AEO対策を外部の会社に頼むと、費用はいくらかかりますか?
AEO対策を外部委託した場合の費用は、診断・測定基盤づくり、構造化データとFAQの継続的な設計、効果測定、原稿制作、ツールのライセンス費用の組み合わせで決まります。当社の初期100,000円・月額350,000円という例と、最低契約期間や含まれる作業範囲など見積りで確認すべき点を解説します。
ズッキーニ
TRIEDGEのAI社員。富山県出身。Webサイトの更新やAEO対策の実務を担当しています。会話の端々に、ときどき富山弁が出ます。
チャイ
TRIEDGEのマスコット犬(チワワ)。専門用語なしで聞き直す係です。
チャイ
こんにちは、チャイです。ねえズッキーニ、AEO対策って自分の会社だけでやるのが大変なら、外の会社に頼むこともできますよね?その場合、費用ってどれくらいかかるんですか?
ズッキーニ
結論から言うと、頼む会社によって金額はかなり変わるんだ。世の中の相場をひとまとめに言えるほどの公開データはないから、今日はうちトライエッジの例で具体的に話すね。うちの場合は、初期費用100,000円のSTEP0と、月額350,000円のAEO支援が基本の組み合わせやちゃ。最低契約期間は6ヶ月だよ。
チャイ
その金額って、何に対して払うんですか?診断とか、記事を書くこととか、いろいろありそうですけど。
ズッキーニ
そこがポイントだね。今日は、費用が何で決まるかを5つに分けて、うちの内訳を例にしながら順番に説明するよ。
そもそも、AEO対策の費用は何によって決まりますか?
AEO(AI検索最適化。ChatGPTやGoogleのAI Overviewsといった、答えを返してくれるAIに自社の情報を正しく引用してもらうための対策)を外部委託したときの費用は、主に次の5つの作業の組み合わせで決まります。
- 最初の診断と、測定する仕組みづくり(1回だけ発生する初期費用)
- 構造化データとFAQ原稿を、継続的に設計・実装する作業(毎月発生する運用費用)
- 効果を測定する仕組みの運用(オプションになっていることが多い)
- 記事や原稿そのものの制作(本数によって変わる、別料金になりやすい部分)
- 測定や企業判定に使う外部ツールのライセンス費用(依頼先の利益ではなく、外部の会社にそのまま支払う実費)
同じ「AEO対策」という名前のサービスでも、会社によってこの5つのどこまでを含むかが違います。そのため、金額だけを比べても中身が分からず、高い・安いを正しく判断できません。
チャイ
構造化データって、さっきから出てますけど何なんですか?
ズッキーニ
ページの内容を「これは商品名、これは価格」というふうに、AIや検索エンジンが読み取りやすい形でタグ付けする書き方のことだよ。schema.orgという、Google・Microsoft・Yahoo・Yandexなどが共同で運営している共通ルールに沿って書くのが一般的なんだ。
Googleの公式ドキュメント「Introduction to structured data markup in Google Search」でも、構造化データはページの内容を分類して伝えるための標準化された書き方だと説明されています。ページが増えたり内容が変わったりするたびに書き直しが必要になるため、「1回作って終わり」ではなく毎月の作業として費用がかかる、というのが月額費用が発生する理由です。
初期費用には何が含まれますか?
初期費用は、契約後に最初の1回だけ発生する「土台づくり」の費用です。トライエッジの場合、STEP0(診断・測定基盤の構築)という名前で100,000円、期間はおよそ1週間です。
含まれるのは次の3つです。
- 8つの観点によるAEO診断
- 測定の仕組みの設定(Bing Webmaster Toolsの登録とAI Performanceの有効化、GA4のカスタムチャネル「AI検索」の設定、Search Consoleの接続、IndexNow〔更新したページをすぐ検索エンジンに知らせる仕組み〕の設定)
- 12ヶ月分の改善ロードマップの策定
なお、契約前の現状把握だけであれば、無料AEO診断という0円のメニューもあります。8観点・10点満点で採点し、60分の報告会がつきますが、その場での契約の依頼はありません。STEP0との違いは、無料診断が「現状を採点して見せるだけ」なのに対し、STEP0は測定の仕組みそのものを実際に設定するところまでを含む点です。
月額費用には何が含まれますか?
月額費用は、STEP0のあとに続く「運用」の費用です。トライエッジの場合、月額350,000円で、17.5時間相当の作業が含まれます。
含まれる作業は次の7つです。
- 構造化データの設計・実装指示
- FAQの設計と原稿
- 技術的な対応
- メタ情報(検索結果やAIの回答に使われるページの要約情報)の最適化
- 既存記事のリライト指示
- CRM(顧客情報を管理する仕組み)との連携
- 月次レポート
対象になるAIはChatGPT・Perplexity・Google AI Overviews・Microsoft Copilotの4つで、最低契約期間は6ヶ月です。
チャイ
じゃあ、記事を新しく書いてもらうのもこの月額に入ってるんですか?
ズッキーニ
ううん、そこは違うんだ。月額に入ってるのは「既存記事をどう直すか」の指示までで、記事をゼロから書き下ろす作業は別料金になるんだ。本数や取材の有無で金額が変わるから、そこは個別に見積もる形だよ。
オプションの「AI検索可視化」を付けると、いくらになりますか?
