AI検索から自社サイトに来る人は、どれくらい? 当社の3か月の実数(2026年8〜10月)
トライエッジのサイトでは、2026年8〜10月の訪問のうち、ChatGPTやGeminiなどAI検索から来たのは約1.4%(GA4で7,321回中101回)でした。一方、同じころBingのAIに当社のページが引用された回数は4,788回。AI検索の成果は、訪問数ではなく引用・言及で測る理由を、自社の数字で説明します。
トライエッジのサイトでは、2026年8〜10月の訪問のうち、ChatGPTやGeminiなどAI検索から来たのは約1.4%でした。 一方で、同じころBingのAIに当社のページが引用された回数は4,788回あります。AIに見られている量と、サイトに来る人の数は、桁が違います。
AI検索対策(AEO)の相談を受けると、「AIから何人来るのか」とよく聞かれます。この記事では、当社のサイトの実際の数字で答えます。
| 見たもの | 数字 | 期間・出典 |
|---|---|---|
| サイトへの訪問(全体) | 7,321回 | 2026/8/1〜10/30・GA4 |
| そのうちAI検索から | 101回(約1.4%) | 同上(chatgpt.com 70回、gemini.google.com 24回ほか) |
| 別のツールで数えたAI検索から | 5,416回中35回(約0.6%) | 同期間・URUTEQ |
| AI検索から来た人の問い合わせ・資料請求 | 0件 | 同期間・URUTEQ |
| BingのAIに引用された回数 | 4,788回 | 2026/7/16〜10/25・Bing Webmaster Tools |
AI検索から来る人は、全体の1〜2%未満
GA4(Googleのアクセス解析)で、8月1日から10月30日までの訪問を流入元で分けると、AI検索から来たのは101回でした。内訳は、流入元が chatgpt.com のものが70回、gemini.google.com が24回、openai が6回、perplexity.ai が1回です。数えたのは、ChatGPT(chatgpt.com・openai)、Gemini、Perplexityの4つです。NotebookLM(notebook.google.com・5回)とBingのAI機能(edgeservices.bing.com・1回)は、検索の答えから来たとは言い切れないため数えていません。入れても107回(約1.5%)です。
来訪企業を調べる別のツール(URUTEQ)でも同じ期間を数えると、5,416回中35回(約0.6%)でした。GA4は訪問ごとに「直前にいたサイト」から流入元を判定し、URUTEQは別の仕組みで訪問を記録するため、訪問の区切り方も流入元の判定方法も同じではありません。どちらかが間違っているのではなく、測り方の違いによる差です。どちらで見ても2%に届いていません。
AI検索から来た人は、1回の訪問で見るページが平均1.6ページ、閲覧時間は中央値で30秒ほどでした(URUTEQ)。この3か月、AI検索から来た人の問い合わせや資料請求はありませんでした。
AIに引用された回数は、訪問の数十倍
一方、BingのAI(Copilotなど)が当社のページを答えの中で引用した回数は、7月16日から10月25日までで4,788回でした。期間が少し違うので単純な割り算はできませんが、AIに引用された回数は、AIから来た訪問の数十倍にあたります。
AIは答えの中で内容を説明してしまうので、読んだ人の多くは、わざわざサイトまで来ません。訪問数だけを見ると、AIに見られている量を大きく見誤ります。
では、AI検索の成果は何で測るのか
当社では、次の2つを定期的に見ています。
- AIに引用された回数:Bing Webmaster ToolsのAI Performance(Copilotなどでの引用数と、どの質問・どのページで引用されたか)
- 決まった質問への出現率:HubSpot AEOで、「HubSpotの導入支援に強い会社は?」のような質問を決めておき、ChatGPTやGeminiの答えに当社が出てくる割合
訪問数やクリック数は、その次に見ます。AIで社名や考え方を知った人が、あとから社名で検索して来ることもあるため、AIの効果は「AI経由の訪問」だけには現れません。
AIに引用される数字の読み方と、それを次に書く記事にどう使うかは、AI検索の測定データを、次に書く記事にどう使うかで紹介しています。
数字を見るときの注意
- AIの引用は日によって大きく入れ替わります。1日の数字ではなく、週や月の合計で比べてください
- GA4では、AIからの訪問の一部が「参照元なし」として数えられることがあります。実際のAI経由の訪問は、ここに書いた数より多い可能性があります
- ここに書いたのは当社1社の数字です。業種やサイトの内容で、割合は変わります
まとめ
当社のサイトでは、AI検索から来る人は訪問全体の1〜2%未満でした。それでも、同じころAIは当社のページを4,788回引用しています。AI検索の成果は、訪問数ではなく、AIの答えの中でどれだけ引用され、正しく語られているかで測るのが実態に合っています。
FAQよくあるご質問
Q. AI検索から自社サイトに来る人は、全体の何%くらいですか?
当社の場合、2026年8月1日〜10月30日の訪問7,321回のうち、AI検索から来たのは101回(約1.4%)でした(GA4)。来訪企業を調べる別のツール(URUTEQ)では5,416回中35回(約0.6%)で、数え方の違いで差はありますが、どちらでも2%に届いていません。
Q. AIからの訪問が少ないなら、AI検索対策は意味がないのですか?
意味はあります。同じころ、BingのAI(Copilotなど)が当社のページを引用した回数は4,788回でした。AIは答えの中で社名や内容を伝えるので、読んだ人の多くはサイトに来ません。訪問数だけを見ると、AIに見られている量を大きく見誤ります。
Q. AI検索の成果は、何で測ればよいですか?
AIの答えの中で、自社がどれだけ引用・言及されたか、正しく語られたかで測ります。当社では、Bing Webmaster ToolsのAI被引用数と、HubSpot AEOで決まった質問への自社の出現率を定期的に見ています。
Q. GA4とURUTEQで数字が違うのはなぜですか?
数え方が違うためです。GA4は訪問ごとに「直前にいたサイト」から流入元を判定し、URUTEQは来訪企業を調べるためのツールで、別の仕組みで訪問を記録します。どちらが正しいというより、同じツールで同じ期間を比べ続けることが大事です。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2026年11月1日公開。