HubSpot 2023年4月のアップデート:ポップアップCTAのベータ公開とワークフローの整理機能
2023年4月のHubSpotアップデートの目玉は、ポップアップCTAのベータ公開です。訪問者が7秒滞在した後や一定の割合までスクロールした後といった表示条件を選べます。ブログのドラッグアンドドロップ編集や、分岐の重複を減らすワークフローの整理機能も紹介します。2023年4月時点の情報です。
2023年4月のHubSpotアップデートの目玉は、ポップアップCTAのベータ公開です。訪問者が7秒滞在した後に表示する、一定の割合までスクロールした後に表示するなど、出すタイミングを条件で指定できるようになりました。
もう1つ、運用が長い組織ほど効くのが**「ワークフローを整理」機能**です。分岐条件が重複しているワークフローを自動で簡素化してくれます。
この記事は2023年4月時点の情報です。 HubSpotは毎月機能が更新されるため、機能名・画面の位置・対象プランは現在と異なる可能性があります。設定する前に、最新の仕様をHubSpot公式のヘルプで確認してください。
ポップアップCTAで何ができるようになりましたか?
対象となるプラン:Marketing Hub Starter以上、およびContent Hub(当時の名称はCMS Hub)Starter以上
ウェブサイトに表示するポップアップを、テンプレートから、またはゼロから作成できるようになりました。 マーケティング → リード情報の収集 → CTA、の順に進み、右上の「作成」ボタンから始めます。
表示オプションが充実しているのがこのアップデートの中心です。訪問者が7秒滞在した後に表示する、一定の割合までスクロールした後に表示するといった条件を選べます。


効くのは、記事を読みに来た訪問者に資料請求や問い合わせを提案する場面です。開いた瞬間に出すと離脱を招きますが、滞在時間やスクロール量を条件にすれば、読んでいる人にだけ出せます。 リード獲得の設計全体はリードジェネレーションで扱っています。
ブログ記事はドラッグ&ドロップで編集できますか?
対象となるプラン:全て
マーケティング → ウェブサイト → ブログ から作成する記事を、ドラッグ&ドロップで編集できるようになりました。 要素の並べ替えや配置を、完成イメージに近い画面のまま操作できます。

公開してから見え方を直す往復が減るのが実務上の利点です。記事の中身の作り方についてはAEO(AI検索最適化)支援もあわせてご覧ください。
「ワークフローを整理」する機能は何をしてくれますか?
対象となるプラン:すべてのHubのProfessional以上
自動化 → ワークフロー から、ワークフローの構造を自動で整理できるようになりました。
分岐が複数入っているワークフローで分岐条件が重複している場合に「整理」ボタンが点灯します。 実行すると不要な分岐やステップが減り、フロー図が読みやすくなります。

効くのは、運用しながら分岐を継ぎ足してきたワークフローです。作った本人以外が読めない状態になっていると、改修も引き継ぎも止まります。ナーチャリングの自動化を組んでいる場合はリードナーチャリングの設計とあわせて見直すと整理しやすくなります。
2023年4月のアップデートは、何から手をつけるとよいですか?
役割ごとに分けると次のようになります。
- マーケティング担当:ポップアップCTAを1本作り、滞在7秒とスクロール条件の2パターンで比較する
- コンテンツ担当:既存のブログテンプレートがドラッグ&ドロップ編集に対応しているか確認する
- 運用管理者:Professional以上を契約している場合、稼働中のワークフローで「整理」ボタンが点灯していないか一通り確認する
ポップアップCTAは当時ベータ版のため、本番サイトで使う場合は挙動の確認から始めるのが安全です。ベータ版の申請方法はHubSpotの新機能をいち早く利用する方法にまとめています。
この月の他のアップデートはどこで確認できますか?
HubSpotの製品アップデートは毎月まとめて公開されています。ここで取り上げた3件以外の内容や、その後の仕様変更については、HubSpot公式のヘルプおよび製品アップデートのページで確認してください。
アップデートは製品・機能・プランごとに対象が分かれています。自社の契約内容と運用状況に照らして、使えるものだけを拾うのが現実的です。
HubSpotの設定や運用設計のご支援はHubSpot導入支援とCRM導入・運用支援で行っています。ご相談はお問い合わせよりお願いします。
FAQよくあるご質問
Q. 2023年4月のHubSpotアップデートで、特に影響が大きかったのは何ですか?
ポップアップCTAのベータ公開です。マーケティング、リード情報の収集、CTAの順に進み、右上の作成ボタンからテンプレートを選ぶかゼロから作成します。訪問者が7秒滞在した後に表示する、一定の割合までスクロールした後に表示するなど、表示タイミングの条件を選べる点が特徴でした。
Q. ポップアップCTAの表示条件にはどのようなものがありますか?
公開当時に紹介されていたのは、訪問者が7秒滞在した後に表示する、ページを一定の割合までスクロールした後に表示するといった条件です。読み始めてすぐに出すか、読み終わりに近づいてから出すかを分けられるため、記事の途中で離脱させずに次の行動を促す設計ができます。表示条件は目的ごとに変えて比較するのが有効です。
Q. ブログ記事をドラッグアンドドロップで編集できますか?
2023年4月のアップデートで対応しました。対象は全プランです。マーケティング、ウェブサイト、ブログの順に進んで作成する記事を、要素をドラッグアンドドロップして直感的に組み立てられます。画像やテキストの配置をプレビューに近い状態で調整できるため、公開後に見え方を直す往復が減ります。
Q. ワークフローを整理する機能は何をしてくれますか?
対象は各HubのProfessional以上です。自動化、ワークフローの順に進み、分岐が複数入っていて条件が重複しているワークフローでは整理ボタンが点灯します。実行すると不要な分岐やステップが自動で減らされ、フロー図の見通しが良くなります。分岐を継ぎ足して育てたワークフローほど効果が出ます。
Q. この月のアップデートは、今も同じ仕様ですか?
この記事は2023年4月時点の情報のため、現在の仕様は確認できていません。ポップアップCTAは当時ベータ版として公開されたものです。HubSpotは毎月アップデートを公開しており、機能名・メニューの位置・対象プランが変わることがあります。設定する前に、HubSpot公式のヘルプで最新の内容を確認してください。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。