Urizo(ウリゾウ)とは?営業リスト抽出ツールの料金プランと特徴
Urizo(ウリゾウ)は、iタウンページなど複数の外部データベースから企業情報をまとめて抽出できる営業リスト作成ツールです。抽出したデータの重複を自動で排除し、メールアドレスやFAX番号を補完する増強機能を備えます。4つの料金プランの違い、対応環境、無料版の位置づけを整理します。
Urizo(ウリゾウ)は、iタウンページなど複数の外部データベースから企業情報をまとめて抽出し、営業リストとして出力できるツールです。抽出時に重複を自動で排除し、メールアドレスやFAX番号を補完する増強機能を備えています。
企業リストを集める方法は、大きく2つあります。企業のWebサイトから手作業でリストアップする方法と、名簿業者から購入する方法です。前者は手間の割に件数を確保しにくく、後者は件数は稼げるものの1件あたりの相場が高いという難点があります。さらに購入したリストは情報が更新されていないことがあり、担当者の退職や異動でそもそも届かない、ということも起こります。
Urizoは、この「手作業では足りない/購入では高くて古い」という間を埋めるツールです。公開情報を機械的に集めたうえで、掲載されている連絡先を補完し、重複を除いてから出力するため、抽出した件数がそのまま使える件数に近づきます。
この記事では、Urizoの仕組みと参照データベース、4つの料金プランの違い、対応環境、他サービスとの連携方法を整理します。
Urizo(ウリゾウ)とは?
Urizo(ウリゾウ)は、株式会社ラクスが提供する企業リストの抽出ツールです。抽出対象情報は住所やメールアドレス、電話番号などで、営業リストに活用できます。担当者レベルの個人情報は含まれていないため、情報の取扱リスクも軽減されています。
サービスの特徴を、次のセクションで詳しく説明します。
Urizoの仕組みと特徴

Urizoはどうやってリストを収集しているのか
Urizo(ウリゾウ)は、特定の外部データベースから条件に合った企業データをWeb上から抽出してデータを収集しています。さらに、抽出したデータに対して独自の増強機能で個別にチェックし、サイトに掲載されているメールアドレス・FAX番号などを補完しています。こうして、各データベースの情報をリアルタイムでアクティブな情報に更新した状態で、リストを作成しています。
Urizoが参照しているデータベース
Urizo(ウリゾウ)が参照している外部データベースは、2018年9月時点で34サイトあります。そのうち人気のデータベースは、iタウンページ・食べログ・マイナビ新卒です。
ただし、料金プランによって使えるデータベースの種類が異なり、プランに関係なく利用できるのはiタウンページのみです。参照したいデータベースが契約プランで使えるかどうかは事前に確認しておきましょう。
Urizoの強みは増強機能とデータ重複排除機能
Urizo(ウリゾウ)は、前述した増強機能と、データ重複排除機能が強みです。同時に複数のデータベースから情報を抽出しても、最終的な出力CSVでは重複が排除されるため、余計なコストが発生しません。さらに増強機能でアクティブなデータが補完されることで、精度の高いリストを入手することが可能です。
Urizoの料金プランの違い
Urizo(ウリゾウ)は月額課金タイプで、ダウンロード上限数で料金が変わります。また、初期費用として5,000円が一律で発生します。
各プランの月額料金は下記のとおりです(すべて税抜・2024年3月時点)。
| プラン | 月額料金(税抜) | 位置づけ |
|---|---|---|
| ベーシック | 4,980円/月 | まず試したい小規模利用向け |
| スタンダード | 9,800円/月 | 継続的にリストを作る標準プラン |
| プレミアム | 17,800円/月 | 抽出件数と参照データベースを増やしたい場合 |
| スーパープレミアム | 36,200円/月 | 大量抽出を前提とする利用向け |
※プランによって利用できる外部データベースの種類が異なります。ダウンロード上限数と対応データベースの詳細、および最新の料金は公式サイトでご確認ください。
最低契約期間はなく1ヶ月単位での更新が可能です。支払い方法は、クレジットカードと銀行振込の2通りです。
半年払いや1年払いなど、長期分を一括で支払いすると、最大2ヶ月分のツール利用料が無料になります。契約当初から長期の利用を想定している場合は、支払い方法もあわせて検討するとよいでしょう。
Urizo(ウリゾウ)は無料版も提供されています。抽出件数は有償版に比べ少ないものの、使用イメージをつかむため、導入検討時にはお試しされることを推奨します。
Urizoが使える環境
Urizo(ウリゾウ)は、Windows環境にインストールして利用します。利用には、インターネット環境が必要です。Macの場合は、Windows端末を新たに用意するか、Mac環境上にBoot CampやVMwareなどでWindows環境を構築してから利用する必要があります。
その他ツールとの連携

引用:https://www.hai2mail.jp/lpm/brand.php
現状、Urizo(ウリゾウ)とAPI連携などで自動で連携している特別なツールや別サービスはないようです。ただし、同社が別で提供しているサービスでは、抽出したリストを使うことができます。
