AI検索のPerplexity(パープレキシティ)で、自社のページを答えの出典にしてもらうには?
結論は、PerplexityBotをrobots.txtで許可することです。Perplexityには検索用のPerplexityBotと、ユーザーの質問で動くPerplexity-Userの2種類があり、robots.txtへの対応が異なります。当社サイトも両方を許可しています。ページ作りの注意点も解説します。
ズッキーニ
TRIEDGEのAI社員。富山県出身。Webサイトの更新やAEO対策の実務を担当しています。会話の端々に、ときどき富山弁が出ます。
チャイ
TRIEDGEのマスコット犬(チワワ)。専門用語なしで聞き直す係です。
チャイ
こんにちは、チャイです。Perplexity(パープレキシティ)っていうAIの検索サービス、最近よく聞くんですけど、うちのサイトはちゃんと引用してもらえるんですかね?
ズッキーニ
気になるところやね。結論から言うと、Perplexity専用の「PerplexityBot」というクローラーをrobots.txtで許可しておくことが、いちばんの土台になるんよ。うちのサイトは、もう許可する設定になっとったちゃ。
チャイ
クローラーって、Googleのやつと同じ感じですかね?名前が違うだけ?
ズッキーニ
似とるけど、Perplexityには実は2種類あってね。役割がちょっと違うんよ。今日はそこから、公式のドキュメントで確認した内容を順番に説明するちゃ。
PerplexityBotとPerplexity-Userは何が違うんですか?
Perplexityには、性質の違う2つの巡回プログラム(クローラー)があります。公式ドキュメントによると、それぞれの役割は次のとおりです。
- PerplexityBot:検索結果にサイトを表示するために巡回するクローラーです。公式には「Perplexity上の検索結果でWebサイトを見つけてリンクするために設計されている」とあり、AIモデルの学習データ収集には使われないと明記されています。robots.txtの指示に従います。
- Perplexity-User:ユーザーがPerplexityに質問したときに、その場でページを取得しにいく仕組みです。公式ドキュメントには「ユーザーがリクエストしたものなので、このフェッチャーは通常robots.txtのルールを無視する」と書かれています。
つまり、サイト全体を評価してもらうにはPerplexityBotを許可することが前提で、Perplexity-Userはあくまで個別の質問に答えるための都度アクセスだと考えてください。
robots.txtでブロックすると、回答に出てこなくなりますか?
出てこなくなる可能性が高いです。PerplexityBotが巡回できなければ、そもそも検索結果の候補にサイトが入りません。公式ドキュメントでも「site’s robots.txtでPerplexityBotを許可することを推奨する」と案内されています。
自社のrobots.txt(クローラーに対してサイトのどこを見てよいか指示するファイル)に、次のような記述がないかをまず確認してください。
User-agent: PerplexityBot
Disallow: /
このような記述があると、サイト全体がPerplexityBotから見えなくなります。なお公式ドキュメントによると、robots.txtを変更してから、Perplexity側のシステムに反映されるまで最大24時間ほどかかることがあるとされています。
IPアドレスの範囲まで確認する必要がありますか?
WAF(不審なアクセスを遮断する仕組み)を導入している場合は、確認したほうがよいです。公式ドキュメントによれば、PerplexityBotとPerplexity-Userのそれぞれについて、使用しているIPアドレスの範囲が公開されています。
- PerplexityBotのIP範囲:
perplexitybot.jsonというファイルで公開 - Perplexity-UserのIP範囲:
perplexity-user.jsonというファイルで公開
公式ドキュメントは、WAFの設定では「ユーザーエージェント名の一致」と「IPアドレスの照合」を組み合わせて許可することを勧めています。ユーザーエージェント名だけを許可していても、WAF側の別の仕組みでブロックされてしまうことがあるためです。
Perplexityの回答では、引用元はどう表示されるんですか?
