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HOME MEDIA HubSpot 2024年4月8日

HubSpotで無作為(ランダム)のサンプルリストを作成して配信テストをする方法

HubSpotで無作為のサンプルリストを作るには、コンタクトのリストで対象を開き、右上のアクションからランダムサンプルを選んで件数か割合を指定します。作業は3分ほど。抽出量は全体の10%前後が目安で、Marketing Hub Professional以上が必要。残りへ配信する際の除外設定も解説します。

HubSpotで無作為(ランダム)のサンプルリストを作るには、[コンタクト]→[リスト]で抽出元のリストを開き、右上の[アクション]から[ランダムサンプル]を選びます。 リスト名と、件数または割合を入力するだけで、作業は3分ほどです。

抽出量の目安は全体の10%前後です。 サンプルが大きすぎると、テスト後に施策を打つ対象が小さくなり、テストの意味が薄れます。

利用にはHubSpot Marketing HubのProfessional Plan / Enterprise Planが必要です。 作成されたサンプルは静的リストになり、元のリストはそのまま残ります。以下では、サンプルリストを使う目的と作成手順、配信時の除外設定を説明します。

なぜサンプルリストでテストするのですか?

BtoBマーケティングにおいて新しい施策を実行するときはまず初めに少しテストを行ってみて、その結果を受けて全体に施策を行うのかあるいは少々改善をした上で施策実行を行うのか、その違いによって成果に大きな差が生まれることもあります。

サンプルリストにテストを行う意味は、以下の4つに整理できます。

リストの有効性を確認する

サンプルリストによるテストによって、リスト内の連絡先が実際に有効かどうかを評価することができます。リスト内の連絡先が正しくないなどの問題がある場合、マーケティング施策は無駄になってしまう可能性があります。テストを通じてリストの有効性を確認し、必要に応じて修正や追加を行うことが重要です。

施策やそのメッセージの効果を検証する

サンプルリストのテストを通じて、実施する施策やそのメッセージがリストに対してどのような効果をもたらすのかを検証できます。異なるバリエーションの施策やメッセージをテストし、反応率や成果を比較することで、最も効果的なコンテンツを特定することができます。

リストのセグメンテーションを最適化する

サンプルリストのテストを通じて、異なるセグメントに対するマーケティング施策の効果を比較することができます。特定のセグメントに対してよりパーソナライズされたアプローチが必要な場合、テストを通じてその効果を評価することでセグメンテーションを最適化することができます。

データ分析と改善のための基準を明確化させる

サンプルリストのテストによって得られたデータは、将来の施策の改善と最適化に役立ちます。テスト結果を基準として、継続的なデータ分析と施策の改善を行うことで、より効果的な施策を展開することができます。

施策そのものの設計はリードナーチャリングとは?手法と進め方、対象を絞る基準づくりはリードクオリフィケーションとは?基準の作り方を参考にしてください。

ランダムサンプルの作成手順は?

※HubSpotでランダムにサンプルリストを作成するためにはHubSpot Marketing HubのProfessional Plan / Enterprise Planへの契約が必要となります。

HubSpotにてランダムなサンプルリストを作成するためには、HubSpotのリスト機能を活用します。リスト機能の基本的な使い方については以下の記事を参考にしてください。

HubSpot動的リスト静的リスト

HubSpotのリスト機能とは?動的リストと静的リストの使い分けの仕方

2023-03-03

まずリスト機能を活用するにはグローバルメニューから[コンタクト]、その中にある[リスト]を選択します。

HubSpot ランダムサンプルリスト01

次に、ランダムでサンプルリストを作りたいリストを選択します。これは動的リスト、静的リストどちらでも構いません。今回は「セグメントA:ターゲットリスト」という静的リストを用います。

HubSpot ランダムサンプルリスト02

リストを開いたら、右上の[アクション]から[ランダムサンプル]をクリックします。

HubSpot ランダムサンプルリスト03

サンプルの件数はどれくらいにしますか?

