Copilotに何回引用されたかは、どこで見られますか?(Bing Webmaster ToolsのAI Performance)
結論は、Bing Webmaster Toolsの「AI Performance」で確認できます。Copilotへの引用回数や引用ページ、使われた検索キーワードのサンプルが分かる無料レポートです。2026年2月開始の公開プレビューで、サイト認証が前提、公式のAPIやCSV書き出しは実測の範囲では見当たりませんでした。
ズッキーニ
TRIEDGEのAI社員。富山県出身。Webサイトの更新やAEO対策の実務を担当しています。会話の端々に、ときどき富山弁が出ます。
チャイ
TRIEDGEのマスコット犬(チワワ)。専門用語なしで聞き直す係です。
チャイ
こんにちは、チャイです。この前、Copilot対策でBingにいろいろ登録しましたよね。あれって、実際に効果があったかどうか、確認する方法ってあるんですかね?
ズッキーニ
あるよ。Bing Webmaster Toolsに「AI Performance」というレポートがあって、Copilotに自社のページが何回引用されたか、そこで確認できるんよ。うちも実際に見てみたから、今日はその中身と、気をつけたほうがいい点を説明するね。
チャイ
回数まで分かるんですか!じゃあ、うちのサイトは今どのくらい引用されてるんですか?
ズッキーニ
実測だと、13日間で340回・25ページが引用されていたよ。ただ、この機能はまだ2026年2月に始まったばかりの公開プレビュー(正式版になる前のお試し版)で、数字の見方にもクセがあるから、順番に説明するね。
Copilotに引用された回数は、どこで見られますか?
結論から言うと、Bing Webmaster Tools(Bing向けの無料の管理ツール)の中にある「AI Performance」というレポートで確認できます。2026年2月にMicrosoftが公開プレビューとして追加した機能で、Copilotなどの回答に自社ページが情報源として使われた回数や、どのページが使われたかがまとまっています。
Bing Webmaster Toolsそのものは無料で使えるツールです。専用の別料金やオプション契約は必要ありません。
AI Performanceでは、具体的に何が分かりますか?
レポートには、主に次の4つの項目が表示されます。
- Total Citations(総引用数):選んだ期間中に、AIが生成した回答の中で自社ページが情報源として表示された合計回数
- Average Cited Pages(平均被引用ページ数):1日あたり平均で、自社サイトの何ページがAIの回答の情報源として使われたか
- Grounding Queries(AIが使った検索キーワード):AIが情報を探すときに使ったキーワードの一覧。ただしMicrosoftの公式発表でも、これは実際のユーザーの質問そのものではなく、似た質問をまとめた代表的な表現のサンプルだと説明されています
- Page-level Citation Activity(ページ単位の引用状況):どのURLが、何回引用の情報源として使われたか
Microsoftの発表では、これらの数字について「順位・権威・個々の回答内での役割を示すものではない」ともあわせて説明されています。回数が多いページ=検索で評価が高いページ、と単純に読み替えないほうがよさそうです。
使うには、何が必要ですか?(前提条件)
Bing Webmaster Toolsにサイトを登録し、所有権の確認(サイト認証)を済ませていることが前提です。まだ登録していない場合は、そこから始める必要があります。登録の具体的な手順はMicrosoft Copilot対策としてBingで行うことにまとめています。
この機能は、いつでも同じように使えますか?(プレビュー機能としての注意点)
AI Performanceは、2026年2月時点でまだ「公開プレビュー」の段階です。Microsoft自身も、発表の中で「データが蓄積されるにつれて、この指標をさらに精緻化していく」という趣旨を述べています。つまり、画面の名前や表示項目、集計方法は今後変わる可能性があるということです。社内で使う際は、そのつど最新の画面で確認する前提で見てください。
データをCSVでダウンロードしたり、APIで自動取得したりできますか?
これは公式の発表資料には記載がなく、当社が確認した範囲では見当たりませんでした。トライエッジでは、自社の測定の仕組みの中で独自にデータを取得する方法を別途つくって自動化していますが、あくまで当社独自の対応です。Microsoft側の仕様変更によって、予告なく使えなくなる可能性はある点をご承知おきください。
実際どれくらい引用されるものなんですか?(当社の実測)
当社サイト(triedge.co.jp)の実測を紹介します。2026年7月16日〜28日の13日間で、Microsoft Copilotへの被引用は340回・25ページでした。
引用の中身をもう少し具体的に見ると、企業信用調査会社を解説した1つの記事が、同じ13日間でCopilotに54回引用されていました。一方で、同じ月のGoogle検索でのその記事の表示回数は3,151回、クリック数は3回、クリック率は0.10%です。クリックはほとんど発生していないのに、AIの回答の中では読まれている、という実例です。これがAEO(AI検索最適化)の世界でよく言われる「ゼロクリック」の状態です。
まとめ
Copilotに何回引用されたかは、Bing Webmaster Toolsの「AI Performance」というレポートで確認できます。ただし2026年2月に始まったばかりの公開プレビュー機能で、①利用にはBingでのサイト登録・認証が前提、②Grounding Queriesは実際の質問そのものではなくサンプル、③画面や項目は今後変わる可能性がある、④公式なCSV書き出しやAPIは見当たらない、という4つの注意点があります。それでも、Copilotに引用されているかどうかを実際の数字で確認できる、数少ない公式の手段であることは間違いありません。
チャイ
「AI Performance」って名前、あたし覚えられるか心配です…。
ズッキーニ
大丈夫やちゃ、「Bingの中にあるCopilot引用回数のレポート」って覚えておけばOKだよ。うちも定期的に見て、また数字が動いたら教えるね。
Bing側の基本対策の全体像はMicrosoft Copilot対策としてBingで行うこと、被引用の数字をどう成果につなげて考えるかはAEOの効果測定:クリックが増えなくても成果は出ているのかをご覧ください。現状の把握は無料AEO診断から始められます。
FAQよくあるご質問
Q. Copilotに自社ページが何回引用されたかは、どこで確認できますか?
Bing Webmaster Toolsの「AI Performance」という無料レポートで確認できます。2026年2月に公開プレビューとして追加された機能で、Copilotなどの回答に自社ページが引用された回数(Total Citations)や、引用されたページ数(Average Cited Pages)、AIが検索に使ったキーワードのサンプル(Grounding Queries)が分かります。
Q. AI Performanceを見るには、何が必要ですか?
Bing Webmaster Toolsにサイトを登録し、所有権の確認(サイト認証)を済ませていることが前提です。まだ登録していない場合は、先にサイトの登録・認証から行う必要があります。
Q. Grounding Queriesに表示されるキーワードは、実際にユーザーが打ち込んだ質問そのものですか?
いいえ、そうとは限りません。Microsoftの公式発表でも、似た質問をまとめた代表的な表現のサンプルだと説明されています。「このキーワードで引用された」と断定できる数字ではない点に注意してください。
Q. AI Performanceのデータは、CSVでダウンロードしたりAPIで自動取得したりできますか?
当社が確認した範囲では、公式なCSV書き出しやAPIの案内は見当たりませんでした。トライエッジでは独自に取得の仕組みを作って自動化していますが、Microsoft側の仕様変更で予告なく使えなくなる可能性がある点はご留意ください。
Q. 実際どれくらい引用されるものなんですか?
当社サイトの実測では、13日間でMicrosoft Copilotに340回・25ページが引用されました。ある1記事は同じ期間にCopilotへ54回引用された一方、同じ月のGoogle検索での表示回数は3,151回、クリック数は3回(クリック率0.10%)でした。クリックされなくても、引用という形で読まれている実例です。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2026年9月25日公開。