が請求業務で埋まっている
慎重に検討したほうがよい場合
- 既存の会計システムと厳密に連動させる必要があり、要件が細かく決まっている
- 請求の承認ルートが複雑に分岐している
- 発行件数が少なく、現状の運用で困っていない
まずは無料で試せる範囲で、自社の請求書の形が再現できるかを確認してください。 事業規模によって適したプランが変わるため、テンプレートの再現性を確かめてから有料プランを検討するのが確実です。
まとめ
Zoho Invoiceは、請求書と見積書の作成から送信、管理までを1つで完結できるツールです。テンプレートは16種類あり、既存のフォーマットもcsvやxlsでアップロードできます。
最も効くのはZoho CRMとの連携です。 顧客情報の入力が不要になり、発行した請求書がそのまま顧客レコードに紐づきます。
トライエッジはZoho認定パートナーとして、SFA / CRM / MAの導入・運用を支援しています。詳しくはZoho 導入・運用支援、CRM全般の設計はCRM構築・運用をご覧ください。ご相談はお問い合わせより承ります。
FAQよくあるご質問
Q. Zoho Invoiceでは何ができますか?
請求書と見積書などの伝票の作成、送信、管理を1つのツールで完結できます。請求書作成ページでテンプレートを選び、請求日と商品をクリックで選択するだけで金額が表示され、消費税や合計金額が自動算出されます。作成完了画面からそのまま顧客へメール送信もできます。
Q. 料金プランは何で決まりますか?
プランによって変わる基本事項は2つです。1つは管理できる最大顧客数(企業数)、もう1つは利用人数(社内ユーザー数)です。金額と各プランの上限は改定されることがあるため、契約前にZoho Invoice公式の料金ページで最新の条件を確認してください。
Q. 請求書のテンプレートは自社の書式に合わせられますか?
合わせられます。Zoho Invoiceには16種類の請求書テンプレートがあり、一般的な日本の請求書テンプレートも含まれています。すでに利用している請求書のフォーマットは、csvファイルまたはサンプルのxlsファイルでアップロードすれば利用できます。請求書の項目や表示形式も変更できます。
Q. 商品はどうやって登録しますか?
商品タブをクリックすると「新しい商品」という画面が出るので、そこから登録します。商品概要や販売価格を登録しておくと、請求書を作成する際に自動的に商品が表示され、クリックするだけで反映されます。登録と変更はいつでも行えます。
Q. Zoho CRMと連携すると何が変わりますか?
CRMに保存された顧客情報が自動的にZoho Invoiceへ連携されるため、住所などを手入力する必要がなくなります。連携後はCRM上からも請求書の作成と送信ができ、送信した請求書は各顧客の管理ページに自動登録されます。CRMを使っていない場合は、CSVまたはTSVで顧客名簿をインポートできます。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。