Zoho CRMの基本が分かる動画4本:どれをどの順に見ればよいか
Zoho CRMの全体像は、Zoho社が公開している動画4本を合計約19分見れば掴めます。CRMで何ができるの?(3分5秒)で概念を押さえ、3分で分かるZoho CRM(2分55秒)で機能を俯瞰し、基本機能の説明動画(12分46秒)で実際の操作画面を見る順番です。各動画の内容と、動画では分からない点も整理しました。
Zoho CRMの全体像は、Zoho社が公開している動画4本を合計約19分見れば掴めます。 見る順番は、CRMの概念 → 機能の俯瞰 → 実際の操作画面、の3段階です。
営業支援・顧客管理ツールのZoho CRMは機能が多岐にわたるため、文章だけだと「どういった機能があるのか」「一体何に使えるのか」が掴みにくいという側面があります。動画は、この最初の全体像を短時間で埋めるのに向いています。
この記事では、4本それぞれの内容と長さ、見る順番、そして動画だけでは判断できない点を整理します。
どの順番で見ればよいか
| 順番 | 動画 | 長さ | 何が分かるか |
|---|---|---|---|
| 1 | CRMで何ができるの? | 3:05 | CRMの概念と導入メリット |
| 2 | 3分で分かるZoho CRM | 2:55 | Zoho CRM独自の機能の全体像 |
| 3 | 30秒でわかるZoho CRM | 0:30 | 2の短縮版。時間がなければ飛ばす |
| 4 | Zoho CRM:基本機能の説明動画 | 12:46 | 実際の操作画面 |
CRMを使ったことがない場合は1から、すでにZoho CRMを契約している場合は4から見てください。
「CRMで何ができるの?」(3:05)
CRMの考え方と、CRMを活用することによる営業活動へのメリットをまとめた動画です。英語での解説ですが日本語字幕がついているため、音声なしでも内容を理解できます。 あくまでCRMの概念を説明した動画で、Zoho CRMの機能解説は出てきません。
動画の内容は次のとおりです。
- CRMの概念:CRMの意味/CRMを導入する目的はロイヤルカスタマーの獲得
- CRM導入の5つのメリット:効率的なデータ管理/顧客とのコミュニケーションの向上/社内での情報共有/WEBフォームの生成/レポートのメール通知
- CRMを導入した企業の満足度:見込み顧客の獲得に有効/顧客との関係向上に有効
- CRMがもたらす未来について:CRMを利用するのは営業チームだけではない/売上予測から営業戦略に活用できる/定型業務を自動化し、より営業活動を効率的に行える
「CRMとは何か」「CRMを導入するとどんなメリットがあるのか」への答えを扱った動画です。属人的な営業手法になっている企業ほど、CRMを入れると営業の勝ちパターンを明確化できるという点が理解しやすくなります。

費用をかけずに試したい場合は、Zoho CRM無料版の解説で使える範囲を確認できます。
「3分で分かるZoho CRM」(2:55)
これから導入を考えている方や、導入して間もない方向けの動画です。3分弱でZoho CRMが持つ機能を一巡します。
動画の内容は次のとおりです。
- Zoho CRMの特長(営業活動の効率化)
- ワークフロー機能
- ブループリント機能
- セールスシグナル機能
- レポート作成機能
- AI「Zia」の紹介
- モバイルでの活用(地図との連携、オフライン機能)
Zoho CRM独自の機能を紹介しており、営業活動を今まで以上に効率化・可視化できることが分かります。

導入前に決めておくことはCRM導入の流れにまとめています。
「30秒でわかるZoho CRM」(0:30)
上の「3分で分かるZoho CRM」の短縮版です。1〜7のうち1だけを抜き出したもので、Zoho CRMの基本的な特長を説明しています。
時間がなければ飛ばして構いません。社内に共有して、まず関心を持ってもらうための入り口として使うと向いています。
Webフォームの作り方だけを知りたい場合は、Zoho CRMでWEBフォームを作る方法を先に読むほうが早く済みます。
「Zoho CRM:基本機能の説明動画」(12:46)
