MAツールの選び方:比較する前に決めておく4つの観点
MAツールの選定でつまずく原因は、機能一覧から比較を始めることにあります。先に決めるのは価格の見方・機能の範囲・使いやすさ・サポート体制という4つの観点です。導入後に使いこなせない事態を避けるための順番と、HubSpotとMarketoを題材にした比較資料の構成、選定でつまずく点を整理します。
MAツールの選定でつまずく最大の原因は、機能一覧から比較を始めることです。
先に決めるのは、比較の観点です。 価格を何で見るか、機能の範囲をどこまで求めるか、使いやすさをどう測るか、サポート体制に何を期待するか。この4つが決まっていないと、機能表を並べても優劣が判定できません。
MAツールは、多額の費用を払って導入しても使いこなせず、無駄な出費や工数になってしまうことがあります。 そうならないために、比較の前段で決めておくべきことを整理します。
MAツールとは何をするものですか?
MAツールは、リードの獲得や育成なども含めたマーケティング活動をサポートするツールです。見込み客の情報を集め、行動を記録し、そのデータに基づいて次のアプローチを自動で実行します。
便利なツールである一方、導入したものの使いこなせないという結果になる例も少なくありません。 原因は製品の性能ではなく、自社に適したツールを選べていないことにあります。
MAとCRMの役割の違いそのものはCRMとMAの違い、MA・SFA・CRMをつなぐ順番はMA・SFA・CRM連携とは?3つの役割の違いと、つなぐ順番で扱っています。
比較する前に決める4つの観点
1. 価格を何で見るか
月額のライセンス費用だけでは総額が決まりません。含めるべきものが3つあります。
- 月額のライセンス費用
- 初回のみ発生する導入支援の費用
- 課金対象になる件数の数え方
3つ目が最も差の出るところです。 データベース内の全件が課金対象になる製品と、配信対象にした連絡先だけが対象になる製品では、同じ件数を保有していても総額が変わります。
2. 機能の範囲をどこまで求めるか
1つのツールでサイト制作からメール配信、商談管理までを完結させたいのか、メール配信に特化した製品を選び、他のツールと組み合わせるのか。組み合わせる場合は、統合のたびに費用と作業が発生することを前提にしてください。
3. 使いやすさをどう測るか
判断材料は操作画面の見た目ではなく、専任の担当者を置けるかどうかです。設定に専門的な知識を要する製品は、担当者がいれば強力に働きますが、いなければ導入段階で止まります。
4. サポート体制に何を期待するか
サポートが契約に含まれるのか、上位プランのみか、追加費用が必要か。また、学習用のコンテンツが用意されているかどうかも、社内で運用を回すうえで効いてきます。
比較資料には何が書かれていますか?
『自社に最適なMAツールの選び方 HubSpotとMarketoを徹底比較』は、主要なMAツールであるHubSpot Marketing HubとMarketoを、価格・機能・使いやすさ・カスタマーサービスの視点から比較した資料です。
| 章 | 章題 |
|---|---|
| 第1章 | MAツール比較特集の狙い |
| 第2章 | 自社に最適なMA ツールの選び方 ・ツールを比較する際のポイント ・MAツールの比較 |
| 第3章 | トライエッジについて |
中心は第2章です。 「ツールを比較する際のポイント」で観点を決めてから、個別ツールの比較に入る構成になっています。
トライエッジでは、資料をダウンロードした方に対する営業電話は行っていません。次のいずれかに当てはまる方を想定しています。
- MAツールを導入したいが、何を基準に選べばよいか分からない
- 複数のMAツールを比較検討したい
- MAツールをどのように運用していけばよいか分からない
HubSpot Marketing HubとMarketoの製品同士の違いは人気のMAツールHubSpot Marketing HubとMarketoを比較で個別に扱っています。
選定でつまずきやすい点は?
1. 機能数で比べてしまう
機能が多い製品ほど優れているように見えますが、使わない機能は費用にしかなりません。判断の材料は機能数ではなく、社内で運用する人数と時間です。
2. 運用の担当を決めないまま契約する
MAツールは、設定して終わりではなく、配信するコンテンツを継続して用意する運用が前提になります。契約前に「誰が、週に何時間触るか」を決めていない場合、どの製品を選んでも同じ結果になります。
3. 導入後に何を見るかを決めていない
計測する指標を決めずに導入すると、効果が判定できず、翌年の継続判断ができません。獲得の段階から数える場合はリードジェネレーション、渡す基準を決める場合はMQL・SQLとは?リードの区分とその考え方が出発点になります。
まとめ
MAツールの比較は、製品を並べる前に観点を決めるところから始まります。価格の見方、機能の範囲、使いやすさの測り方、サポート体制の4つです。
特に価格は、月額だけでなく導入支援費用と課金対象の件数の数え方まで含めないと総額が読めません。そして最も多い失敗は、機能数で選んで運用の担当を決めないまま契約することです。
トライエッジではMAツールの選定から導入・運用までを支援しています。詳しくはCRM構築・運用、資料のご請求やご相談はお問い合わせより承ります。
FAQよくあるご質問
Q. MAツールを比較するとき、最初に決めるべきことは何ですか?
比較の観点です。順番は4つで、1つ目に価格を何で見るか(月額だけか、導入支援費用や課金対象の件数まで含めるか)、2つ目に機能の範囲(1つのツールで完結させるか、他ツールと組み合わせるか)、3つ目に使いやすさ(専任担当を置けるか)、4つ目にサポート体制です。この4つを先に決めないと、機能一覧を並べても優劣が判定できません。
Q. 機能の多いツールを選べばよいのではないですか?
違います。多額の費用を払って導入しても使いこなせず、無駄な出費と工数になる例が実際にあります。判断の材料は機能数ではなく、社内で運用する人数と時間です。専任の担当者を置けない場合、機能が多いツールほど設定段階で止まります。
Q. 価格はどこまで含めて比較すればよいですか?
3つを含めてください。1つ目は月額のライセンス費用、2つ目は初回のみ発生する導入支援の費用、3つ目は課金対象になる件数の数え方です。3つ目は特に差が出やすく、データベース内の全件が課金対象になる製品と、配信対象にした連絡先だけが対象になる製品では、同じ件数でも総額が変わります。
Q. 比較資料はどんな構成になっていますか?
全3章です。第1章がMAツール比較特集の狙い、第2章が自社に最適なMAツールの選び方(ツールを比較する際のポイントと、MAツールの比較)、第3章がトライエッジについてという並びです。中心は第2章で、比較の観点を決めてから個別ツールの比較に入る構成になっています。
Q. 資料をダウンロードすると営業電話がかかってきますか?
かかってきません。トライエッジでは、資料をダウンロードした方に対する営業電話を行っていません。ツールの比較検討の段階で内容だけを確認したい場合でも入手できます。ご相談が必要になった時点で、お問い合わせフォームからご連絡ください。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。