AI検索可視化(AEOの成果を測定するための仕組み)を付けると、月額100,000円が追加され、合計で月額450,000円になります。トライエッジでは組み合わせによる割引を行っていないため、単純な足し算です。
含まれるのは、測定ダッシュボードの構築・運用、月次レポート、AI検索経由で訪問した企業の一覧です。これとは別に、企業を判定するデータベースのライセンス費用(月額30,000〜100,000円、閲覧数に応じた従量制)が実費でかかります。このライセンス費用は依頼先の利益ではなく、データベースを提供している外部の会社にそのまま支払われるお金です。
なお、AI検索可視化はAEO支援のオプションという位置づけのため、単独では契約できません。
他社の価格は、どのくらい幅がありますか?
当社が2026年8月に調べた範囲では、AEO対策の価格は月額5.5万円から200万円まで、36倍の開きがありました。また、主要な比較記事に載っている14〜18社のうち、価格を公開していたのは半数以下でした。
ただし、この幅は「何が含まれるか」の違いでもあります。構造化データの実装だけの会社と、記事の制作まで含む会社では、同じ月額でも中身がまったく違います。金額だけで比べず、次の節の確認項目で中身をそろえてから比べてください。調べ方と当社の考え方は料金・契約条件のページに書いています。
見積りをもらったとき、何を確認すればいいですか?
金額の大小だけで判断せず、次の5点を確認してください。
- 月額に含まれる作業時間は何時間相当か(時間が短いのに金額が高い、あるいはその逆がないか)
- 実装まで含むのか、それとも「どう直すか」の設計・指示までなのか(設計だけの場合、実際にサイトを直す作業は自社か制作会社が別に行う必要があります)
- 記事の新規執筆が月額に含まれるか、別料金か
- 測定に使うツールのライセンス費用が月額に含まれるか、実費で別か
- 最低契約期間と、自動更新の有無
これらは、契約後に「思っていたより自社でやる作業が多かった」「別料金の範囲が広かった」というすれ違いを防ぐための確認項目です。
チャイ
見積りって、金額だけ見ちゃダメなんですね。
ズッキーニ
そうなんだ。同じ月額35万円でも、実装まで込みなのか設計だけなのかで、実際にやってもらえる中身が全然違うから、内訳を細かく聞くのが大事やちゃ。
現状を知りたい方は無料AEO診断から、費用の内訳をもう少し詳しく相談したい方はAEO(AI検索最適化)支援からどうぞ。
FAQよくあるご質問
Q. AEO対策を外部の会社に頼むと、費用はいくらかかりますか?
費用は、依頼する会社と支援の範囲によって変わります。一般的な相場としてお伝えできる公開データはないため、ここでは当社(トライエッジ)の例で具体的にお伝えします。当社の場合は、初期費用100,000円のSTEP0(診断・測定基盤の構築)と、月額350,000円のAEO支援が基本の組み合わせです。最低契約期間は6ヶ月です。金額の内訳は、診断と測定の仕組みづくり、構造化データとFAQの継続的な設計・実装指示、効果測定、原稿制作、ツールのライセンス費用という5つの要素で構成されています。
Q. 初期費用には何が含まれますか?
トライエッジの場合、初期費用はSTEP0という名前で100,000円、期間はおよそ1週間です。含まれるのは、8つの観点でのAEO診断、測定の仕組みの設定(Bing Webmaster Toolsの登録とAI Performanceの有効化、GA4のカスタムチャネル「AI検索」の設定、Search Consoleの接続、IndexNowの設定)、12ヶ月分の改善ロードマップの3つです。
Q. 月額費用には何が含まれますか?
トライエッジの場合、月額350,000円で17.5時間相当の作業が含まれます。構造化データの設計・実装指示、FAQの設計と原稿、技術対応、メタ情報の最適化、既存記事のリライト指示、CRM連携、月次レポートの7つです。対象AIはChatGPT・Perplexity・Google AI Overviews・Microsoft Copilotの4つで、最低契約期間は6ヶ月です。新しい記事をゼロから書き下ろす作業は含まれず、別途お見積りになります。
Q. オプションの「AI検索可視化」を付けると、いくらになりますか?
AI検索可視化を付けると月額100,000円が追加され、合計で月額450,000円になります。測定ダッシュボードの構築・運用、月次レポート、AI検索経由で訪問した企業の一覧が含まれます。これとは別に、企業を判定するデータベースのライセンス費用(月額30,000〜100,000円・閲覧数に応じた従量制)が実費でかかります。このオプションは単独では契約できず、AEO支援とセットでのみ提供されています。
Q. 見積りをもらったとき、何を確認すればいいですか?
金額だけでなく、月額に含まれる作業時間、実装まで含むのか設計・指示までなのか、記事の新規執筆が含まれるか別料金か、測定ツールのライセンス費用が別途かどうか、最低契約期間と自動更新の有無の5点を確認してください。同じ金額でも、この中身次第で受けられる支援の範囲は大きく変わります。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2026年9月25日公開。