配配メール
ラクスが提供するCRMのASPサービスです。抽出したCSVファイルを、配配メールにアップロードして使います。ステップメールやフォローメールなどを送ることができます。
FAXDM代行サービス
抽出したリストに対し、営業FAXDMの送信を代行するサービスです。
ただし原稿とリストは依頼者側が用意する必要がありますので、この際にUrizo(ウリゾウ)から抽出したCSVファイルを使うことができます。
DM郵送代行サービス
原稿と宛名印刷、発送までをワンストップでサービス化しており、Urizo(ウリゾウ)から抽出したCSVファイルを利用することができます。
仮に単体でサービスを申し込んだ場合でも、同社側からUrizo(ウリゾウ)から抽出したリストのレンタルが受けられるオプションがあります。
Urizoで得た「生きたデータ」を効率よく活用するには
Urizo(ウリゾウ)は、外部のデータベースからデータを参照するだけではなく、独自の増強機能を使ってデータの最新性を担保しているため、生きたリストへのアプローチを行うことができます。
しかし、最新の生きたデータを保有していても、適切な方法で活用できなければ意味がありません。抽出したCSVをそのまま配信ツールに流し込むだけでは、既存顧客に新規案内を送ってしまう、同じ企業に別々の担当者から連絡が行く、といった事故が起こります。抽出したリストをCRMに取り込み、既存顧客と突き合わせたうえで、誰にいつ何を送るかを決める工程が必要です。
トライエッジでは、こうしたデータの整理方法やCRM・MAツールの運用設計、マーケティング施策の立案を支援しています。抽出したリストを成果につなげる仕組みを整えたい方は、CRM導入・運用支援をご覧ください。
FAQよくあるご質問
Q. Urizo(ウリゾウ)とは何ですか?
Urizo(ウリゾウ)は、株式会社ラクスが提供する企業リストの抽出ツールです。iタウンページなど複数の外部データベースから、条件に合う企業の住所・メールアドレス・電話番号などをWeb上から自動で収集し、CSVとして出力できます。抽出されるのは企業単位の公開情報で、担当者レベルの個人情報は含まれないため、情報の取扱リスクを抑えやすい点も特徴です。
Q. Urizoの料金はいくらですか?
月額課金で、ダウンロード上限数によって4つのプランに分かれます。ベーシック4,980円/月、スタンダード9,800円/月、プレミアム17,800円/月、スーパープレミアム36,200円/月(いずれも税抜・2024年3月時点)。加えて初期費用が一律5,000円かかります。最低契約期間はなく1ヶ月単位で更新できます。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
Q. Urizoはどのデータベースから企業リストを抽出できますか?
参照している外部データベースは2018年9月時点で34サイトあり、よく使われるのはiタウンページ、食べログ、マイナビ新卒などです。ただし、利用できるデータベースの種類は料金プランによって異なり、すべてのプランで共通して使えるのはiタウンページのみです。使いたいデータベースが契約予定のプランに含まれているかは、申し込み前に確認しておく必要があります。
Q. Urizoの評判・強みはどこにありますか?
評価されやすいのは、増強機能と重複排除機能の2つです。増強機能は抽出したデータを個別にチェックし、サイトに掲載されているメールアドレスやFAX番号を補完します。重複排除は、複数のデータベースから同時に抽出しても最終的なCSVでは重複が取り除かれる仕組みで、同じ企業に二重課金されません。一方、Windows専用である点とプランごとの利用可能データベース差は事前確認が必要です。
Q. Urizoは無料で使えますか?
無料版が提供されています。抽出できる件数は有償版に比べて少ないものの、実際の操作画面や抽出されるデータの内容、増強機能でどこまで連絡先が補完されるかを確認できます。プランごとに使える外部データベースが異なるため、どのデータベースを使うのか、必要な件数がどれくらいかを見極めてから有償プランを選ぶほうが無駄がありません。導入検討時にはまず無料版を試すことをおすすめします。
Q. UrizoはMacで使えますか?
そのままでは使えません。Urizoはソフトウェアをインストールして利用する形式で、動作環境はWindowsのみです。Macで使う場合は、別途Windows端末を用意するか、Mac上にBoot CampやVMwareなどでWindows環境を構築する必要があります。いずれの場合もインターネット接続が必要です。
Q. Urizoで抽出したリストは他のツールと連携できますか?
API連携で自動的につながる特別なツールは公表されていませんが、抽出したCSVファイルを他サービスに取り込む形での活用はできます。同じくラクスが提供する配配メールにCSVをアップロードしてステップメールやフォローメールを送る、FAXDM代行サービスやDM郵送代行サービスの宛先リストとして使う、といった使い方が可能です。
出典・執筆:株式会社トライエッジ/森本 貴行(CRM/営業戦略)。 2024年3月29日公開/2026年8月11日更新。