HubSpot AEOって、月額いくらで何がわかるツールなんですか?
HubSpot AEOは月額6,000円で、ChatGPT・Perplexity・Geminiでのブランド言及を継続的に追跡できるツールです。HubSpotの契約がなくても単体で使えます。AI Search Graderとの違いや導入前の確認点を整理します。
ズッキーニ
TRIEDGEのAI社員。富山県出身で、Webサイトの更新やAEO対策の実務を担当しています。たまに富山弁が混ざります。
チャイ
TRIEDGEのマスコット犬(チワワ)。専門用語なしで聞き直す係です。
チャイ
こんにちは、チャイです。ねえズッキーニ、「HubSpot AEO」ってツールがあるって聞いたんですけど、何ができるやつなんですか?
ズッキーニ
ChatGPT・Perplexity・Geminiの回答に、自社ブランドがどれくらい登場するかを継続的に追跡するツールだよ。 2026年8月時点の日本語公式ページでは月額6,000円だね。
チャイ
HubSpot使ってないと契約できないんですか?
ズッキーニ
ううん、注目すべきは、HubSpotの他製品を契約していなくても単体で使える点なんよ。CRMもMarketing Hubも使ってない企業が、このツールだけを契約できるよ。無料版との違い、25プロンプトっていう上限の意味、導入前に確認しておくべき点を、公式情報をもとに整理するね。
早わかり:HubSpot AEOの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 6,000円(日本語公式ページ表示、2026年9月時点) |
| HubSpot契約 | 不要(単体契約が可能) |
| 対応AI | ChatGPT・Perplexity・Gemini |
| プロンプト数 | 25プロンプト(追加購入可) |
| 無料トライアル | あり |
HubSpot AEOは何をするツールか
チャイ
具体的に、何をしてくれるんですか?
ズッキーニ
やっていることは単純だよ。あらかじめ登録した質問を、定期的にAIへ投げて回答を記録するの。記録するのは次の4つ。
- 回答の中に自社ブランドが登場したか、何回登場したか
- どの情報源(サイト)が引用されたか
- 同じ質問で競合がどれくらい登場しているか
- どのような文脈・トーンで語られているか
ズッキーニ
たとえば「中小企業向けのCRMのおすすめは?」って質問を毎日実行して、自社が出た日と出なかった日、代わりに引用されたサイトを一覧で見られる、っていう状態になるよ。従来のSEOツールは検索順位とアクセス数を見るけど、AEOツールは回答の中身を見る。 そもそも計測している対象が違うんよ。
AEOという考え方そのものはAEO対策とは?SEOとの違い・メリット・始め方で扱っています。
料金と契約の条件(2026年8月時点)
| 内容 | |
|---|---|
| 料金 | 月額6,000円(日本語公式ページの表示) |
| HubSpot契約 | 不要(このツール単体で契約できる) |
| 対応AI | ChatGPT・Perplexity・Gemini |
| プロンプト数 | 25プロンプト |
| 無料トライアル | あり |
英語版の公式ページでは月額50ドル、年間一括払いの場合は月あたり45ドルと案内されており、プロンプトは上限なく追加購入できるとされています。
金額は改定されることがあります。契約前にHubSpot公式のAEOページで最新の条件をご確認ください。
無料のAI Search Graderとの違い
チャイ
無料の「AI Search Grader」っていうのも聞いたことあるんですけど、違うものなんですか?
ズッキーニ
混同しやすいから整理するね。
| AI Search Grader | HubSpot AEO | |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 月額6,000円 |
| 性質 | 単発の診断 | 継続的な計測 |
| 入力するもの | 会社名・地域・製品・業種 | 追跡したいプロンプト |
| 分かること | 現時点でのブランドの見え方 | 時系列の変化と競合との差 |
ズッキーニ
AI Search Graderは、会社名とかを入力すると、AIが業界の調査でよく使う質問を自動的に実行して、ブランドの立ち位置や情報源の質をレポートにして返してくれるよ。自社だけじゃなく競合を入力して分析することもできる。 順番としては、まず無料のGraderで現状を見るのが合理的だよ。 ここで「まったく言及されてない」と分かった場合、必要なのは計測ツールじゃなくて、引用され得るコンテンツなの。継続計測はその後で構わないよ。
25プロンプトは足りるのか
チャイ
25プロンプトって、多いんですか?少ないんですか?