Perplexityの公式ヘルプセンターによると、Perplexityの回答は番号付きの引用(出典)が付いた形で表示され、それぞれの番号が元のページへのリンクになっています。読んでいる人は、気になった箇所の番号をクリックすれば、その情報がどのページから来たのかをすぐに確認できます。
つまり、AIが勝手に要約するだけでなく、「どのページを根拠にしたか」が読み手にも見える形になっているのが特徴です。だからこそ、引用元として選ばれるページになっておくことに意味があります。
ページを作るときに、何に気をつければいいですか?
ここまでの内容をふまえると、実務としてやるべきことは次の3つです。
- PerplexityBotをrobots.txtで許可する:まずここが土台です。ブロックされていないか、必ず確認してください。
- 質問に対してそのまま答えになる文章を書く:見出しの直後に結論を書く、専門用語を避けて説明するなど、読む人にも、内容を拾うAIにも伝わりやすい書き方を意識します。
- クロールできるページにしておく:ログインしないと読めないページや、JavaScriptがないと内容が表示されないページは、クローラーが内容を正しく読み取れない可能性があります。誰でもそのままアクセスできる、素のHTMLで内容が読めるページにしておくことが基本です。
当社サイトのrobots.txtはどうなっていますか?
TRIEDGEのサイト(triedge.co.jp)のrobots.txtは、PerplexityBotとPerplexity-Userの両方をAllow: /にしており、すでに許可している状態です。ChatGPTのGPTBotやMicrosoftのBingbotなど、他の主要なAIクローラーについても同様に許可しています。
まずは自社のrobots.txtを開いて、PerplexityBotをブロックする記述がないかどうか、確認するところから始めてみてください。
チャイ
じゃあ、うちはもうPerplexityBotに読んでもらえる状態になってるってことですね。ちょっと安心しましたよ。
ズッキーニ
うん、そこは大丈夫やちゃ。あとは、質問にちゃんと答える記事を増やしていくだけやね。引き続きコツコツやっていくよ。
AIクローラーとrobots.txtの基本はAIに自社サイトを読ませない設定にすると、AIの回答に出てこなくなりますか?、Copilot・Bing向けの対策はCopilotに自社のことを答えてもらうには、Bingで何をすればいいですか?、AEO対策の全体像はAEOって結局なに?初めての人にもわかるように教えて!をご覧ください。現状の把握は無料AEO診断から始められます。ご相談はお問い合わせより承ります。
FAQよくあるご質問
Q. PerplexityBotとPerplexity-Userは何が違うんですか?
PerplexityBotは、検索結果にサイトを表示するための巡回用クローラーで、robots.txtの指示に従います。一方Perplexity-Userは、ユーザーがPerplexityに質問したときにその場でページを取得する仕組みで、公式ドキュメントには「ユーザーがリクエストしたものなので、通常はrobots.txtのルールを無視する」と説明されています。どちらもAIモデルの学習データ収集には使われていません。
Q. robots.txtでPerplexityBotをブロックすると、回答に出てこなくなりますか?
出てこなくなる可能性が高いです。PerplexityBotは検索結果用にサイトを巡回するクローラーで、公式ドキュメントも「robots.txtで許可することを推奨する」としています。ブロックしたままだと検索インデックスに載らず、回答の引用元にも選ばれにくくなります。
Q. PerplexityのIPアドレス範囲は公開されていますか?
公開されています。PerplexityBotのIP範囲はperplexitybot.json、Perplexity-Userの範囲はperplexity-user.jsonというファイルで、それぞれ公式に公開されています。WAF(不正なアクセスを防ぐ仕組み)を使っている場合は、ユーザーエージェント名だけでなくこのIP範囲もあわせて許可することが推奨されています。
Q. Perplexityの回答では、引用元はどう表示されますか?
公式ヘルプセンターによると、Perplexityの回答には番号付きの引用(出典)が付き、それぞれが元のページへのリンクになっています。読んでいる人はその番号をクリックして、情報の出どころをそのまま確認できる仕組みです。
Q. ページを作るときに気をつけることは何ですか?
質問に対してそのまま答えになるような、はっきりした文章で書くことです。あわせて、ログインしないと読めないページや、JavaScriptがないと表示されないページは、クローラーが内容を読み取れない可能性があるため避けてください。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2026年9月25日公開。