13分弱と少し長めですが、基本的な機能を実際の画面操作とともに説明しています。 他の3本は「こんなことができるようになります」というイメージ動画であるのに対し、この動画は実際の操作画面を見ながらの説明です。
動画の内容は次のとおりです。
- Zoho CRMの基本構造
- 見込み客の管理
- 取引先・連絡先の管理
- 商談の管理
- メール機能
- レポート機能
これから使い始める方が最初に見ると、全体像が把握できます。 作った画面をどう見せるかまで踏み込む場合は、Zoho CRMのダッシュボード設定手順が続きになります。
動画では分からないこと
動画で埋まるのは機能の全体像までです。次の3点は動画に含まれないため、別途決める必要があります。
1. 自社のプランでその機能が使えるか
動画で紹介される機能には、上位プランでのみ使えるものが含まれます。ブループリントやAI「Zia」がその例です。機能名を見て導入を決めると、契約後に「そのプランでは使えない」と分かることがあります。プランごとの差はZoho CRMの料金と機能で確認してください。
2. どの項目を作るか
動画は既定の画面で説明されます。実際には自社の営業に必要な項目を決める作業が入り、ここが定着するかどうかを分けます。
3. 誰がいつ入力するか
動画には運用ルールの話は出てきません。機能をどれだけ理解しても、入力の担当と頻度が決まっていなければデータは溜まりません。
まとめ
Zoho CRMの全体像は、4本の動画を合計約19分で掴めます。CRMを使ったことがなければ「CRMで何ができるの?」から、すでに契約していれば「基本機能の説明動画」から見てください。
動画で分かるのは機能までです。プランの確認、項目の設計、入力ルールの3つは別に決める必要があります。
Zoho CRMの料金と機能はZoho CRMの料金と機能、無料で試せる範囲はZoho CRM無料版の解説、導入・運用の支援はZoho 導入・運用支援をご覧ください。アカウント開設や設計のご相談はお問い合わせから承ります。
FAQよくあるご質問
Q. Zoho CRMの動画はどの順番で見ればよいですか?
4本を合計約19分で見る順番は次のとおりです。1本目は「CRMで何ができるの?」(3分5秒)でCRMの概念を押さえます。2本目は「3分で分かるZoho CRM」(2分55秒)で機能を俯瞰します。3本目の「30秒でわかるZoho CRM」(30秒)は2本目の短縮版なので飛ばして構いません。4本目の「Zoho CRM:基本機能の説明動画」(12分46秒)で実際の操作画面を見ます。
Q. CRMを導入したことがない場合、どれを見るべきですか?
「CRMで何ができるの?」(3分5秒)です。CRMの意味、導入する目的、5つのメリット(効率的なデータ管理、顧客とのコミュニケーション向上、社内での情報共有、WEBフォームの生成、レポートのメール通知)を扱っており、Zoho CRMの機能解説は出てきません。英語の解説ですが日本語字幕がつくため、音声なしでも理解できます。
Q. 実際の操作画面を見られる動画はどれですか?
「Zoho CRM:基本機能の説明動画」(12分46秒)だけです。Zoho CRMの基本構造、見込み客の管理、取引先・連絡先の管理、商談の管理、メール機能、レポート機能を、実際の画面を操作しながら説明しています。ほかの3本はイメージ動画で、操作手順は出てきません。
Q. 30秒の動画は見る必要がありますか?
時間がなければ飛ばして構いません。「30秒でわかるZoho CRM」は「3分で分かるZoho CRM」の短縮版で、7つの内容のうち1つ目(Zoho CRMの基本的な特長)だけを抜き出したものです。社内に共有する場面で、まず関心を持ってもらうための入り口として使うと向いています。
Q. 動画を見れば導入を判断できますか?
判断できません。動画で分かるのは機能の全体像までで、自社のプランでその機能が使えるか、どの項目を作るか、誰が何を入力するかは含まれていません。動画を見たあとに、必要な機能を書き出してプランを確認し、無料プランで実際にデータを入れて試す順番が現実的です。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。