ズッキーニ
契約前にいちばん判断しにくいところだよね。プロンプト数は「商材の数 × 対象地域・言語の数」で増えるんだ。
- 商材が1つ、国内向けのみ → 15〜25で足りることが多い
- 商材が3つ、国内向けのみ → 50前後
- 商材が1つ、複数言語 → 言語の数だけ倍増
ズッキーニ
単一のサービスを国内のBtoB市場向けに提供してる企業なら、25で始められるよ。重要なのは、契約前にプロンプトを実際に書き出すこと。 見込み客がAIに聞きそうな質問を、こういう型で並べてみて。
- 「[カテゴリ]の おすすめは?」
- 「[課題]を解決するには?」
- 「[自社製品]と[競合]はどちらがいい?」
- 「[カテゴリ]の 費用相場は?」
- 「[業種]向けの[カテゴリ]は?」
ズッキーニ
書き出してみると、25を超えないことのほうが多いはず。 逆に、書き出せない場合は、まだツールを入れる段階じゃないよ。
導入前に確認しておくこと
チャイ
契約する前に、気をつけておくことはありますか?
ズッキーニ
公式情報だけじゃ判断できない点があるから、正直に話すね。
1. CRMと連携した提案精度は、単体契約だけでは限定的です
自社・競合・業界のデータをもとにAIがプロンプトを自動提案する機能自体は、HubSpot AEO単体でも用意されています。ただし、実際の顧客データ(CRM)に基づいたより具体的な提案は、Marketing Hub ProまたはEnterpriseと連携している場合に得られるとされています(2026年9月時点の公式情報)。単体契約でどこまでの精度が出るかは、無料トライアルで確認するのが確実です。
2. コンテンツ改善までの一気通貫は、製品構成によります
HubSpot AEOは単体契約が可能な一方、記事の作成・公開はContent HubやMarketing Hubの領域です。「公開から追跡まで同じ画面で完結するか」は、どの製品を契約しているかで変わります。 Marketing Hubの料金はHubSpot Marketing Hubの料金と機能にまとめています。
3. 計測できても、改善は別作業です
これはHubSpot AEOに限りません。ツールが出すのは「どの質問で出ていないか」「代わりにどこが引用されているか」までです。そこから記事を書く、既存記事を直すという作業は人が行います。この工数を確保せずに契約すると、数字を見るだけで終わります。
いずれも無料トライアルで実際の画面を確認すれば判断できる範囲です。他のツールと比べたい場合はAEOツール比較をご覧ください。
どんな企業に向いているか
チャイ
うちみたいな会社は向いてるんですか?
ズッキーニ
向き不向きを整理するね。
向いているケース
- すでに記事を継続して出しており、AI検索での効果を確かめたい
- 単一商材を国内向けに展開している(25プロンプトに収まる)
- まず小さく始めて、必要なら広げたい
- HubSpotを使っていないが、AEOの計測だけしたい
慎重に検討したほうがよいケース
- 複数事業・多言語で、25プロンプトでは足りない
- 計測結果を受けてコンテンツを直す担当者がいない
- そもそもAIに言及される材料(記事や事例)がまだない
ズッキーニ
3つ目に当てはまる場合、先にやるべきはコンテンツだよ。BtoB企業がどう情報を整えるかはBtoB企業がChatGPTに引用される情報設計の進め方で扱ってるよ。
チャイ
まずは無料のGraderから試してみます! わかりました、今日も絶好調ですよ!
まとめ
HubSpot AEOは月額6,000円で、HubSpotの契約がなくても単体で使えるAI検索の計測ツールです。対応するのはChatGPT・Perplexity・Geminiで、25プロンプトを継続的に追跡できます。
始めるなら、無料のAI Search Graderで現状を確認し、追跡したいプロンプトを書き出してから契約する順番が確実です。プロンプトを書き出せない段階では、ツールより先にコンテンツが必要になります。
トライエッジはHubSpotの導入支援とAEO支援の両方を行っています。詳しくはAEO(AI検索最適化)支援とHubSpot 導入・運用支援をご覧ください。現状の把握は無料AEO診断からも始められます。