ランダムサンプルをクリックすると以下のようなポップアップが出てきます。ランダムサンプルとして作成するリストに名前をつけます。また、サンプルの件数を独自に設定することができますので、件数もしくは割合の欄に数値を記入してリスト数を決定します。

全体のリスト数にもよりますが、ランダムで設定するにあたってテストマーケティングを実施する場合は、あまり全体に対してボリュームが多すぎるとテスト結果に基づく施策が効果的ではなくなってしまうため、概ね10%前後でのテストをおすすめします。

HubSpot ランダムサンプルリスト04

リスト名とコンタクト数を決定するとランダムサンプルが作成されます。

HubSpot ランダムサンプルリスト05

テスト後に残りへ配信するにはどう設定しますか?

作成が完了すると、リスト画面にて新たな静的なサンプルリストが作成されます。このとき、元となったリストについてはそのままになっていますので、もしサンプルにテストを実施して残りのリストに対して施策を打ちたい場合は、

施策対象:元リスト 施策対象外:作成したサンプルリスト

という形で除外するようにしましょう。

HubSpot ランダムサンプルリスト06

つまずきやすい点はどこですか?

ランダムサンプルの運用で引っかかりやすいのは、次の3点です。

1. 除外設定を忘れて二重配信する

ランダムサンプルを作っても元のリストは減りません。残りへ本番の施策を打つときに、作成したサンプルリストを施策対象外に指定しないと、テストで配信済みのコンタクトへもう一度届いてしまいます。

2. サンプルの割合を大きく取りすぎる

抽出の目安は全体の10%前後です。半分近くを抽出すると、テスト後に施策を打てる母数が足りず、テストで得た示唆を活かせません。

3. 母集団を分割したいのにランダムサンプルを使う

ランダムサンプルは母集団から一部を抜き出す機能で、母集団そのものを2つ以上に分ける用途には向きません。複数のグループに分けて施策を比較したい場合はHubSpotのリスト分割機能でランダムな静的なリストを作成する方法を参照してください。

まとめ

HubSpotでランダムなサンプルリストを作る手順は、[コンタクト]→[リスト]で対象リストを開き、右上の[アクション]→[ランダムサンプル]でリスト名と件数(または割合)を指定する、という流れです。

抽出量は全体の10%前後が目安で、利用にはHubSpot Marketing HubのProfessional Plan / Enterprise Planが必要です。テスト後に残りへ配信する際は、サンプルリストを施策対象外に指定してください。

リストの基本的な使い分けはHubSpotのリスト機能とは?動的リストと静的リストの使い分けの仕方、HubSpotの活用支援はHubSpot導入・活用支援、CRM全般の導入支援はCRM導入支援をご覧ください。ご相談はお問い合わせより承ります。

FAQよくあるご質問

Q. HubSpotでランダムなサンプルリストはどこから作成しますか?

グローバルメニューの[コンタクト]から[リスト]を選び、抽出元にしたいリストを開きます。右上の[アクション]から[ランダムサンプル]をクリックし、作成するリストの名前と、サンプルの件数または割合を入力すれば作成されます。作業は3分ほどです。

Q. 抽出するサンプルの量はどれくらいが目安ですか?

全体の10%前後が目安です。全体のリスト数にもよりますが、テストマーケティングとして実施する場合、母集団に対してサンプルのボリュームが多すぎると、テスト結果に基づいてその後打つ施策の対象が小さくなり効果的でなくなってしまいます。

Q. ランダムサンプルはどのプランで使えますか?

HubSpot Marketing HubのProfessional Plan / Enterprise Planへの契約が必要です。抽出元にするリストは動的リスト・静的リストのどちらでも構いません。

Q. 作成されたサンプルリストは動的リストですか?

静的リストとして作成されます。抽出時点のコンタクトで固定されるため、あとから条件に該当するコンタクトが自動で追加されることはありません。

Q. サンプルに配信したあと、残りに施策を打つにはどうしますか?

ランダムサンプルを作成しても元のリストはそのまま残るため、配信設定で施策対象を元リスト、施策対象外を作成したサンプルリストに指定します。この除外設定を行わないと、サンプルとして先にテスト配信したコンタクトへ二重に配信されます。

出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。

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