Zoho CRMのWEBタブ設定手順:よく開くページをCRMの中に置く
Zoho CRMのWEBタブは、設定のタブ&項目からWEBタブを開き、新しいタブでタブ名とURLを登録すれば追加できます。所要は3分ほどです。料金表やヒアリングシートを見込み客や商談と同じ列に置けるため、通話中のタブ移動が減ります。管理者や標準ユーザーごとの閲覧設定と、最大25件という上限も解説します。
Zoho CRMのWEBタブは、設定の「タブ&項目」→「WEBタブ」→「新しいタブ」から、タブ名とURLを登録するだけで追加できます。設定は3分ほどで終わります。
追加したページは、「見込み客」「取引先」「連絡先」「商談」と同じ列に並びます。Zoho CRMの画面から離れずに開けるため、通話中にブラウザのタブを探す時間がなくなります。
この記事では、設定手順、役職ごとの閲覧設定、最大25件という上限、そして表示されないときの確認箇所を整理します。
WEBタブとは何か
Zoho CRMには「見込み客」「取引先」「連絡先」「商談」といったタブが並んでいます。WEBタブ機能を使うと、これらと同列に、任意のWebページを置けます。
置けるのは自社サイトのページに限りません。料金の説明ページ、社内のヒアリングシート、よく参照する外部の資料など、URLがあるページなら登録できます。
どんな人に向いているか
向いている場合
- 接客中に、料金体系などよく聞かれる質問の答えを毎回ブラウザで開いている
- 主に電話でお客様と接する機会が多いカスタマーサポート担当
- 電話アプローチ用のヒアリングシートを、Wordやスプレッドシートで別途開いている
Zoho CRMを使いながら他の情報を調べることが多い人、通話中でタブの移動がしにくい人ほど効果が出ます。
向いていない場合
- 参照するページが人によってばらばらで、全社共通のものがない
- 登録したいページが社内ネットワークからしか開けない
- ログインが必要で、かつ埋め込み表示に対応していないページ
共通で使うページがない場合は、無理にWEBタブを作るより、ホーム画面のダッシュボードを整えるほうが効果が出ます。作り方はZoho CRMのダッシュボード設定手順にまとめています。
設定手順
ここではZoho CRMのアカウント料金ページを登録する例で説明します。
ステップ1:タブ&項目を開く
「設定」から「タブ&項目」をクリックします。

ステップ2:新しいタブを作る
画面上部にある「WEBタブ」をクリックし、「新しいタブ」をクリックします。選択すると下記のページに移ります。

ステップ3:タブ名とURLを入力する
「タブ名」を入力します。ここでは例として「Zoho CRMアカウント料金表」としています。「リンク」の項目には、表示したいWEBページのURLを入力します。

ステップ4:アクセス権を選んで保存する
最後に「WEBタブ」のアクセスを選択します。Zoho CRMの管理者や標準ユーザーなど、役職ごとに閲覧設定ができ、タブグループで区別することもできます。ここまで完了したら保存します。

保存すると新しいタブとして「Zoho CRMアカウント料金表」が追加され、クリックするとZoho CRM内から指定したWEBページを閲覧できます。

役職ごとの見せ方をどう設計するかは、Zoho CRMの権限とロールの設定で扱っています。
つまずきやすい点
1. 上限は25件、同じ名前は使えない
WEBタブは最大25件まで作成できますが、同じ名前のタブは作成できません。運用を続けると名前が重複して保存できなくなるため、「用途_対象」のように命名ルールを先に決めておくと詰まりません。25件に達したら、使われていないタブを削除してから追加します。
2. アクセス権の設定を飛ばして保存する
保存前の画面でアクセスを選ぶため、そのまま保存すると意図しない範囲に見えてしまうことがあります。社内向けの資料を登録する場合は、保存前に必ず役職を確認してください。
3. 作ったタブが画面に出てこない
タブが増えると、画面上部の三点リーダー(…)の中に隠れます。見当たらないときは、まず三点リーダーを開いてください。それでも出ない場合は、アクセス権から自分の役職が外れているか、登録したURLが社外から開けないページである可能性があります。
まとめ
Zoho CRMのWEBタブは、設定の「タブ&項目」からタブ名とURLを登録するだけで、任意のWebページをCRMのタブと同じ列に置ける機能です。設定は3分ほどで、通話中のタブ移動を減らせます。
上限は25件で、同名のタブは作れません。役職ごとの閲覧設定は保存前に確認してください。表示されないときは、アクセス権・三点リーダーの中・URLの3点を順に見ます。
Zoho CRMの機能と料金はZoho CRMの料金と機能、Zohoの導入・運用支援はZoho 導入・運用支援、CRM全般の設計はCRM構築・運用をご覧ください。細かい機能の使い方でお困りの場合はお問い合わせよりご相談ください。
FAQよくあるご質問
Q. Zoho CRMのWEBタブはどこから設定しますか?
画面右上の設定から「タブ&項目」を開き、画面上部の「WEBタブ」をクリックして「新しいタブ」を選びます。「タブ名」に表示したい名前、「リンク」に表示したいWebページのURLを入力し、アクセス権を選んで保存すれば完了です。手順は3分ほどで終わります。
Q. WEBタブは何個まで作れますか?
最大25件までです。また、同じ名前のタブは作成できません。25件に達した場合は、使われていないタブを削除してから新しいタブを追加してください。命名で迷わないよう、社内で名前の付け方を先に決めておくと重複を避けられます。
Q. 特定のメンバーにだけWEBタブを見せることはできますか?
できます。タブの保存前に表示されるアクセスの設定で、管理者や標準ユーザーといった役職ごとに閲覧可否を指定できます。タブグループで区別することも可能です。社内向けの資料を登録する場合は、この設定を保存前に必ず確認してください。
Q. どんな用途で使うと効果がありますか?
通話中に毎回開くページを置くと効果が出ます。よく聞かれる質問への回答ページ、電話アプローチ用のヒアリングシート、自社サービスの説明ページなどです。カスタマーサポートのように電話でお客様と話す時間が長い担当ほど、ブラウザのタブを探す時間が減ります。
Q. 作ったWEBタブが表示されないのはなぜですか?
確認する点は3つです。1つ目はアクセス権で、自分の役職が閲覧対象から外れていないか。2つ目はタブの並び順で、画面上部の三点リーダー(…)の中に隠れていないか。3つ目は登録したURLで、社内ネットワークからしか開けないページを登録していないかです。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。