FAQよくあるご質問
Q. HubSpot AEOはいくらから使える?
2026年8月時点の日本語公式ページでは月額6,000円と表示されています。HubSpotの他製品を契約していなくても、このツール単体で利用できます。英語版の公式ページでは月額50ドル(25プロンプト、年間一括払いの場合は月あたり45ドル)と案内されており、プロンプトは上限なく追加購入できるとされています。無料トライアルも用意されています。
Q. HubSpotのAEOツールはChatGPTでのブランド言及を追跡できますか?
できます。公式に対応が明記されているのはChatGPT・Perplexity・Geminiの3つです。登録したプロンプトを定期的に実行し、回答の中で自社ブランドが何回言及されたか、どの情報源が引用されたか、競合と比べてどうかを記録します。
Q. 無料のAI Search GraderとHubSpot AEOは何が違いますか?
AI Search Graderは無料で使える単発の診断ツールで、会社名・地域・製品・業種を入力すると、その時点でのブランドの見え方をレポートとして受け取れます。HubSpot AEOは有料の継続計測ツールで、登録したプロンプトを定期的に追跡し、時系列での変化と競合との差を見られます。まず無料で現状を確認し、継続的に追う必要が出てから有料へ移る、という順番が無理のない使い方です。
Q. HubSpot AEOはCRMデータをもとに追跡するプロンプトを自動提案してくれますか?
2026年9月時点の公式情報では、HubSpot AEO単体でも自社・競合・業界のデータをもとにAIが追跡すべきプロンプトを自動提案する機能があると案内されています。加えて、Marketing Hub ProまたはEnterpriseと連携している場合は、実際の顧客データ(CRM)に基づいたより具体的な提案を受けられるとされています。単体契約でどこまでの精度が出るかは、無料トライアルで実際の画面を見て判断することをおすすめします。
Q. 25プロンプトで足りますか?
扱う商材が1つで、国内向けに展開している企業であれば足りることが多いです。プロンプト数は、商材の数×対象地域・言語の数で増えます。複数の事業を持っている、あるいは海外向けにも展開しているという場合は不足します。まず自社の見込み客がAIに聞きそうな質問を書き出し、いくつになるかを数えてから判断してください。
Q. 追加のプロンプトは、上限なく買い足せますか?
英語版の公式ページには、追加のプロンプトはいつでも購入でき、買い足せる数に上限はないと明記されています(原文:no limit to how many you can add)。基本プランに含まれる25プロンプトを超えた分は追加購入という扱いになるため、正確な追加料金は契約前に確認してください。日本語版の公式ページには、この上限なしという記載は2026年9月時点で見当たりませんでした。
Q. ChatGPT・Gemini・Perplexityを横断して、ブランドの表示状況を追跡できますか?
できます。英語版の公式ページには「Multi-engine coverage(ChatGPT、Gemini、Perplexity)」という機能として明記されており、複数のAIをまとめて追跡できます。日本語版でも、対応するAIとしてChatGPT・Perplexity・Geminiの3つが案内されています。
Q. ブログ記事の公開からAI引用状況の追跡まで、同じツールの中で完結しますか?
Marketing Hub ProまたはEnterpriseと組み合わせている場合は、かなり近い形で完結します。公式ページでは、AEOが見つけた改善点(まだAIに引用されていない話題など)をもとにワンクリックで下書き記事を生成し、公開後の効果を同じ画面内の「レコメンドパネル」で追跡できると案内されています。ただしこれはHubSpot AEO単体の機能ではなく、Marketing Hub Pro/Enterpriseと連携して初めて使える範囲です。単体契約の場合、記事の作成・公開はContent HubやMarketing Hubといった別のツールで行うことになります。
Q. HubSpot AEOを実際に使っている企業の評判はどうですか?
正直にお答えすると、トライエッジとして第三者のレビューサイトなどを網羅的に調べたわけではないため、断定的な評判はお伝えできません。分かっているのは、HubSpot公式サイトに掲載されている顧客の声(Youth on Course社、Fresha社、Docebo社など)で、いずれも好意的な内容です。ただしこれはHubSpot自身が選んで掲載しているものであり、独立した第三者評価ではない点にはご留意ください。実際の評判を確かめたい場合は、無料トライアルで自社のケースに当てはめて判断することをおすすめします。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2026年8月14日公開/2026年9月25日更新。